*岩茶について
無類のお茶好きのわたしですが、
神戸の岩茶荘での岩茶との出会いは
ある意味衝撃でした。
店主さま自ら若い頃に
お茶に酔うという経験をされて、
それが忘れられず探し求めて
探し当てたのが
この岩茶と言われるものでした。
そしてわたしもその「お茶に酔う」という
忘れられない体験をし、
また、
私自身の専門は「うつわ」でもありましたから、
この岩茶との、言葉にならない深い繋がりを感じました。
すでに私の手元には
岩茶をいただくための器の数々が
手元に調っていたのでした。
そしてそのうつわのままに
岩茶を淹れる『あそび』の豊かさに
心振えました。
運命的な出会いが
ここにあったことを思っております。
*
お茶の薬効は様々言われますが、
氣を読み
そのときどきの状況に合わせ
処されるお茶を飲む。
これはまたわたしがおこなう氣功にも
通ずる道でもありました。
*
すべてがここに集約されました。
新鮮な地元の山に湧く湧き水を用いて
お淹れさせていただきます。
人の体は素直に
これらお茶に映された氣流に反応して”響き合う”
その体験をぜひ楽しんでいただきたく毎回これまで
ご縁ありますかたがたにお越しいただいております。
*岩茶とは
現在、世界遺産に指定されている武夷山の
限られた範囲で採られるものだけを
岩茶と認定されるとのことで、
かつては皇帝だけが召し上がる秘蔵のお茶でありました。
なかでも現代では
自然農と認定されるには、
日本よりはるかに厳しい規定を守られたものだけに
認められるとのこと。
これまで丁寧に何種類かの岩茶をいただいて来ましたが、
それぞれの岩茶たちはそれぞれの環境で、
いずれも人の手で丁寧に育てられて、
月日をかけて茶葉の様子を見ながら
最適に何度も何度も炭火で焙煎にかけられ
(中には茶葉を休ませながら
2年間かけて5度の焙煎を経たものも)、
現地での試飲を経てのち茶葉を崩さないよう
細心の注意をかけて日本へと運ばれ
そうしてわたしの手元に来てくれた岩茶たち。
それぞれに個性が異なってどれも大好きです。
茶会瞑想ではその時々に合わせた岩茶を、
こちらでご用意させていただいています。
茶会瞑想で使用する茶葉は全品無農薬無肥料のものになります。
*
岩茶が採れる武夷山系の写真を初めて見たとき、
ここに弁天さまがいる、と感じました。
武夷山。写真はお借りしました
岩茶の育つ環境は、
日本の茶畑とは異なるようで、
日もほとんど当たらないような
湿度の高い岩盤の上に茶畑があり、
岩茶はそもそもここに
野生で生えてた木を増やして茶畑となりました。
太古には仙人が開いた伝説の山でもありました。
生命の力が一杯宿ってる大変貴重なお茶となります。
茶葉は、一煎目、二煎目、三煎目、四煎目・・と
煎ごとに味わいに変化をもたらし
朝、急須に入れた茶葉で
差し湯を繰り返してその日のほぼまる一日、
渋くも不味くもならずにお茶を楽しむことができます。
茶葉の力はもとより、
何度も月日をかけて手間暇かけて、
茶葉を休ませながら
煎じることを繰り返しています。
(手作業・自然農のものを
今回この茶会瞑想ではご用意しています。)
また新茶よりも何年も寝かせたお茶のほうが
高価でより取り引きされることも
「熟成させることの意味を味合わせるお茶」
であることが分かります。
*茶器について
急須から茶海と呼ばれる片口のうつわに
注ぐ滝の氣流を纏わせる淹れ方は
セオリツヒメの氣流を纏う淹れ方に成ります。
この急須の内側には、釉をかけておらず、
直接純金彩を施し750℃以上で焼付いたしました。
日本の国土は主に
金脈の上に川が流れる構造になっており、
故に日本の水が繊細で清らかであることの
要因ともなっているとの研究がなされています。
そのことを踏まえて、
龍が金脈をすべるようにして
急須から流れ落ちる湧き水にて、
この茶会のお茶はお淹れします。
そうして淹れた岩茶を初めて飲んだ時、
その素晴らしい振動に
わたし自身、言葉になりませんでした。
このお茶の為に作られた急須だとはっきり感じました。
お茶と急須との、感動的な出会いがあり、
ご縁ある皆様にぜひ味わっていただきたいと思いました。
ご縁ありますかたのお越しをお待ちしております*