ミガス

コアなスペインの家庭料理「ミガス」。
以前友人のカルメン宅でカルメンの伯父さんマノロから
教わって一度作った事がある料理です。
今回は町外れの別荘にみんなで集まって大鍋で作りました。

レシピは簡単だけど現代では実際に作る人がいなくなってきていると言う古き良き
幻のコアな家庭料理(ホントか?)。。。家庭料理となる以前、羊飼いが野宿する時に
固くなってしまったパンを使って作ったのがその始まりだと言われています。

材料は固くなったパン、水、塩、ニンニク。
後はオリーブオイルでひたすら炒めるだけ〜。


その1

前もってパンは水に漬して柔らかくしておく。
材料を全て放り込んだら後は休まずひたすらかき混ぜる。
写真は作りはじめて2時間が経過したところ。

その2

今回は量が多いので時間がかかってますが
家庭用の鍋程度の量なら40分程で出来るとの事。
香ばしい焦げ目をつけてはまたかき混ぜる。
こういう大鍋料理をすると必ず鍋奉行ならぬ
ミガス奉行が現れるのは何処の国も一緒(笑)。


その3

一方ではチョリソー茹でてます。
ミガスには御飯バージョンとおやつバージョンがあり
御飯時はチョリソーやラバナス(ラディッシュ)を
友にして頂き・・・

その4

そしておやつの時には写真のようにチョコレートを
かけて頂くのです。にんにく味とチョコ?と
思うなかれ。なかなか駄菓子的な風味で旨い。
私は案外何もかけないのも好き。強いて言えば
ベビースターラーメンを思い出す味かも?!
後ひきます。