サルモレホ

サルモレホはコルドバの夏の料理です。
サルモレホに沢山水を入れてスープ状にしたものをガスパチョといいます。
サルモレホは別名カマ・レホス/遠いベッド ともいい
食べ過ぎると夜中水が飲みたくなりベッドを離れる事しばしばというところから
なかなか寝つけない=ベッドが遠い、でカマ・レホスなのだそうです。
なのでいくらおいしくても食べ過ぎ注意。

作る家庭によって味付けや多少材料が異なって来ますが、そこが家庭料理のいいところ。
良いトマトが手に入ったのでサルモレホのベースを作ってみました。
あとはお好みで豆やゆで卵、生ハムを刻んだものなどをいれて食べます。

ミキサーがなかったので昔ながらの方法でひたすらすり鉢でごんごん潰してつくりましたが
トマトが主張していてなかなかこれもよかったです。
ミキサーを使うともっとペースト状です。
ちなみにこの陶器のすり鉢は「今日サルモレホを作るんだー」と言ったら
お隣の陶工房の親方ホアンさんがプレゼントしてくれました*



その1

新鮮なトマトをすりばちで
ごんごん潰します。
トマトを湯せんにかけて
皮をむいておいてもいいかも。

その2

固くなったパンを前もって
水に浸してやわらかくしておき

潰したトマトと混ぜます。
さらにすり棒でごんごん潰す。


その3

最後に一片のニンニクを
すりおろして、塩、ビネガー、
オリーブオイルをお好みで加えて
出来上り。カンタンおいしー*