マダレナづくり
〜セマナサンタ/聖週間の準備〜
2004年4月2日


アンダルシアのセマナ・サンタは一年のうちでも最も大事な宗教的行事です。
セマナ・サンタを迎えるにあたって、
各家庭ではいろいろな伝統菓子が作られます。そのひとつがマダレナ。
ラ・ランブラのパン屋さんがこの時期皆に薪窯を貸し出してくれます。
だから町の奥さん方がマダレナを焼きに集まってくるのです。

マダレナの材料一覧。
小麦粉、砂糖、膨らし粉、
卵、オリーブオイル、
レモンの皮のすりおろし、牛乳。
分量は・・今回量が膨大すぎて
把握できませんでした〜(爆)

パン屋さんへいく前に
生地は自宅で作っておきます。


始めに卵の黄身と白身を分ける。
しかしたらいで作るのか!でかい。

今日のお菓子づくり指導は
トリニとそのママのカルメンです。

黄身の方にオリーブオイルを入れる。

オリーブオイルは、
あらかじめオレンジまたはレモンの皮を入れて
皮が黒くなるまで熱して冷ましたもの。
こうするとオリーブオイルの苦味とにおいが
とれてお菓子作りに良いのだそうです。


『手伝う〜手伝う〜』のアルバロ。
砂糖を入れるのを任命されてご満悦。

お次は小麦粉。
よくかき混ぜます。

さて白身の方はつのが立つまでひたすら泡立てる。

膨らし粉入れます。2種類。
効能が違うらしいけど
説明されてもいまいちわからんかった。
ティグレと呼ばれてた右の箱、
タイガーバームみたいな箱のデザイン。

牛乳入れもアルバロが。
お菓子作りといえば
必ず手伝いたいアルバロ。

まぜまぜ。(これは黄身の方ね)

良く混ざったら
つのをたてた白身を入れて混ぜます。

全部の材料が良く混ざった状態。
しかし大量につくりましたね。

さて、これを薪釜のパン屋さんまで
皆で運びまーす!
なんだか一大事になって楽しいぞ・