MIERCOLES SANTO
聖水曜日
今日は2つのパソ/神輿がでます。
一つは上の写真の”エスペランサ/希望”のマリア像と
もう一つは柱に繋がれ鞭で打たれる場面を表す”ラ・コルムナ/柱のキリスト像”。



柱に繋いだキリストにびしばしと鞭でおしおきするローマ兵のパソ/神輿。
当時キりスト自身は自分の教えを「キリスト教」という一つの宗教としてはとらえてなかった。
ユダヤ人しか救われないと言うユダヤ教の教えに反して「神は全ての人を救う」と説いたのでした。

左のほっかむりが典型的なコスタレロ(神輿の担ぎ手)のスタイル。
右のおじさんは神輿をたたいたり大声をかけたりして先導する役の人。
お神輿が出てる間中『もっと屈んで!』『ゆっくり』『もっと右!』などなど
お神輿に隠れて前が全く見えないコスタレロ達の為に声をかけたりお御輿を叩いて合図して先導するのです。
(お神輿を叩く合図も決まっていて3回叩くと担ぎ上げる、など。)

上:教会前のコスタレロの少年。
右:今日の行列は子供の参加者が多かった。
  水曜日の頭巾の色は緑ですね。


エスペランサのお神輿がでるといきなり周りが華々しくなる。顔が上品で彫刻も気に入ってます。

エスペランサの後ろ姿。巨大マント。
担がれているので左右にわっさわっさと揺れています。