SABADO SANTO
聖土曜日(朝)
ラ・ランブラでは本来土曜日の朝はプロセッション/行列はありません。
でも今年は特別。

金曜明け方雨で時間短縮されたぶん、残った道程を歩く為、今朝プロセッションがありました。
今日は晴天。



突然の変更の今朝のプロセッション。
ブラスバンドの音にネコも町の人もおどろいて通りに出てきました。


登り坂。要所要所で待ち受けてるコスタレロ/担ぎ手 と交代しながら少しずつ登ってきます。
交代を待ち受けてるコスタレロのおじさんに『ほらほら来たよ、シャッターチャンスだよ!』
といわれて撮った一枚。『その写真あとでみせてね。』といっておじさんは交代でパソを担いでいきました。


今日のパソは衣装もなし。
急きょだったので昨夜の汗をすった衣装がつけられなかったのでは。
私服のコスタレロ、これは
かなーり珍しいケース。

ボタフメイロ(香炉)を振って
パソの行く手を浄めるのは
子供達の役目。


マグダラのマリアは女の子のコスタレラのパソです。
ともだちのスーシーが担ぎながらMAJO〜
!と声をかけてくれました。かっこいいなぁ。


左の少女はマリアのパソの為に
ボタフメイロを振っています。
お香のイイ匂いがあたり一面に漂う。
写真ではバンドの音と匂いが伝わらないのがざんねん。


コスタレロ交代のため中の人に声をかける。

上写真:
パソの先導者。
パソ正面についてるノッカーで出発の合図を送ります。

右写真:合図を受けてよいしょっ!
とパソを持ち上げた瞬間。
コスタレロたちの足が除いています。


ブラスバンド。
今日の指揮者もコーラス隊のフェルナンドです。

そしてやっぱり行列の後に続くひとびと。


そしてやっぱり最後につづく出店の屋台なのでした。


今日のプロセッションはたぶん前代未聞の私服姿。
そのせいだと思うのですが厳粛ムードが半減してかなり庶民的?なプロセッションでした。
セマナ・サンタの衣装にはそういう効果もあったんですね。
夜のプロセッションも神秘的でいいけど昼間というのも一転して晴天のもとですがすがしさがよかった。
しかしゴルゴダの丘を登るキリスト=すがすがしい はやっぱり成り立たないか。