LUNES SANTO
聖金曜日(夜)
今朝から引き続き厚くたれ込める雲。
私が一番好きな今日のプロセッション、出発まぎわに小粒の雨。
中止となってしまいました。かなり残念。
私にとって今日のキリストは一番ドラマチックで印象強いイマーヘン/彫像なのです。



出発はコンベント/修道院からでした。
修道院の入り口の左右に、
ここに納められている磔刑のキリスト像とロサリオのマリア像のタイル画が飾られています。


磔刑のキリストとビルヘン・ドローレス(マリア)像。
厳かな感じですがやはり中止になったため多くの人が押し掛けて
お正月の浅草寺状態でした。


ドローレス。
水曜日のエスペランサと同じくらい好きな像。


ドローレスのお神輿台の銀装飾。職人さんの腕の見せ所です。


上手く説明できないけどこのキリスト像は何か特別な感じがする。
プロセッションが中止になって至極残念。


*おまけその1*

同じ教会の片隅になんとこの前の日曜日に見逃したプロセッションのパソ『ボリキータ』が
納められていました。ロバに乗ってキリストがエルサレムの町に到着した場面です。


同じく月曜日に見のがしたロサリオのパソも片隅に。
出番が終わったのでロウソクも消えています。
これはキリスト物語一番最初の場面のマリアです。まだ穏やかな表情をしています。


*おまけその2*
今日のプロセッションが中止になり、しょんぼり帰宅する途中、気分転換にと
パロキア教会の前を通った。
ホントならここで今日のマリア像『ドローレス』と
水曜日のマリア像『エスペランサ』の対面式が行われるはずだった。
ふと見るとパロキアの扉が開いているので何だろうとちょっと除いてみた。
そこにはロウソクがともされて準備されたエスペランサのほかに、そうそうたるイマーヘン/彫刻たちが
一同に介していたのです。うれしい偶然に喜び勇んで観光客状態で撮影させてもらいました。
と言うわけでそのパロキア教会内のおまけの写真達へは下の写真クリックでとびます。