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出発前〜
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マンハリン 〜 
  
フエンテス・ヌエバス
フエンテス・ヌエバス
   
オ・セブレイロ
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サンチャゴ巡礼道

El Camino


キリスト教三大巡礼地の1つとされる
北スペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラ。
9世紀の始めイエスの弟子の1人である聖ヤコブの遺骨が発見されたとして
聖堂が建立されたのがサンチャゴ・デ・コンポステーラの始まり。
santiago とは聖ヤコブのこと。

聖地サンチャゴへ向かう巡礼道は中世よりヨーロッパ各地におかれた。
その最古のものが el camino/エル・カミーノと呼ばれるフランスから続く巡礼道。
巡礼道沿いには中世の風情を残す村がいまでも多く残っている。

エル・カミーノは地球のレイ・ライン(光りの線)上にあり
(太陽の道すじに関係したラインで主に宗教上重要なラインとされ、特に強い
磁場となっているそう。日本の寺社もレイ・ラインに密接な関係がある)
また中世の巡礼者は天の川の西端にサンチャゴ・デ・コンポステーラがあると
天の川を目印に歩いたので別名『星の巡礼道』とも呼ばれている。
その魅力は宗教を越え、スピリチュアルなものとして
現在も世界各地からの巡礼者をひきつけている。

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2003年8月13日〜27日の15日間、アストルガから出発し
サンチャゴ・デ・コンポステーラまでの約258,7kmを歩きました。
日常とかけはなれた巡礼と言う環境。全てがシンプルで超感覚的な体験でした。

(2004.3. MAJO)