前回開催1月の茶会瞑想では
関西からご参加下さった方もおられて
ご遠方からありがとうございました。
開催させていただくたびに
工房にお越しくださる方々とのご縁を本当にありがたく思っています。
先月はお休みいただいておりました。
今月3月はこれまでの茶会瞑想の雰囲気とはすこし趣向を変えてみます。
現在大きな時代の転換期にあって
すこしお疲れぎみのかたも多いように感じられて、
癒しをテーマに開催したいと思います。
少しのお喋りと、
それから
アルクトゥルスの癒しのエネルギーを土の弦楽器の響きにのせて、
おだやかなときを岩茶とともにおたのしみいただこうと思います。
*茶会瞑想 定員3名様まで
開催日時
3月22日(金)一粒万倍日 13:30~15:00
3月30日(土)弁天様巳の日 13:30~15:00
会費
お一人様3500円(税込・お茶菓子付)
会場は逗子の工房イソラとなります。
(お申し込みいただいた方に詳細お送りいたします)
茶会瞑想にお申込みいただけるかたは
下記のいずれか一つ以上に該当される方になります。
*2022年以降MAJO作品をお迎えされたことのあるかた(net shop含みます)
*私のエネルギーセッション(リトリート等コラボ企画含む)をお受けになったかた
お連れ様と2名様でお越しの場合は
片方の方が該当されればお申し込みいただけます。
お申込みは下記メールまでお願いいたします。
majo@bv.moo.jp
お申込みいただきました後24時間以内にご返信いたします。
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*岩茶について
無類のお茶好きのわたしですが、
神戸の岩茶荘での岩茶との出会いはある意味衝撃でした。
店主さま自ら若い頃にお茶に酔うという経験をされて、
それが忘れられず探し求めて探し当てたのがこの岩茶と言われるものでした。
そしてわたしもその「お茶に酔う」という忘れられない体験をし、
また、
私自身の専門は「うつわ」でもありましたから、
この岩茶との、言葉にならない深い繋がりを感じました。
すでに私の手元には
岩茶をいただくための器の数々が手元に調っていたのでした。
そしてそのうつわのままに
岩茶を淹れる『あそび』の豊かさに
心振えました。
運命的な出会いがここにあったことを思っております。
*
お茶の薬効は様々言われますが、
氣を読み
そのときどきの状況に合わせ
処されるお茶を飲む。
これはまたわたしがおこなう氣功にも通ずる道でもありました。
*
すべてがここに集約されました。
新鮮な地元の山に湧く湧き水を用いてお淹れさせていただきます。
人の体は素直にこれらお茶に映された氣流に反応して”響き合う”
その体験をぜひ楽しんでいただきたく、
満を持して本年6月よりのこの茶会瞑想の開催とあい成り
毎回これまでご縁ありますかたがたにお越しいただいております。
*
岩茶とは。
現在、世界遺産に指定されている武夷山の限られた範囲で採られるものだけを
岩茶と認定されるとのことで、
かつては皇帝だけが召し上がる秘蔵のお茶でありました。
なかでも現代では自然農と認定されるには、
日本よりはるかに厳しい規定を守られたものだけに認められるとのこと。
これまで丁寧に何種類かの岩茶をいただいて来ましたが、
それぞれの岩茶たちはそれぞれの環境で、
いずれも人の手で丁寧に育てられて、
月日をかけて茶葉の様子を見ながら
最適に何度も何度も炭火で焙煎にかけられ
(中には茶葉を休ませながら2年間かけて5度の焙煎を経たものも)、
現地での試飲を経てのち茶葉を崩さないよう細心のちゅうおをかけて日本へと運ばれ
そうしてわたしの手元に来てくれた岩茶たち。
それぞれに個性が異なってどれも大好きです。
茶会瞑想ではその時々に合わせた岩茶を、
こちらでご用意させていただいています。
茶会瞑想で使用する茶葉は全品無農薬無肥料のものになります。
*
岩茶が採れる武夷山系の写真を初めて見たとき、
ここに弁天さまがいる、と感じました。
岩茶の育つ環境は、日本の茶畑とは異なるようで、
日もほとんど当たらないような湿度の高い岩盤の上に茶畑があり、
岩茶はそもそもここに野生で生えてた木を増やして茶畑となりました。
太古には仙人が開いた伝説の山でもありました。
生命の力が一杯宿ってる大変貴重なお茶となります。
茶葉は、一煎目、二煎目、三煎目、四煎目・・と味わいに変化をもたらし
朝、急須に入れた茶葉で差し湯を繰り返してその日のほぼまる一日、
渋くも不味くもならずにお茶を楽しむことができます。
茶葉の力はもとより、
何度も月日をかけて手間暇かけて、
茶葉を休ませながら煎じることを繰り返しています。
(手作業・自然農のものを今回この茶会瞑想ではご用意しています。)
また新茶よりも何年も寝かせたお茶のほうが高価でより取り引きされることも
「熟成させることの意味を味合わせるお茶」であることが分かります。
*
茶器について。
急須から茶海と呼ばれる片口のうつわに注ぐ滝の氣流を纏わせる淹れ方は
セオリツヒメの氣流を纏う淹れ方に成ります。
この急須の内側には、釉をかけておらず、
直接純金彩を施し750℃以上で焼付いたしました。
日本の国土は主に金脈の上に川が流れる構造になっており、
故に日本の水が繊細で清らかであることの要因ともなっているとの研究が
なされています。
そのことを踏まえて、
龍が金脈をすべるようにして急須から流れ落ちる湧き水にて、
この茶会のお茶はお淹れします。
そうして淹れた岩茶を初めて飲んだ時、
その素晴らしい振動にわたし自身、言葉になりませんでした。
このお茶の為に作られた急須だとはっきり感じました。
お茶と急須との、感動的な出会いがあり、
ご縁ある皆様にぜひ味わっていただきたいと思いました。
ご縁ありますかたのお越しをお待ちしております*