うさぎとさくら ~点滴堂企画展

今日はだいぶん暖かでしたね。
屋根の上で昼寝していたらあまりに熱くなってびっくりしました。

地元の海の際の桜の花がほころび始めました。

現在お世話になっております点滴堂さんの企画展「うさぎとさくら」
明日31日までとなります。
すでに作品たちお迎えいただいておりますこと
ほんとうに心から感謝いたします。
 
会期も作品も残り少なくなっておりますが、
現在会場にてご覧いただけます作品からご紹介させてくださいね。

今回は作品につける飾りを精麻を撚ってお付けいたしました。

ようわん水をベースにした目黒不動尊の新年の火の浄化の湧水を合わせて
精麻を撚るのに使用しました。
精麻を部屋にひろげたとたん
あたり一面ふわあっと清涼な空気に変わるのが分かります。
お水を手に付けることも気持ちよくて、
陶芸もそうですし、
こうして精麻を撚るのも、自然のちからをいただけることに感謝の気持ちでいっぱいです*

こちらたまの作品はのこりおひとつとなりました。
長くなびく精麻をお部屋に飾るだけで浄化感があります。
コノハナ盃とイワナガ盃。
手前は「すずとおまもり 山桜」。
竜と兎のエネルギーはおなじであること、
3月25日満月の富士山の泉での
祝いの儀にお越しくださった
代々言霊使いの御家系の方より教えていただきました。

ちいさな盃はコノハナサクヤヒメとイワナガヒメの杯。
二柱(ふたはしら)の女神は同一神ともいわれていますが、
それもそのはずで、その源は地球創生の女神たちのうちのふた柱であること。
海のように熱く溶けたマグマオーシャンをイワナガヒメが司り
そのマグマの上に湧く湧水にはコノハナサクヤヒメがおられます。
去年11月に富士山公式ガイドのトヨタマヒメさんに
「コノハナサクヤヒメ」と「泉」のキーワードで富士山をご案内いただいたあの日、
魂の奥深くで、この地球に生まれた者としてはっきりと理解したことでした。

先日の富士山での祝いの儀が行われた場所はそういった地球創生の女神たちが祭られている、別の言葉で言えば「竜宮」に繋がるとても大切な場所でした。

古事記などではイワナガヒメが「みにくい」とされていますが、
マグマのあかあかと輝くその様子は
あまりに眩しくて熱くてとても直視などすることができない、
という意味ですから、
「みにくい」というのは「みづらい」という意味なのですよね。
輝きに満ちたイワナガヒメと、ゆたかなお母さんコノハナサクヤヒメが
この二柱の真の姿だと富士山でようくわかったのでした。

今日のうみさんぽにて。
富士山、さくら色でした。

 
◆点滴堂企画展
 『うさぎとさくら』
3月20日(水)~31日(日)
12:30~20:00 月・火定休
会場:点滴堂
東京都武蔵野市中町1-10-3 2F
tel.090-6796-5281
 
**点滴堂HPより**
三鷹駅 北口 歩いて5分、
「点滴堂」はギャラリースペースのあるブックカフェ。
ちいさな店内にぎっしり詰まった書棚の古本はすべて販売してます。
作品の展示を楽しみつつ。
お気に入りの1冊を選びながら。
おいしい珈琲・紅茶をご賞味ください♪

企画展「うさぎとさくら」ラスト1日*お越しを待ちしております*
 
 
 

 

25日、それから

25日の富士山のマナの泉での祝いの儀は、
私がこの地上に生まれてやると決めて来た事の一つだったようで
そこからの展開が、堰を切ったようにすさまじくて
その膨大な出来事の内容をなかなかまとめて書き記すことができておりません。
 
翌26日は神戸の西宮からわざわざこの祝いの儀に駆けつけて下さった方と、
中華街で会う約束になっていました。
 
前日の祝いの儀の直会のときに
千穂さんが皆さんにお渡しされたカードを
私も一葉いただいたのですが、
そのカードに書かれていた宇宙文字を指でなぞっていたら
「26」という数字が何度もチカチカと浮かび上がってくる。
26・・何の数字だろう?今日のこと?等、思っていたら、
この文字を読み解く術が心に降りてきたのでそのようにしたら、
『一之宮』
『瀬織津姫』(←漢字で)
ふたつの言葉が浮かび上がってきたので、
調べてみると、
ちょうど西宮の方と待ち合わせをしている喫茶店から、
電車で13分ほどの場所に横浜の一之宮があり、
なんとそこに瀬織津姫が祭られていることが分かりました。

中国茶のお店にて。
おだんごにも赤ちゃんたちが*

待ち合わせ場所の喫茶店に着くなり
わたしはこのことを西宮の方に話しますと
『それは行くしかないでしょう』と即答。
 
そんなわけで暴風雨のなか、ふたりで一之宮に向かいました。
 
降りた駅は「新子安」。
そのあたり一帯の地名はふるくから「子安」と呼ばれていて
前日の小さな竜たちの誕生のセレモニーにつながります。
 
駅から少し歩くと顕れたのは、オリーブの園。

おりしもセマナ・サンタの真っただ中のこの日、
受難のイエスがゲッセマネの園で祈りをささげる場所を彷彿とさせます。
(しかもご丁寧に「丘」までありました。)
今回の富士山の一連の流れ(諏訪の流れからきています)のバックボーンに
イエスのエネルギーを感じていましたから
ふたりでこれは何なの??と園と丘の出現になんとも驚きつつも
歩を進めると、ほどなくして一之宮に到着。
 
境内のお社ひとつひとつにごあいさつして行きますと、
お呼び下さったのはミズハノメノカミだということがわかりました。
境内には西宮から勧請されたと書かれた蛭子さんのお社もあり、
お稲荷さんなのだけど弁天様を感じるお社もあり
富士山のマナのお水を西宮の方がちょうど持っていらしたので、
(ホテルをチェックアウトして昨日からのお荷物すべて持っていたので)
お繋ぎさせていただきました。

拝殿ではお参りさせていただいた後にふたりとも
背中に何かずーーんとしたエネルギーを感じ、
これはなに?と顔を見合わせ。
『よく来た、ごくろうさま。これからの旅の無事を祈る。』
といった内容のねぎらいのことばを受け取りました。
これまでここに幾多の漁師さん、船乗りさんたちがお参りに来られ、
この言葉を受け取られたことでしょう。。
海に出るのは命がけだった時代を思いました。
 
こちらの主祭神はスサノオノミコトとされておりますが、
大変柔和であたたかな雰囲気を感じました。
 
拝殿の中には宝物やらお守りやらご奉納の品々やらが
所狭しとたくさん置かれていて、
地元の漁師さん船乗りさんたちにいまも愛され続けている
神様の「活力」を強く感じました。
 
あとでこちらの一之宮の社史をみてみましたら、
区画整理で境内を狭くされたところを
地元の方々がお金を出し合って
土地を何年かに渡って少しずつ買いもどしたとありました。
 
拝殿と参道の位置がすこし不思議な感じで在りましたので
最後になるまで気づかなかったのですが
拝殿でのお参りの後に参道に出ましたら、
今回わたしたちは境内の裏門から入っていたようで、
おもてにはとてもとても長い参道があって、おどろきました。
かつてはもしかしたらここ一帯森だったのかもしれません。
そんな風情が長い参道に残っておりました。

長い参道
とても長い参道。

無事にお参りを終えて子安の町に出ると、
これもまた驚きで、昭和初期のような古い町並みが今もそのまま残っており、
住む人も習慣も、もしかしたらその時からあまり変わっていないような
とても懐かしい味わいがあり、
西宮の方は『いちいち面白い!』と何度も連呼されていました*
 
お腹がすいたのでこれまた想像をゆうに超える長さの長い商店街をあるいて
この商店街の尋常ではない長さから、
かつてこの町で水揚げされた物品がやりとりされた
活気ある時代・船が交通のかなめであった時代のことを想像していました。
 
まさに漁師町なのだなあと思ったのは、
喫茶店などは皆無で、あるのは一杯飲み屋ばかり。
港町独特の雰囲気があり、なんだか一見さんは入りにくいことおびただしい。
こんなにたくさん年季の入った飲み屋があって、
それぞれの漁師さんが
それぞれの行きつけのお店があるのだろうなあと思いました。
 
やっと見つけた「おふくろの味」という看板を出している定食屋さんに入ると、
さっきまで人がいて料理していたカウンターの台所そのままなのに
誰もいない。
暖房も電気もつけっぱなしで
何度呼びかけても返事もなく、
いったいお店の人はどこへ行ってしまったのでしょう。。
なんだか千と千尋の世界に迷い込んでしまったようでした。
そのあとまた長い商店街を歩いて戻って、
80代くらいの老夫婦が営む中華屋さんを踏切の傍にみつけて
家庭的な優しいお味の五目中華丼(ラーメン鉢サイズのワンタンスープ付き)に
ありつくことができました*
 
タイムポケットに迷い込んだような商店街から
道路いっぽん隔てると高層ビルが立ち並ぶオフィス街で
幅広の道路を車がビュンビュン走っており
この人気のない無機質な感じが、
それまでわたしたちが居た昭和初期の商店街とは
なにもかもあまりにかけ離れていて
リアルにパラレルや次元を移行したようにしか思えませんでした。
 
この日の一之宮でのお参りには続きがあり、
西宮、美濃、諏訪へとつながっていったのは
また後日になってからのことで、
ひとつひとつの出来事が複雑な織物のように
あらゆる角度から一斉に同時に織り上げられており、
もうどこがどのようにつながりひろがっているのか
まったくわからなくなっていますが、
とにかく『すべて繋がっていた』ということは
はっきりと手に取るようにわかるのでした。

子安のゲッセマネの園にて。
マグダラのマリアのような花の色。

わくわくしながらも
不思議な年明け二日目の出来事でした。
 
 

小さな竜の誕生の儀

古式にのっとり
泉に花を撒きましょう。

庭に咲くスター・オブ・ベツレヘムをお祝いの花束にして。
一路富士山へ。

ちび竜たちが生まれてくるには最高のシチュエーションです。

 
深いマナの泉から上がってきた膨大な情報。
まだまったく言葉にできないことばかりです。

ちび龍たち誕生おめでとう。
ひとつの現象は
必ずしも一つの出来事だけを顕しているのではない。
無数のパラレルや時空を感じながら
ただ
ただ
呆然とする。
 
この日の世界のすべてが
言葉には出来なくて、
いわば、記号と数字のみと成っておりました。
ある意味での統合と源に触れる。
 
直感的にこの日このときに泉に集まった12名は偶然ではないです。
3月25日新しいもとはじめのときの、その初日のこと。
 
 
*おまけ*

泉に撒くお祝いの花を包む新聞の日付。12月24日でした。
直会したいねと12名全員の意見が一致して
突然探したお店は、この日25日オープンのお店で
店先はお祝いのお花に囲まれておりました。
「誕生とお祝いの花」が続きます。
何から何までおめでたい、
ほんとうの元日でありました。

***

泉からひきあげられた膨大な情報は
とくべつなやりかたで
これからじょじょに紐解かれていくのでしょう。
 
どのかたもこの日は迷うことなく即答でお集まりくださり、
雨を喜ばしく思い、やさしく包まれた富士山の懐は、
車を降りた時は寒かったのだけれど、
泉の場所へと森の中を降りていくと
不思議と寒さなど感じなくて
ご神事の間ずっと
大切にまもられていたなあと後から気づくのでした。
 
12名の皆さんとともに、
ご縁の深いたくさんのかみさまたち、
内外宇宙の高次の存在と
ちび竜たちの誕生の祝いの場をおつくり出来ましたこと。
特別な満月に起こった出来事すべてが
ほんとうによかった・・と
その時は茫然としていましたものが
今になって思えてきています。
 
こころからありがとうございました。
 
**
 
富士山のガイドで毎回お世話になっておりますトヨタマヒメさんが
この日祝いの儀にお越しくださいました。
ブログに書いて下さっています*
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12846031913.html
 
 

つれづれ

ある日の不思議な夕焼雲

ふだんは、

精麻を撚ったり
この季節は
山で山菜を摘んできたりしています。

乾燥させたつくしを人によっては「スルメ」と呼びます(笑)
野草の香りはするのですが、
噛みしめるほど味わいがにじみ出る感じは確かにスルメっぽい。

なぜか弁天様とご縁深くて。そのお話はまた改めて。。
 
弁天様のお社のうらにかくれて
地面の近くに低い背丈のさくら?の花が、ひっとり咲いていました。

お焚き上げのあとの境内にて。

 
桜の蕾がまだちょっと固い頃は
重なるガクの感じが竜の鱗の雰囲気に似ています。
だからコノハナサクヤヒメのお使いは竜なのでしょうか。。

桜氣浪シリーズ『すずとおまもり 山桜』より

火のエネルギーが入った「復活の水」と
地元の桜山の土+幼少時より縁のある赤津の土とでおつくりしました。

**
 
◆点滴堂企画展
 『うさぎとさくら』
3月20日(水)~31日(日)
※MAJO作品は22日17時頃~の出展となります。
12:30~20:00 月・火定休
会場:点滴堂
東京都武蔵野市中町1-10-3 2F
tel.090-6796-5281
 
**点滴堂HPより**
三鷹駅 北口 歩いて5分、
「点滴堂」はギャラリースペースのあるブックカフェ。
ちいさな店内にぎっしり詰まった書棚の古本はすべて販売してます。
作品の展示を楽しみつつ。
お気に入りの1冊を選びながら。
おいしい珈琲・紅茶をご賞味ください♪