つれづれ 2/26-2/27

昨日の夜明け

昨日の朝日
若水
さいきんすいとんが美味しくてはまっています。
しょうがとゴマをすり下ろしてお腹から全身ぽかぽかに*
おやつに作ったおからのケーキにキャロブのソース掛け。
季節の柑橘もありがたくいただきます*
昨日の夕方
王様の古墳の真上

 

今日の朝日
今日の若水
王様の古墳の真上にくらげさんのようなものがたくさん浮遊していました
お天気に誘われて
ふわり。
海へ。
うみとそらの色が本当にきれい。
かもめが群れでお魚を捕っていました。
今年のわかめのシーズンもそろそろ始まっています。
おさかなの水槽をながめて
きょうも泳ぎたくなりました*

若水をおつくりさせていただくことを初めてから
早起きの日々が続いていますが、
当初絶対に変えること無理だと思っていた習慣が変わり
ちゃんと起きられていることとともに、
しかし仕事のことは変わらず夜になって舞い降りてくる感じなので、
寝床につくのは早くて夜中の3時から4時の間。
まとまった睡眠がとれない状態なのでぶつぎれで常に睡眠不足。
一日の中で気絶するように突然寝込んでしまうことも多く、
常に変性意識状態のような状態なので、
もともとわたしは魂の癖?のようなものもあって
おそらくそれが得意であったのだろうと思うのですが、
ますます「次元の移行」が日常茶飯事になっています。
 
はからずもそのような状況の毎日なかから、
ビークルヤンメが降りてきたのは自然の流れだったのだと思います。
いまの私ができることとして
「ビークルヤンメ ~新しい地球へグラウンディングするツール」
を顕現させることができました。
くわしくは一つ前の記事をご覧ください。
  
実際にわたし仕様に顕現したこのツールを
何人かの高次エネルギーのことや宇宙の理のお志事をされている
ご専門の方々に体感していただいて、
納得できるものになっていることをますます確認しました。
 
満を持して昨日よりオーダーメイドを始めさせていただき、
すぐにご注文もいただいており、
『いまの自分に必要なものだと直感した』とのメッセージもいただいて、
心強く、嬉しく、ともに次元を上げようとするお気持ちを傍に感じて
やはりオーダーメイドを開始させていただくことができて
心からよかったと感じています。
 
わたしたちも
新しい地球へグラウンディングするツールも
すべて天然の滞りない流れの中から生まれてきていますから
高次エネルギーの領域で、このツールと仲良く親和高くなって、
自由な発想でご活用いただけましたら幸いです*
 
ありがとうございます*
 
 

ビークルヤンメ ~高次の地球にグラウンディングするツール



ある時突然、
”ビークルヤンメ”が降りてきました。

ビークルヤンメ・・多次元多階層を移動するものざね。
 
・ビークル(*乗り物、移動手段)
・ヤンメ(*ヤマモモ)
 
それは高次の地球にグラウンディングするツールとなり顕れました。
 

 
いったいどういうシステムが古い地球に働いているんだろう?
・・・という日常の疑問から辿って行きましたら、
ひとつのツールの情報が高次から降りてきました。
 
ひとつの環となるツール
(ブレスレットのような形ですが
『これはブレスレットではない』とのこと)が顕現されました。
 
古い地球の輪廻からの脱却をサポートするひとつのものざねとして
「新しい地球にグラウンディングする」のに活用していただけるよう
高次(現在のところ8~9次元)からのツール(道具)のレシピそのままに
作っています。
 
※次元という言葉はあまり正確な表現ではないのですが
ほかにお伝えするのに適した言葉がないので、
便宜上、次元という言葉を使わせていただいています。
 

 
他の作ったシステムに沿って
他の目や評価を気にして
自の魂を犠牲にした行動や生き方。
他人軸で生きざるをえない生命力・魂力を削るようなシステム。
そしてそれを当たり前、常識、と思わされている。
それらは身近なところで古い地球の輪廻のなかにありました。
かつてはそのシステムの中に魂の学びがあったからこそ
その輪廻システムが利用されていたという考え方もひとつとしてはできます。
 
しかし今の時代
もう古い地球から足を離し、
古い輪廻を卒業する方々が実際に出てきています。
そういう方々、
あるいは具体的にはわからなくともどこかピンとくる方々に
このツールをご活用いただけたらと思います。
もはや古い時代から新しい時代へと地球は変わりましたので。
 
◇『高次地球にグラウンディングするツール』
これまでの古い地球の輪廻から脱出して
元の自分軸に還る。
新しい高次の地球(=内宇宙含む)に思い切りグラウンディングする。
これが本当に重要な時代になっています。
そのために活用できるツールになります。
依存ではなく、自分軸でお使いいただくものです。
 
このものざね(ツール)を用いて
高い次元や新しいパラレルより
役立つ情報やエネルギーを降ろすのはあなたの高次エネルギー体です。
あなたの高次エネルギー体がこのツールを使うことで
高次からより正確でポイントを絞った情報に繋がり降ろします。
 
新しい高次地球へ移行することを選んだかた、
新鮮な気持ちでこのツールをご活用されるかたにむけて、
「ご本名」からリーディングさせていただきながら
お一人お一人にあわせてお作りさせていただきます。
 

 
◇使い方
姿形はブレスレットのようですが、
『これはブレスレットではない』と来ています。
(ただし腕につけてはいけないという意味ではなく、
装飾品ではない、という意味あいではないかと推察します。)
 
使い方としての例。
⁂ その一、
そのまま手のひらに置く。
このツールの濃密なエネルギーが中空にありますので
ご自身も古い地球から足を離して浮かび上がり、
中空に浮く自分を守る図形の中心(=自分軸)を強くし
深めていくエネルギーが強く働くのをハートで感じとります。
そうやって古い地球にグラウンディングするのを卒業します。
 
星由来の魂は、古い地球にグラウンディングすることで
むしろ苦しく重い現実という他人に作られた日常(=幻想)と繋がってしまいました。
このツールを手の平に置き感じ取ることで
そこから離脱するサポートをします。
そして高い次元(主に8次元以上/少なくとも6次元以上)の
新しい地球の日常と大地へ移行します。
新しい地球のグラウンディングというのは
自分軸に還る事に他なりません。
自分軸を自らの内に内にと深めていくと
そこには宇宙があり地球がありすべての星ぼしがあります。
 
このツールを手の平に置いて
そのエネルギーを手の平から体の各丹田へと感じながら
(上向きに寝て各丹田に直接置いても構いません)、
天地を結んだその中間に浮かぶ
美しい図形をイメージします。
図形というのはクリスタルのような多面体、あるいは正八面体、
自由なしっくりと来る図形を選んでイメージしてください。
あるいはすでに心に図形が自動的に浮かんでくる方もいると思います。
そしてその図形の中心にあなたが座し、
その美しい図形を自由に操縦し、次元やパラレルを移行することができます。
その状態が新しい地球でのグラウンディング、つまり自分軸の強化となります。
 
⁂ 使い方その二、
このツールを手の中で無限大(インフィニティ)の形にひねる。
水晶は地球。水晶に隕石のパーツがちょうど重なるようにひねる。
 
宇宙由来のすべての魂は
隕石の傍らで無限のパラレル移行を経て地球にやって来たイメージ。
自由に手の平からエネルギーを感じ取ってみてください。
自分軸で無限大の内宇宙のエネルギーを受け取ります。
 
⁂ その三、
このツールは宇宙文字、ライトランゲージなどの
翻訳機のようにも使えることが高橋千穂さんのアドバイスによりわかりました。
私が実験したのは
ライトランゲージが書かれた文字の上にこのツールを置いて
その意味を読み込むというもの。
私にはひとつの風景としてビジョンでその内容を読み取ることができました。
ほかにも花や草木、土地、石、さまざまなものに直接ツールを置くことで
各現象が持つエネルギー振動の情報をツールの環から得ることができます。
 
エネルギーの世界では必ずしも言葉として理解することが正解ではありません。
音や風景、感じ、香り、光、色、などでその方が一番日常に還元しやすい形で
翻訳してくれます。
例えば、
私は風景、ビジョンで受け取ることで、
それを土の表現で還元することができます。
 
翻訳されたものを各人の日常に顕現して活用してください。
 

 
⁂ 注意点
ツール活用中は環の中から膨大な情報が流れ出てくるので、
常時ブレスレットのようにつけたり、
一緒に眠るのはお勧めしません。
膨大な情報を浴び続けることになり、
それらすべてを常時受け取り続けることは
肉体のある人間としては大変疲れてしまいますので
(ある意味、休むことなくスマホをいじり続けるのに似ています)
とくに身に着けるときは必要な時にのみ使用してください。
 
その他自由な発想でこのツールのエネルギーと仲良くなり
使い方を応用し試してみてください。
 
***
 
◇この新しい地球にグラウンディングするツールは
 7つのパーツから構成されています

 
* 必ず入る6つのパーツ
水晶→高次の地球、マナの泉
木→筒、開かれたインフィニティ、天地繋ぐもの
貝(マザー・オブ・パール)→海、潮、癒し
隕石(サハラNWA869)→ビークル(乗り物)、故郷、宇宙
富士山の溶岩(正式な採取の許可をとったもの)→星の創生、誕生のエネルギー、地球創生の女神
黒曜石→次元時空を超える、星の記憶

⁂ 7つ目のパーツ
上記6つのパーツに加えて、
ご依頼者さまのご本名からリーディングした小さいパーツが入ります。
ご依頼者のご本名からリーディングし、
7つのパーツを必要な数で合わせて組み上げてお作りします。
 
この地球に生まれてくるときにつけられたおひとりおひとりのお名前には
この地球で生きるためのさまざまな大切な情報が含まれておりますので
それを鑑みておつくりさせていただきます。
 
*環の内寸(環の内側の周囲)は18.5cmほど。パーツはシリコンゴムを通して繋いであり伸縮性があります。ブレスレットではないと言うことと
各パーツの個数に意味があるので
サイズの調整はできませんのでご了承下さい。
*本ページに掲載の写真がおおよその完成イメージで、
 これにご依頼者さまのパーツが加わる感じになります。
※ご注文はご本人さまからのみお受け致します。
 

 
個人的な体験の一つとして
具体例を挙げさせていただくと、
 
その1
このツールを腕につけて映画『君たちはどう生きるか』を鑑ていたら
映画とは関係のない古代ピラミッドや次元エレベーターの
明確な情報が入ってきました。
その情報は私の明晰夢と連動していました。
かなり情報量が多く、あまりに降りてくる情報が多いため、
映画を見終わったあとすぐ外しました。
(映画「君たちはどう生きるか」も変性意識状態になりやすく
膨大な情報を見せるつくりになっているので繋がったようです)
ツールを腕から外すことで、
自分の意思で情報を調整・セーブすることができます。
 
その2
ライトランゲージが書かれた文字の上にこのツールを置くと
一面に咲き誇る花や満ちる潮、波一面にきらきらと輝く光の粒が見えました。
そのライトランゲージで書かれていた意味は『ようこそ地球へ』でした。
 
その3
ふと気になり
このツールを腕につけてネット検索あるいは
氣になる場所の地図の上にツールを置くと、
一つの神社に繋がりました。
なぜそこが氣になるのか、必要な情報が降りてきました。
(実際に起きた出来事ですが
個人情報になるので詳細は控えさせてもらいます。)
 
 
このツールが繋がって情報が送られて来る先は、
・神世
・自然界
・高次元
・宇宙存在
 
情報を取得するツールとしてこのような使い方もできるという一例として。
自らとこの地球の次元を上げるツールとしてご活用いただけますようでしたら何よりです。
 


 
◇ご注文
こちらリンク先MAJO net shopよりお願いいたします。
https://majoceramica.cart.fc2.com/ca27/291/p-r-s/
 
◇納期につきまして
ご本名のリーディングの後、
その内容に合わせた7つ目の石のパーツを取寄せ組み立てます。
組み立てが完成しましたら
天然の波動の高い湧き水を注いだ純金のうつわの中で振動を調え浄化し、
そのようにしてのちに速やかに発送させていただきます。
(浄化用のお水を添えてお送りさせていただきます)
以上合わせまして
代金お振込みいただいた時点で正式なご注文とさせていただき、
正式なご注文日よりお届けまで約10日間ほどいただきますこと
ご理解いただけますと幸いです。
 
 

つれづれ 0224

頂いたキンカンを工房に飾らせてもらってます。
ちいさな太陽ワカヒルメがいっぱい*
陽々とします*
そしてお久しぶりな感じのお日様
若水のよこで日向ぼっこしました。

 
今日もヤマトタケルの湧き水を汲ませていただきに。
途中とてもすてきなカフェを見つけました。。

殻の付いたまま乾燥させた珈琲の果実の飲み物・・
これが珈琲なのかー!という初めてのお味。
さらに試飲にいただいたのはコーヒーの果肉のなんというのでしょう、
コーヒーのチャイのような初めての飲み物。
コーヒーの果肉は、ベリーのようです。
いずれもとても美味しくて、古民家のお店内も、オーナー氏の距離感も
どれも心地が良くて、今日のお天気のように心がぽかぽかとしました。

 
ほっこりとさせていただいて
それから湧き水のお社へ参りました。
少しだけ境内のお掃除をさせていただいて、
それからいつものように美しく美味しいお水を汲ませていただきました。

雨と寒さで汲みに来られなかったので
湧き水のありがたさが心身に染み入ります。

家に帰ると山で摘ませていただいた野草を使っての朝昼ごはん作りました。
ツバキとヨモギの天ぷらにフキとカラスノエンドウのお味噌汁。
それから地元農園さんのお野菜をたくさん*
ありがたく頂きます。

 

コノハナサクヤヒメ

 

水槽を見ていると泳ぎたくなる。

目の前に大きなまあるいお月さまが昇ってまいりました。
  
 

つれづれ 02/22・02/23

昨日の王様の古墳

昨日は神戸からのお客様方&地元の方とで
すべての神話の祖となる宇宙の理の勉強会。
かつてはこうやって政治。。まつりごとが行われていたことの
しるしが全編に込められた大変にエネルギーの高いお話を
高橋千穂さんが惜しむことなく全力でお伝えくださった
大変貴重な時間と成りました。
膨大な情報ゆえに咀嚼に時間がかかりますが
非常に大切なことをお渡しくださったことは
ご参加の皆様が肌で・魂で感じ取られていて
全力でお伝えくださる千穂さんには
どんな感謝の言葉でも言い顕せないほどの気持ちでいっぱいです。

エネルギーフード

工房イソラでこういった勉強会を有志のみなさまで開催させていただけたこと
本当にありがとうございました。
 
茶会瞑想のおしらせが今月はできずにおりますが、
いつになく来客の多い今月は
従来の形式での茶会瞑想は見送りにさせていただき、
来月に設定させていただこうと現在開催日をリーディングしています。
来月も大変重要な月となりますので、
そのなかでの茶会瞑想にふさわしい日程にて開催できたらと思っています。
あきらかに去年までとはことなる流れで、
いよいよ3月に新年が明けると感知しております。

本日の王様の古墳

さむいけれども若水が幸せそうで♡

氣のせいではなくて
やはり山桜の花のまだちいさな芽吹きのおかげさまで
ほんのり山があたたかく色づいています。
 
 

ヤマトタケルの湧き水と一年ぶりの表具屋さん

山がうっすらピンクがかってきたのは
山桜の蕾が芽生えてきたからかもしれません。
若水に浸かる石がとても気持ちよさそうです。

午前中は工房のお掃除と土の弦楽器わたつみの調弦いたしました。

 

 
ここからは昨日のつづき
表具蒔絵工房 金兵衛さんのお話です。


金兵衛さんとの出会いは、約1年前。
ヤマトタケルの湧き水の前で偶然出会いました。
そのときのことを「ご縁」というタイトルで
1年前の1月19日におぼえがきしていました。
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=11611
この日のおぼえがきの前半の急須は
現在茶会瞑想のメインとなるお茶器として使用しているものです。
そして後半に
「まさにその職をされているというご夫妻と出会いました。」
と書かせていただいているのはまさに金兵衛さんご夫妻のことでした。
 
その当時わたしがお願いしたいと探していましたのは、
表具屋さんでした。
不思議なことにまだ絵も描いてもいないのに、
次に描く絵は掛け軸に仕立ててほしいと思い、
そうしていただける表具屋さんを探してネットなどを見ていたのでした。
 
そんな矢先に
いつものようにヤマトタケルの湧き水を汲ませて頂きに参りましたら、
偶然湧き水を汲みに来られていたご夫婦がいらしてて
なぜだか自然にすうっといろいろな話題で
泉の前で立ち話が終わらなくて。
お話の流れでおききしたのが、
この湧き水の近くで先祖代々表具屋さんをされておられるとのことで
私はびっくり仰天。
まさに表具屋さんを探してた矢先の
湧き水の導きとしか思えないような出会いでした。
 
あれから約一年と一月ほどが経ち、
わたしの手元には、ここおぼえがきでもご紹介している
王様の古墳の四隅の土で描かれた
シリウスのロストレコードの絵がありました。
 
工房イソラに来られた千穂さんがこの絵を視られて
これはシリウスの星図ですね、と
絵に収められている膨大なロストレコードの一部を翻訳してくれました。
 
崩壊した星の記録はその救いの道も記されていて
そのようにして土の弦楽器わたつみの音と響きで
全史をダウンロードするという流れが生まれました。
 
その音の響きはさまざまな方の魂にお届けし、
ある方々には何かしらの影響があるようでした。
起こったひとつひとつのエピソードはとても深く膨大で
言葉では表せないことも多いのでここでは割愛させていただきます。
 
そこからまたこの絵に新たなる展開がありました。
巫女舞の方のご紹介で工房イソラに来られたあおぞら友里さんが
容易く語ることができない彼女の深く様々な経験からの叡智により
このシリウスの星図に更なる展開が起きたのでした。
曼荼羅を形成していたエネルギーがまるで素粒子に還ったように
ひとつひとつの粒だつ自由に動き回る粒子へと
源のエネルギーの姿へと、還ったのでした。
『ここからまた新たなる創造ができる』
生まれたばかりの一粒一粒の動き回るエネルギー粒子が
この絵から新しい誕生のエネルギーとして発せられているのが感じられました。
 
そして、この地上において『誕生と幸せな幼年期のエネルギー』を担当している私としては
まさにこの再生したシリウスの星図を調えてなにかしたいと
感じました。
あおぞら友里さんが『絵が変わったね!
これはもうお守りになるね。』とおっしゃいました。
 
そして思い出したのでした。
一年前のヤマトタケルの湧き水での出会いを。

可愛い金兵衛さんのマーク*

起こる出来事ひとつひとつがまるでおとぎ話のようで
長くなりましたがようやく
昨日金兵衛さんを訪れたお話につながります。
 
金兵衛さんご夫妻は私のことをおぼえていてくださって、
快く、シリウスの星図を掛け軸に仕立てて下さるご相談に乗ってくださいました。
 
上記しましたような不思議な出来事も
興味をもって丁寧にお聴きくださり、
そしてじっさいに描かれた絵をご覧になりながら、
この絵の持つ揺らぎや空気感を損なわないようにと
たくさんのご配慮とご提案をくださったのでした。
 
金兵衛さん曰く、既存の掛け軸の作り方だと
絵の表面が真っ平らにぴったりとした仕上がりになってしまうから
この絵をそうしてしまうのはしのびないです、とおっしゃいました。

掛け軸は壁掛け以外にも床に置き
この絵の周囲に土の三本柱を置き、
そのうえに弦楽器をのせて
瞑想会のための演奏などすることも配慮して
仕立てていただけることになりました。

 
おくさまが屋車と墨で手染されたという布は、
写真ではわかりにくいのですが
金を感じるようなやわからかい光沢のあるもので
また布の細かいしわ目が空気を感じさせて、
再生したシリウスの星図をこちらの布の上に置いてみると
ほんとうにあつらえたようにピタリと来たのでした。
おくさまと『わあ*』とうれしくなって、
いっしょにこんな風に気持ちを分かち合えるなんて・・
『わくわくする』と言ってくださって。
やはり、金兵衛さんにお願いしてよかった*と思いました。
 
だんなさまも、
やったことないことだけど、と笑顔でおっしゃって、
わたしの無理な特注様々を
絵の軽やかさに合わせて、
なるべく掛け軸じたいにも重さを感じさせないような作りになるようにと、
わたしがお伝えさせていただいた趣旨を細かくメモを取ってくださり
最終的に今年5月の神戸での個展に間に合うように仕立てて下さることになりました。
 
そして掛け軸に仕立てる際に使用する糊は、
ヤマトタケルの湧き水で炊いたものをお使い下さるとおっしゃいました*
 
大好きな湧き水で・・なんというしあわせでしょうか。。。

甕のなかで醸している途中の歴代の糊を見せて下さいました。
古糊は、糊とカビの生え方のバランスを見ながら10年醸すのだそうです。
右下一番手前のものは今年1月に汲んだヤマトタケルの湧き水での糊だそう。
そしてこちら右側の、ほんのり黄色がかっている糊は、
一年前に偶然私たちが出会ったときに汲んだ湧き水で醸し中の糊とのこと*

おくさまは蒔絵をされていて、
陶器の金継ぎもなさるとのことで、
わたしもこれまでに私の作品の欠けや割れのご相談を受けたことがあるのですが、
陶芸の技術で治すことはできないものなので、
伝統的な漆の技術による金継ぎができるかたということで
金兵衛さんを今度からご紹介させていただこうと思っています。
 
また、本格的な漆による金継ぎがご予算的にむずかしいというかたや、
また純粋に金継ぎを自分でやってみたいという方にむけて、
お教室もされているそうなので、
こちらもよかったらぜひお問い合わせしてみてください*
 
金兵衛さんのホームページ
https://hayamakimbay.jimdofree.com
 
心優しく柔軟で繊細な金兵衛ご夫妻の魂に触れるようにして過ごしたひと時が本当に幸せでした。
新しく再生誕生したシリウスの星図を金兵衛さんに
自然の力を感じる手染めの布やヤマトタケルの湧き水の糊で仕立てていただけること
もう言葉にならないくらいに感謝しています。
 
帰りに金兵衛さんのちかくの梅林と河津桜に会いに行きました。

山栗の穴場も見つけました*
(すべてリスたちに食べつくされていました)

ぽかぽかの山の懐から
 
海へ

 
原木から育てられたシイタケを頂いて、
今日中にぜひ召し上がってくださいとのことでしたので
夕飯は採れたてぷりっぷりのシイタケ祭りでした*

山芋のおろし汁*
ただ焼いてルッコラを乗せて
お醤油とオリーブオイルで
ほんとうに美味しくいただきました。

本当に何もかも
人智及ばない不思議な巡り合わせです。
 
大地と宇宙の巡りに感謝です。ありがとうございます。