水から火そしてまた水

 
その日の朝から、愛用している地下足袋の右足のこはぜが何度も外れるので
なんでかなあと思いながら三島の待ち合わせ場所へ向かいました。
 
『この日は電車で行きます』と言っていたRさんから、
前日にメールで『「車で」と来るので車で行きます』との連絡。
 

3月25日のマナの泉での祝いの儀の翌日、
一之宮、瀬織津姫とのメッセージを受けました。
今日集う三人もマナの泉の祝いの儀のご縁からの道行きでした。

息をのむほど美しい湧水に気を取られ
側溝に足が挟まり転倒しました。
 
足の感覚がなくなり
同行のお二人も「足折れた!?」と吃驚されて。
 
わからないけど痛くて起き上がれない。
 
その後のお二人のサポートがすごくて。。
アトランティス由来の痛みとショックを解放するヒーリングを間髪入れずに施してくれたnさん。
天に繋がり祈りのエネルギーを送ってくださるRさん。
痛みのなかようやく体を起こすも、微動だに出来ないわたしでしたが
少し時間をおいて、痛みが軽減したのを機にようやく体を起こすことができました。
お二人のすぐの処置に感謝の気持ちでいっぱいでした。。
 

とても冷たい湧水の流れに感覚がなくなるまで十分に足を浸しました。
やがて、だんだんと、痛めたのがくるぶしなのだとわかりました。
大難を小難に。
まさにこの機会にRさんにお手渡し叶った「こぐま鈴」を
わたしの足への祈りとともにRさんがすぐさま振り鳴らしてくれたのでした。
 
ありえないほど右のくるぶしが膨らんでいましたが、
その部分に問いかけヒーリングを施すと
「感謝」しかでてきません。
 
きらきらと繊細に美しい粒子のエネルギーとともに感謝ばかりが溢れていました。
 
倒れた時、私の体内の全宇宙のすべてが私の体を救うべく
間髪入れずにまるでアンパンマンのように
さっと全力で稼働し救ってくれたのだとわかりました。
 
柿田川の湧水に小一時間ほどでしょうか、足を浸し、
一緒にいたお二人も靴を脱いでいっしょに流水に足を浸し
いつの間にやら言葉にならない満ち足りた時空に身を置いていました。。
 
今年1月に「足」のワードが来ていました。
ここ数年で身の回りの方々がつぎつぎ足の骨折をされていたことも
現象として受け止めており、いよいよ私のところへも、と思いました。
 
特別な柿田川の場所での足の負傷は最上の治癒を受けることができ、
これは生まれ直しであり、
肉体レベルでも、もはや古い地球でのグランディングとの明確な別れだと、
とろりとした玉のような湧水の流れに足を浸しながら
これからはこの湧水の流れのようなここにグランディングすること、つまり足はもう地面につけなくてよいことを
身をもってしっかりと教えられました。
幸せな新しい生まれ直しの顕現でした。
 
川のほとりから地上へ登っていく階段のところで
へびが日向ぼっこしていました。
なんとなくへびと出会うような、会いたいような
氣がしていたところだったので、心湧きました。
わたしたちの姿に気づいたへびは
びっくりして草むらにさっと隠れたので、
ポカポカしていたところごめんね、と思いました。
 
 

その後のこの日の予定は、
私の足がままならなくなりましたから大幅に変更となり
車で訪れることができる瀬織津姫の生誕の地へ移動しました。
私の足首は見た目は大仰な腫れ方でしたが、不思議と痛みは少なかったのです。
 
この神社に関わりの深いnさんが
この日、朝から下見に来てくださっていて
ご案内して下さるということで楽しみにしていましたし、
わたしにとってもこの地球に生まれた理由の一つともなる大切な場所ですから、
足がこのようになってもみなさんのサポートにより訪れることができて幸せでした。
 
Rさんがとっさの直感により車で来てくださっていたことにも感謝です。
お社の間近まで車を寄せさせていただくことができましたから。
 
nさんが竹林から切り出した竹の葉を払った長い竹筒を
杖の代わりに持ってきてくれました。
それまでRさんが傍らで支えて下さり歩いていましたから、
nさんに竹筒の杖を頂けたことで
一人でもゆっくり境内を歩くことができるようになりました。

境内をわたしが竹の杖を突きながら足をかばうようにして歩いていると、
農作業のような格好をされているお二人のご年配の方より
『どうしたの?』と声かけられました。
『ちょっとこっち来なさい』というのでそばに行くと、
私の背面から霊視されて体躯の状態をお伝えくださり、
祈祷と真言で調えて下さったのです。
 
御祈祷が終わって『ちょっと歩いてみなさい』というので歩いてみると、
杖なしでも歩くことができるようになっていました。
左足の裏がぽかぽかしています。
けがをしたのは右足でしたが、
左が弱っててかばって右に負担が来てる、とのことでした。
そのほか間接の弱っている場所など調えて下さったのでした。
 
あとでnさんにお聞きしたら御祈祷くださったのは、
先代の三島大社の宮司さんとのことでした。
その傍らにおられたのは、滝川神社の産子総代さんで、
『よかったじゃないの。』とお言葉かけて下さいました。
『なんで治ったのかなという風にうたがったら全部元に戻っちゃうからね。』と
先代の宮司さんからアドバイスいただき、
『大事にしなさいね、よかったね。』とおっしゃってくださいました。
 
滝川神社を後にするとき
ちょうど鳥居の外で畑仕事をされていた先代の宮司さんにご挨拶したら、
『普段は午前中に来るんだけどね。
今日はこんな時間に来たから、よかったね。』と、
爽快な笑顔をむけられてお声かけてくださったのでした。
 

まるでご褒美のような一日でした。
ここ数年、私の周囲で足を骨折されたかたがたも
『幸せでいっぱいの気持ちだった』
『満たされているのを感じた』とおっしゃっていたことの意味が
こうして私も実感としてようくわかったのでした。
 

 

Rさんが、その足で電車では帰せないとおっしゃって
家の前まで車で送ってくださいました。
 
沢山の方の祈りとサポートをいただいてほんとうに感謝しかないこと
感謝に満ちてこの地球にいまいることを
しっかりすべて受け取らせていただいて実感しています。
 
私が足首を痛めたことを口伝にお知りになったかたがたからも
お見舞いのご連絡いただいておりまして、
現在腫れはありますが、徐々に収まってきており
ゆっくり平地を歩く分には痛みがほぼなくて、
無理せずゆっくりであれば日常生活も普通に行える状態です。
たくさんのお心づかいを本当にありがとうございます*
 
最後までこれをお読みくださっている方にも感謝します。
ありがとうございます***
 

 

泉源をたずねて 9

このシリーズのラストになります。
 

 
展示室のはじめのほうにあった”地球最古の石”を目の前にして、
うたが出てきました。
千穂さんが鳴らす鐘とともにうたいます。
『なんだか隕石みたい‥』というと、
トヨタマヒメさんがおっしゃいました。
『そもそも地球だって宇宙の塵が凝り固まってできているのだから。』
  

 
そして
比較的展示の入口近くで無限ループで流されていたビデオに
わたしはくぎづけになりました。

木之花竜神
真之御柱竜神
磐長竜神
 
まさにオオヤマツミを巡る三女伸の三位一体のエネルギーがありました。

真之御柱竜神はコノハナチルヒメに。
マグマだまりは磐長竜神。
泉に姿を顕すコノハナサクヤヒメ。

いきなりの答え合わせ・・
 
ほかにもさまざまな展示がものすごくて・・
折々の答え合わせにと、またここに来たいと思いました。
 
 
なぜか今日(12月11日)たまたま
このタイミングでこんな動画を見つけました。
 
『分かりやすい水の特性】知れば知るほど面白い水』
https://youtu.be/FMOy7xxDxLk?si=x0KLACXpZuXw0rVM
 
こちらの動画の
15:05あたりから以下抜粋します。
 
『水はすごい溶媒
 0℃-100℃まで液体
 生命にとって無毒
 多種多様な物質を溶かすことができる
 (海は化学反応のスープ)
 
海はありとあらゆるミネラルなどが溶けている
 
生命がどうやって誕生したのか、
海底の火山の熱水の噴出口でできたのではないかと言われている。
2020年の最新の論文によると、
水とマグマのおかげで生命の材料である
水素 二酸化炭素 硫化水素がまざった熱水が大量に噴き出す。
そこから
有機物がどうやってできるか
日本の研究チームが科学誌ネイチャーに発表。
何が起きているかというと、
マグマに混ざった熱水と海底にある鉱物が混ざり
生命を作る触媒ができるといわれている。
 
二酸化炭素と水素がある状態で、触媒が存在することで、
メタ―、メタノール酸、酢酸、など生命の源であるものができる。
生命の源である有機物が生まれることを解明した。
 
水がいろんなものが溶かすことができることから生命が生まれる。』
 
抜粋ここまで。
  
この地球博物館でのことを
トヨタマヒメさんも綴られておりました。
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12831888608.html
 

 
お話を真鶴の旅に戻しますね。
 
地球博物館を後にして、
この日のミステリーツアーの最終地は
トヨタマヒメさんご一行の白山、飛騨の旅からの流れの
大切な最終地とのことで、
着いたのは真鶴の三ツ石でした。
 
3で巡る。
 

みたらい石・・と浮かんだ三ツ石の真正面の窪のある大石のところで
また、うたがうまれました。
このみたらい石は太古には、
三ツ石を遥拝するような形で、
薬草を合わせて薬を作ったり
赤ちゃんが生まれると
産湯につけるようにこのみたらい石の窪に浸からせた
と、千穂さんが視ておられました。
 
それから海から陸に上がった森の中で
りえさんが五つの実が成っている戸田の橘の枝を取り出し。。

橘の実の数は五つ。
りえさんが私たち五人にひとつずつ
分けてくれました。

橘?!
りえさんは気になってここのところずっと橘を追っておられたのだとか。
わたしはここでもまた驚いてしまいました。
今年5月の神戸での個展「冏(きらめき) 降り立つ」のタイトルテーマは
矛と弟橘姫のながれから「橘」から来ていて、
私もこの春は橘を追っていろいろ調べた挙句、
地元に近くて自分の足元からつながる感覚のある伊豆の
戸田の橘を使用した香紙を
ご用意させてただいたりしておりましたから。。
 
りえさんがご用意くださった橘のフレーバーティーもとてもおいしくて
みんなで乾杯していただきました。

帰りの車窓から富士山を見つけました。

この後も夜までお喋りが止まらず、さまざまなシンクロもありました。
懐かしくも新しい再会でした*
出会えてよかった。
本当にありがとうございました*
 
『単純な縦糸と横糸じゃなくて
もう四方八方に広がって複雑に重なり合ってますよね。』
とトヨタマヒメさんがおっしゃいました。
ほんとうに。
客観的に見てあきらかに世界が変わったのをはっきりと感じた旅でした。
 
それに今回の旅はこれで終わりではなく、
じつはこのブログを書いている間にも
大変濃い内容で現実が動きつづけて、その波に乗り動かされ続けております。
12月に入ってさらに加速的に動かされているので
もはや書ききれません。
なんとか11月28日と29日のことだけ
9回のシリーズで綴ってみました。
 
泉源。
生命の源。
 
諏訪の森の奥の泉にいくたび
感知していた
コノハナサクヤヒメを辿ってここまで参りました。
 

 
とても長くなってしまい
お読みいただけているかわかりませんが、
正直なところかなり今回のシリーズは努力して言語化して文章に記しました。
おそらく必要とされる方がおられると感じたので。
今後つながる方が読まれているのを感じたので。
そういった方のお心に届くようでしたら幸いです。
 
個人的には、
このシリーズを面白いといってくださって
とても丁寧なご感想いただいておりますこと、本当に励みになります。
まずは今回の
筒としてのわたしのお志事のお話はこれにておわります。
ながながとお付き合いくださいまして本当にありがとうございました。
 
 

泉源をたずねて その1
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=17745
 
泉源をたずねて その2
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=17778
 
泉源をたずねて その3 
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=17861
 
泉源をたずねて その4
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=17923
 
泉源をたずねて その5
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=17943
 
泉源をたずねて その6
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=18013
 
泉源をたずねて その7
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=18091
 
泉源をたずねて その8
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=18156
 
*
 
今回の旅でガイドをしてくださったトヨタマヒメさんが
トヨタマヒメ富士日記に綴られたものと
合わせてご覧になってみてください。
この地球に生まれて、
私は、人生って面白いなあとつくづく思います*
 
『双子座の満月に、またあの方が富士山にやって来た 1128』
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12830483201.html

『KONOHANAさんを探して… プロローグ (1128のこと)』
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12830981484.html

『日、月、星 を祀る場所』 KONOHANAさんを探して その一
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12830862731.html
 
『聖なる水は火のカラダを流れる』 KONOHANAさんを探して そのニ
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12831114119.html
 
『姫神さまに奏でるその音色とは』 KONOHANAさんを探して その三  
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12831253420.html
 
『古代の遥拝所へ』 KONOHANAさんを探して ラスト!
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12831523740.html
 
 

泉源をたずねて 8

トヨタマヒメさんから不思議なお誘いを受けたその集まりは11月29日でした。
はじめはこの日は
トヨタマヒメさんよりご予定があるとお聞きしたので
富士山訪問は28日と決まりましたが、
29日のご予定とは、
トヨタマヒメさんご一行が旅なされたククリヒメの旅、
白山、飛騨ラインを結ぶ
その旅のククリとなる日が
この29日と決まっていたからのようでした。
 
詳しくは
トヨタマヒメ富士日記をご覧くださいね。
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12830604475.html


 
今回の富士山のガイドをわたしがトヨタマヒメさんにお願いする以前から、
何故かトヨタマヒメさんが
わたしを29日の集まりに呼んだら良いのでは?
とおっしゃっていたらしく。。
2年間も音沙汰なしであったわたしを
何故ククリヒメの旅からの最終地、
真鶴に29日に呼ぼうと思ってくださったのか、
それも本当に不思議です。
 
『MAJOさんを呼んだら?』とお話ししていた矢先に
わたしが同日29日に富士山のガイドをお願いしたので
トヨタマヒメさんも驚かれたのだそう。
 
もはやテレパシー。
 
そんなことの成り行きで
富士山へは28日に。
それならMAJOさん29日は空いてますよね?とのことで
トヨタマヒメさんご一行のククリの旅の最後のククリの場所、
真鶴になぜかわたしもお誘い受けたのでした。
 
(あとでわかったのですが
この同じ28日に、
9月の中秋の名月のお月見会でご一緒した
地球創生の女神のお一人の分御魂を持つアイリーさんと
奄美口伝のお神酒づくりの陽子さんも
同じタイミングで富士山にいらしていたとのことを
後に共通の知人よりお聞きしてビックリ。
『一緒に行ったのかと思ってたー』とその共通の知人に言われました。
しかもこの共通の知人と言うのが、
今回富士山の三光大社にお繋ぎした有鹿神社の湧き水を
わたしに届けてくださった不思議な方で、
そしてトヨタマヒメさんとともに
白山、飛騨とククリの旅をされて
29日に真鶴にてお会いしたメンバーのお一人でもありました。
ビックリ。。この世界どうなっているの??
 
11月28、29日は
特別な動きが高次でも顕界でもあったようで、
他にも同日に出雲に行かれていたご縁のある友人知人がそれぞれに複数人おられて、
ほんとうにみんなで新しい地球の織物をせっせと織りあげているのだなぁ。。と
まざまざと感じさせらた11月の28、29日でした。
不思議な時空が開かれていたなあ。。)
 

 
お話を29日の真鶴に戻します。
 
小田原駅で待ち合わせ。
前日に富士山で沢山お世話になりましたトヨタマヒメさんとのすぐの再会も嬉しく*
 
今回わたし以外で集まるメンバー4名のうち3名さままでが
すでに別の場所でお会いして存じ上げていた方々ばかりで、
何故ここに一堂に会するのか、
みなさん繋がっていたの?!と、ほんとうに謎です。
 
今回唯一はじめましての、りえさんも
初めてお会いするとは思えない雰囲気を感じつつ
彼女の運転するお車でまずは腹ごしらえとのことで
地元漁港の海鮮ランチのお店に向かいました。
 

なにげに気になって撮影した
ランチのお店の看板。
これが
あとになって言葉失うほどの核心に繋がっているとは
このときは全く気づいていませんでした。

新鮮なお魚をいただいたランチのあと、
千穂さん(6年ほど前に巫女舞の方のご紹介で知り合った方。。この日いらしていて、これもまたビックリの再会でした)のご案内で
アカシックレコードがそのまま地上に顕現されているというすごいミュージアムにご案内いただきました。
 
展示は、
おそらく自分が何をしに地球に生まれたのか憶(おも)い出した方、
あるいは何かその予兆を感じ取っている方なら、
きっとお分かりに成るのではないかと思いますが、
(そして今はそういう方が
増えてきていると感じます)
想像を遥かに越えた内容で
『ここに来る度にわかることがある。』
と千穂さんが言われるのが、
わたしも展示を見てすぐに分かりました。
 
今回わたしはコノハナサクヤヒメをキーワードに
泉源を訪ねて富士山に訪れたわけなのですが、
わたしがキャッチしていたものとの答え合わせが「ここ」にありました。
 
分かってみればワールドコードであちこちにとても分かりやすく既に示されていたことも同時にわかったのでした。。
 
3で巡る、動き出すこと。
 
木之花竜神
真之御柱竜神
磐長竜神
この大地を地球を巡る
女神たちのエネルギーのこと。
 
アカシックレコード、さもありなん。
「生命の星・地球博物館」凄いところです。

地球博物館の天井ドーム

 
次回ラストです。
 
 

泉源をたずねて その1
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=17745
 
泉源をたずねて その2
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泉源をたずねて その3 
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泉源をたずねて その4
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泉源をたずねて その5
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泉源をたずねて その6
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泉源をたずねて その7
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=18091
 
*
トヨタマヒメ富士日記に綴られたものと
合わせてご覧になってみてください。
この地球に生まれて、
私は、人生って面白いなあとつくづく思います*
 
『双子座の満月に、またあの方が富士山にやって来た 1128』
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12830483201.html

『KONOHANAさんを探して… プロローグ (1128のこと)』
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12830981484.html

『日、月、星 を祀る場所』 KONOHANAさんを探して その一
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12830862731.html
 
『聖なる水は火のカラダを流れる』 KONOHANAさんを探して そのニ
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12831114119.html
 
『姫神さまに奏でるその音色とは』 KONOHANAさんを探して その三  
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12831253420.html
 
『古代の遥拝所へ』 KONOHANAさんを探して ラスト!
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12831523740.html
 
 

泉源をたずねて 6

旅のお話しに戻ります。

おびん水の前での土の弦楽器ワタツミの奏でがおわりさいごに、
トヨタマヒメさんと友人に
茶海イノセントを手のひらに包んでいただきました。

中央が茶海イノセント。
トヨタマヒメさん撮影

こちらの茶海が生まれるとき、
ろくろでひいていて
そのふくよかなうつわの姿がふっくらと顕れたと同時に
『さあ、みんないらっしゃーーい』という
おおらかでゆたかな母なるエネルギーの柔和な包み込む声が聞こえました。
 
おびん水の前でトヨタマヒメさんがこの茶海を手に包まれて
『子宮みたい・・』とおっしゃいました。
 
言葉にできないほど眩しくあたたかな時空のふるえに
諏訪の森の奥の泉からの流れそのままに
(諏訪の山奥のオオヤマツミのお社でも
『ワタツミとヤマツミを合わせる』とのメッセージ受けて、
土の弦楽器ワタツミの奏でをさせていただいたのでした)
感謝の気持ちでいっぱいでおびん水を離れました。
 
このときの様子をワタツミの音色とともに
トヨタマヒメさんが綴っておられます。
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12831253420.html
 
 
溶岩に湧く泉。
コノハナサクヤヒメ
コノハナチルヒメ
イワナガヒメ
 
心からありがとうございました。
 

 

気が付けば泉の前で2時間も過ごしており、
まるで龍宮から戻った浦島太郎のように(カメムシ=亀も現れたし・・)
ぼうぜんと・・
そして我に返るとおなかがすいたので
トヨタマヒメさんが牧場のバイキングにお連れ下さって
遅めのランチとなりました。

牧場前からの富士山。

ランチタイムをまったりとすごし、
(新鮮なお野菜、搾りたての牛乳を使用したデザート、美味しくいただきました*)
次の場所へと移ります。
 

この角度からは山頂が尖った富士山!

そして次に訪れたのはこちら。
ヤマトタケル縁の場所です。

数ある浅間神社のなかで最古とされ、
もとの場所はここであると、
ヤマトタケルがこの場所に移したといわれています。

ヤマトタケルが駿河で賊に襲われ危機に陥った時、
コノハナサクヤヒメ(富士大神)に加護を求めたという逸話もあり
ヤマトタケルがコノハナサクヤヒメ(富士大神)を信仰していたという
言い伝えもあるようです。

私の見地からヤマトタケル像を描いてみようと思いますので、
軽く読み流していただければ。。と思います。
 
「ヤマトタケル」とは
大和統一の目的で日本各地に派遣された役職の名称だといわれます。
ですので、実際に複数人のヤマトタケルが存在したと思われます。
少なくとも、九州のヤマトタケルと関東のヤマトタケルは別人であるという
検証をされた方のお話をお聞きしました。
 
「タケル」とは、
古代の言葉では「整理して揃える・整える」という意味合いで使われ、
大和に、各地の国をしたがえ揃えさせてゆくことを司る役職名が
ヤマトタケルなのではないかと推測されます。
 
現地調査と考察による個人的な見解では、
必ずしも軍事的な征伐といった平定のしかたではなく、
いってしまえば地元民がヤマトタケルという役職についたことも
あったのではないか・・・と推測しています。
ヤマトタケルが自身の大切な宝物(剣や冠など)を
訪れた土地土地にひとつずつ分け与えているという史実もあり、
(これは調査された方がリアリティの高い事実としており)
これはかなり古事記から受けるヤマトタケルの印象とは異なりますから
どういうことなのだろうと思わされます。
 
以前おぼえがきにもかきましたが、
個人的にはもしかしたらヤマトタケルのなかには
日本人ではなく、
外から入ってきて役職についた者もいたのではないか、と
ご本尊がヤマトタケルであると開示された目黒不動尊に足を運んだときに
現地でそう察知するような出来事もありました。
 
確かホツマツタエに記載があったかと思いますが、
(ホツマツタエに記載されているヤマトタケルの項目は
非常に興味深いものばかりで、ついつい読み込んでしまいます)
ヤマトタケル自身、自分はスサノオの分御魂であるという自覚があり、
そういった意味でも、海人族であり海外から入ってきたスサノオの
その分御魂であるというとうことは・・
そこから辿ると、
目黒不動尊のヤマトタケル像と合わせてみても、
この線(ヤマトタケルと海洋民族)での答え合わせは、
私の中ではすでにできている感じです。
(詳しく書くと膨大になるのでここにはこれ以上書きませんが・・)

道の中央に鉾立石があります。
今回の旅で訪れたい場所に山宮浅間神社が候補に挙がったのは、
まずこの鉾立石が気になったからでした。
ヤマトタケルといえば、剣。
剣は矛の携帯版ですから。。
 
春と秋に、浅間大社からここまで
大きな矛を左肩に担いで
(必ず左肩で、変えてはいけないそうです)
往復するご神事があったそうです。
 
すいすい歩いたとしても徒歩で片道三時間半はかかると思われます。
かつては大社から山宮までの一丁ごとに鉾立石があり、
そこに矛を立てて置いて
休み休み山を登って山宮まで運んだようですが、
そのルートは今ではわからなくなってしまったとのこと。
 
鉾立石も浅間大社にひとつ、
ここ山宮浅間神社にふたつ、
合わせてみっつ残されているのみとなっているようです。
古代の遥拝所。
盛り土をしたようにこの場所が高くなっているのですが、
富士山噴火の溶岩がここで止まったので溶岩の厚みのぶん高くなっているとのこと、
トヨタマヒメさんからご説明いただきました。
溶岩の上に遥拝所が作られているということです。。
溶けて水になった岩が朱竜のように赤々と輝きながら山肌を流れる様子・・
生々しく想像してしまいました・・
畏怖をおぼえる神がかったこのエネルギーは
イワナガヒメのものかもしれません。
素朴な疑問ですが、案内版の説明の中にヤマトタケルのことが全く書かれてないのはなぜなんだろう・・
文中、ご神体が石となっていますが、遥拝所なので、
ここは富士山を遥拝していたのではないでしょうか。。それとも私が何か見落としているのかな。
 
周囲にカワラケが多数見つかっているところも興味深いです。
カワラケの線からも深堀り考察してみたい。。
 
言い伝えでは、村人が、神様を祭る場所なのに建物がないのは変だと
山の木を切って本殿を作るも、あらしで打ち壊れて、
また立て直しても同じく暴風で壊されることの繰り返し。
いつしかここでは、建物を建てると風の神様がたたるので
建物を建てないことにした、と言われているそうです。
風の神様と言えば・・タケミナカタノミコト。。
富士山の諏訪神社にも思うところあり
謎と興味が尽きません。
古代遥拝所からのこの日この時の富士山。
あそこからここまで溶岩が流れてきたとは・・
富士宮の浅間神社のご神紋はこちら
丸に棕櫚(しゅろ)。
天狗の団扇なのだと
トヨタマヒメさんが教えてくださいました。
なんだか天然の神紋のよう、と撮影。

 
ここで時間切れとなり、
トヨタマヒメさんに今回の旅の最後の訪問地までお連れいただきました。
 
つづく
 
*
泉源をたずねて その1
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=17745
 
泉源をたずねて その2
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=17778
 
泉源をたずねて その3 
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=17861
 
泉源をたずねて その4
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=17923
 
泉源をたずねて その5
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=17943
 
*
トヨタマヒメ富士日記に綴られたものと
合わせてご覧になってみてください。
この地球に生まれて、
私は、人生って面白いなあとつくづく思います*
 
『双子座の満月に、またあの方が富士山にやって来た 1128』
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12830483201.html

『KONOHANAさんを探して… プロローグ (1128のこと)』
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12830981484.html

『日、月、星 を祀る場所』 KONOHANAさんを探して その一
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12830862731.html
 
『聖なる水は火のカラダを流れる』 KONOHANAさんを探して そのニ
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12831114119.html
 
『姫神さまに奏でるその音色とは』 KONOHANAさんを探して その三  
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12831253420.html
 
 

泉源をたずねて その2

2項で動かなかったものも
3項で動き出す 回りだす。
 

 
6月の茶会瞑想の時に
それまで一度しかお会いしたことがないかたが、それもその時もほとんどお話もしたことがないかたが、
ご縁からご参加下さり、
『MAJOさんに有鹿神社のお水を届けるために来た』
とおっしゃるではないですか。
 
なんだか不思議なことがあるものだと
その時お預かりした有鹿神社(有鹿は「アルカ」と読みます)の湧き水は、
貫井神社の産子さんのご縁から貫井神社を中心とした東西南北
(諏訪、日光二荒山、江ノ島、井の頭公園)の
各地5ヵ所から持ち寄られた湧き水を合わせたものとともに合わせて
陶土を練りあげました。

東西南北の湧き水について貫井神社公式サイトhttps://nukuizinzya-official.amebaownd.com/pages/4887527/goriyaku-densetsu
 
その陶土からは桜色の、
舞と
茶杯と
ひさご形のそそぐうつわ・茶海が生まれました。
 
舞が生まれたと言うのは、
桜色の化粧土や
ラスター彩の釉薬(泥土状のもの)を
うつわにつけるときに
自然と舞うような手の動きが生まれるので
そのまま舞いながらつけたところからです。
土と水と鉱物とが合わさり
そうした自然現象の振るえに心寄せると
舞いが、やはり自然現象として生まれてくるのでした。
 
このときに生まれた茶杯と茶海(そそぐうつわ)は
「イノセント」と名付けられ
今回の旅にも持参したのですが
このお茶器についてのお話はまた後日に。
 
ここ富士三光大社では、
まだ手元に少し残っておりました
その有鹿神社の湧き水を
お繋ぎさせていただきました。
 
有鹿(アルカ)とは、有鹿神社の公式では水の意味とされています。
スペイン語(ラテン語)で「方舟」の意味。
(日本は様々な角度から見て世界でも稀にみる多民族国家であること
今では多角的な視点から検証証明されつつあるのでご存じの方も多いかと存じます)
方舟と水。
そして「方舟」というものは
旧約聖書に登場するノアの方舟のみならず、
星間を移動する宇宙船や
ドルメン
古墳(ピラミッド等も含む)
母体に宿る子宮
すべてに共通する
時空間を越える魂(エネルギー体)の乗り物のことを指しているという認識が
わたしの内にあります。
 
トヨタマヒメさんから、
三つの星をお祭りする三光大社にご案内したいとお伝えくださった時に
すぐにピンと有鹿神社の湧き水をお繋ぎしようと思ったのでした。
 
このように一つ一つの出来事が
とても綿密に繋がっており
言葉で説明しようとすると
とても長くなってしまいますが、
有鹿(アルカ)の湧き水について
少し詳しくその繋がりと現象をお伝えさせてもらってみました。
 
私がなぜノアの方舟の時代の記憶を持っているのかについても
お話しできることとできないことがあり
それはまたどこかで何かの機会がありましたときに。
 

今回の旅でははからずも
富士山の裾をぐるりと一周
回転するような旅程になりました。私たちも三人でしたから三人で巡ることで何か動いたものがあったのかもしれませんね。

各場所からの視点によって
富士山の姿が異なって見えることも初めての体験で
トヨタマヒメさんの解説と相まって
机上の学びとは全く異なり、ほんとうに多角的に興味尽きない旅となりました。

トヨタマヒメさんにご案内いただき心地よい森の中を歩いて
三つの星が祭られているお社へ・・

三光大社の入り口にて
多くは狛犬が置かれ居ると思われる場所に、
ここでは小さな二つのお社が
向かい合って建てられておりました。
 
この小さなお社の中にはちゃんと鏡がお祭りされており
向かい合っておりますのでちょうど合わせ鏡となっております。
その合わせ鏡のラインの真ん中を参道が通り、
クロスのエネルギーの道ができておりました。
 
お社自体はそう古くはなさそうに見えても
その台座の石垣が非常に古く
境内そのものがまるで古墳のように
広範囲に渡って土が盛られて高くなっている様子から
古代からのここは祭祀場だったのかも知れませんね。。と
トヨタマヒメさんのおはなしをお聞きしながら
境内の奥、拝殿へと進みます。

三ツ星を祭るとはいっても
富士山の遥拝所となっているようにも感じます。
拝殿のむこうまっすぐに富士山。
新しいお社の屋根に記されているのは
月、星、太陽の三つの星の彫物。
この星はシリウスを表しているとお聞きしますが・・
三つ星というと私はまずオリオンを思い浮かべてしまいます。
オリオンだとすると海洋民族とのつながりを思います。
 
ここの三つ星が月とシリウスと太陽だとしても、
あるいはオリオンだとしても
いずれにしても縄文人や海洋民族の星信仰を思わせます。
 
2年前にトヨタマヒメさんがご案内下さった魔王天。
ここにはたくさんのネプチューンの矛のような
先端が三つに分かれた矛がご奉納されていました。
なぜこのようなたくさんの矛が魔王天にご奉納されているのか
その理由はわからないとされているようですが、
素直に考えて、
富士山には海洋民族の痕跡がいまもあちこちに残っていると思われます。
 
海洋民族は湧き水ともつながり深いとも言われますし。。
航海の間、きれいな飲み水は必要で重要で、
陸に上がると彼らはまず綺麗な水を確保すべく
山に入り湧き水を探し船に運んだと言われています。
ヤマツミ(山の神)とワタツミ(海の神)は
どちらも海洋民族が祭っており、
その二柱が同一神ともいわれる所以でもあるのでしょう。
井戸もありましたが枯れておりました。
かつてはお水が湧いていたのでしょう。
井戸のなかに有鹿神社の湧き水、
そして逗子の友人が持参した逗子の海水を
おつなぎさせていただきました。
3で巡り出す。

境内にあるいくつかの小さなお社の屋根の形は
海洋民族が祭る屋根の形といわれるものと同じ形をしておりました。
 
ほんとうに気持ちよくてぽかぽかとあたたかい場所。
水の氣も感じるのでいまも湧き水は地面の下に湧いているのかもしれません。。

三つ巴。
3で回して開く。
なんだか水道の蛇口みたいなイメージ。
 
3頭のオオカミたちの向こうに見える石碑は・・
不動明王と彫られておりました!
やはりこれは湧き水、
そしてヤマトタケルのラインにもつながります。
不動明王とヤマトタケルは
昨年12月に口伝を公開にされた
目黒不動尊のご本尊はヤマトタケルであるという
ご住職のお話ともつながってきます。
そうなると、
目黒不動尊の奥宮といえる位置に白鳥神社がありますので、
白鳥=富士山
と、つい勝手な妄想が広がってしまいます・・
記紀にはかなりのページをさいて
ヤマトタケルのことが描かれていますが、
まるで意図的に避けるように
一切富士山のことは書かれていません。
実際に富士山周辺には
ヤマトタケルの伝承や遺物が
点在していると言うのに。。
先述しましたクロスの真ん中にも
水道の蛇口フォーメーション(仮名)を無限大バージョンで。
なぜか自然にそのようにさせられました。
言葉で説明がつかない直感的なことほど
正確で信頼できることはありません。
トヨタマヒメさんがオオカミたちを愛でて下さり*

参道から外れた少し広くなっている氣になる場所。
ここで祭祀をしていたのかもしれませんね、とトヨタマヒメさん。
(縄文を何か思わせるものがありました。)
今は何もないけれど
とても氣の良いその場所から参道の向かい合うお社をパチリ。
 
深い懐に包まれるようないつまでも居たくなる場所でした。

しみじみほっこりとしながら参道を歩き鳥居を出て
(なぜか鳥居も新しい)
 
次の場所へとご案内頂きます。

つづく
 
 
泉源をたずねて その1
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