写真は本日更新の作品「たまゆら」より。
硝子の雫を溶かし絵皿の風景にのせました。
賢治のテーマの作品で木を描いていると、
繊細に伸びる木の根を描くときは
賢治の妹トシがいつも心に浮かびます。
天に伸び茂る葉は賢治。
大地に繊細に広がる根はトシ。
やがて根と葉がとどきあう。
それがたぶんひとつの宇宙なのだと感じます。
作品の更新は本日28日までと成りますが
展示期間は3月3日まで延長させていただいております。
今日更新しました第七日目の動画は
昨日掲載しました「イーハトーブ」とタイトルしました絵皿より再び始まります。
ここ数日、庭の梅の花びらがはらはらと舞う様子が
なんとも「むこう」の世界観にぴたりときて、
余白を活かした絵皿イーハトーブに
いちまいいちまいの花びらを丁寧にふれてみたく心に思い
今日の動画の一部と成りました。
最終日3月3日22時までひきつづきまして
どうぞよろしくお願いいたします。
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ネット展覧会
『宮沢賢治の視ていたむこう』
会期 2023年2月22日22時~3月3日22時
下記特設会場にてご覧ください。
http://majo.moo.jp/shopping/expo/kenji_no_miteita_mukou/20230222kenji