個展『ミカカミ』  再生と誕生

 

 
イザナミ
 
 

 

  

 

 
ようやく
 
ふたたび生まれ
 
出会い
 
ひとに
 
触れ
 
ここへ
 
きた
 
 

 
この作品の写真を撮影していたとき、
 
さわられたいし さわりたい
 
という感じがありました。
心をこめてふれてみると
とてもかわいかった
 
双方魂おだやかになり・・
双方いやされました・・
 
 
 
◇gallery ARCA企画
MAJO個展
『ミカカミ -みらいからきて みちのかこを つくる-』
 
5月1日(日)~5月31日(火)
12時~18時 水・木定休
神戸市中央区北長狭通4-7-3-201
tel.090-6323-2037
https://atelierseed.shop-pro.jp

 
 
 

恒例の暴風雨

お世話になっているギャラリーさんの間ではもうすっかり恒例の
わたしの個展前にやってくる激しい暴風雨。
今回もちゃんとやってまいりました。
 
昨晩は今年になって久々に雷鳴を聞くことができ、
自らの属性に基づいて魂の奥深いどこかで
正直なところ、安心感がありました。
 

豊かな天水により庭の一重のばらが咲きました。豊かな香り。

 
 
昨日の暴風雨のなか
作品を集荷に来てくださった顔見知りの担当者さんの御手にゆだね
神戸にむけて個展作品の発送が出来ました。
 
本日は、ギャラリーアルカさんにて
オーナーの西田さんのインスピレーションによる会場の設営が行われます。
毎回アルカさんでの個展のたびに西田さんの設営が楽しみで
やはり魂の奥でつながるものを
顕現された会場空間を拝見するにつけ感じており、
いつも設営についてはすっかりお任せにさせていただいています。
この個展は、個展とはいいながらも
最終的に設営をしてくださる西田さんとのコラボレーションだとも感じています。
 
みなさま、どうぞお楽しみにお越しくださいませ。
 
会期半ば頃からは、
アルカさんのネットショップでの個展作品のお取扱いがありますので
そちらも合わせましてどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
◇gallery ARCA企画
MAJO個展
『ミカカミ -みらいからきて みちのかこを つくる-』
 
5月1日(日)~5月31日(火)
12時~18時 水・木定休
神戸市中央区北長狭通4-7-3-201
tel.090-6323-2037
https://atelierseed.shop-pro.jp
 

 

 
 
 

長野の常設店4/29より営業再開されます

長野で作品の常設展示・販売をしてくださっているお店
喜劇駅前食堂さんが4/29より営業再開されます.
 

 
2年間の休業期間を経てようやく営業を再開されるとお聞きして
昨今の状況で休店されたままになってしまうお店も多い中、
これはとてもうれしいお知らせでした。
 
喜劇駅前食堂さんには
2010年より作品の展示販売でお世話になっていて
思えばもう12年もお付き合いいただいているお店です。
わたしの作風やスタンスが変わっても
変わらずお付き合いくださる大切なお店の一つになります。
 
 
2年ぶりということで、
駅前食堂さんのことは久しぶりの投稿になりますので
改めましてご紹介させていただきますね。
 
小淵沢と小諸を南北に結ぶローカルな小海線。
こんな山の内陸に「小海」と命名されたのは
むかしこの地域にとてつもなく大きな湖があったことから。
大昔の人はこれがほんとうの海だと思っていたのだとか。
現代では残念ながらすっかり枯れてしまった湖ですが
小海線沿線には海を思わせる地名がいまでもその名残としてみられます。
 
さて
この小海線の八千穂駅。
八千穂駅には奥村土牛氏が生前すんでいたお屋敷を改装した美術館があります。
この美術館からほど近く、駅から徒歩200歩ほどでしょうか、
「喜劇駅前食堂」と名付けられた、
東京ご出身のライターさん(番頭さん)と
陶芸家のご夫妻で営まれる蔵造のお店「喜劇駅前食堂」があります。
 
 
かつて呉服問屋だった店内はとても広く、
古今東西国内外の
人の手から生み出された工芸・美術品がところせましと並んでいます。
元呉服問屋というだけあって古いお着物も沢山販売されています。
 


 
そう。
ここは食堂ではありません。
 
このような店名にして、しかも駅前にありますから
まちがえてご入店されるお客様続出。
これはもしかしたらライターである番頭さんの計算かもしれません♪
 
なんともややこしいかんじですが
理屈は抜きにして
とにかく店内に一歩足を踏み入れればそこは時空を超えた別世界。。
 
土間と木と。。もしタイミングが合えば
番頭さんが淹れてくださるコーヒーの香りと
本質でぜいたくなときをゆうるりと過ごしていただけることでしょう。。
 

 
小淵沢、清里、小諸、あるいは軽井沢方面にお出かけの際には
ぜひローカルな小海線をおたのしみつつ八千穂駅での途中下車、
おススメいたします*
 
 
写真は、今季搬入させていただく作品群の準備の様子。
すでに発送を済ませました*


 
 
2022年4月29日(金)オープンとなります。
どうぞよろしくお願いいたします!
 
*
 
喜劇駅前食堂 & gallery喜劇駅前理髪店
https://m.facebook.com/ekimaeshokudo/
 
11:00~17:00
金・土・日のみ営業
 
※2022年4月29日(金)オープン!
2年ぶりの営業再開、どうぞよろしくお願いいたします*
  
長野県南佐久郡佐久穂町穂積1422
tel.090-8110-0316
 
※臨時休店ありますのでお越しの際にはお電話でご確認下さい*
※冬は雪に閉ざされますのでお店は4月から11月頃までのオープンとなります。

 
 
 

何のために

 
アマポーラにふたつめのつぼみが。
こんな風にしばらくうなだれていて
咲くとなったら急にぐん!と頭を持ち上げるのですよね。
 
子供のころ、母親がよくポピーの花を買ってきていたことを思い出しました。
あの当時、外来種のポピーが輸入され始めて
それで流行っていたのかもしれない。
 
つぼみを包んでいる花のガクが卵の殻みたいで
花が咲き始めるとガクが割れて剥がれてくるので
『剥いて良い?』と母親に聞いてそれを剥くのが好きだった。
 

ちなみに きのうのアマポーラはこんなふう。
 
すごいなあ。。
 
おしべはすべて枯れ萎れ
めしべはふくらんで
 
何のため?
 
ふと
そんな問いかけが
こころにうかんできえました。
 
 
ただ人をよろこばすため。
 
なんの躊躇もない答えが
声ではない振動で聞こえてきました。
 

アマポーラの花のぬけがら。
 
 
 
何のために?

 
庭の梅の実がもうこんなにふくらんでいました。

 
 
 
それから夕方になって
ヤマトタケルの湧き水を汲みにまいりました。
 

 

 
ふとみあげると・・

鳥居が・・
 
鳥居が花束をかかえていました

 
わたしもうれしくなって
すべてのみんなに
うたをうたいました。
答えるように風も一緒にうたいました。

 
 
 
帰り道、
今日の海の際のお社には白竜がいて

 
もういちど海から拝殿前に通じる大きな道をつくったのでした。
 

 

 
 
 
個展の作品の制作は最終工程の純金彩にはいりました。
写真は女神たちのうつわのそばに顕れたちいさな天使(拡大)

何のために    ― ただ人をよろこばすため


 
 
今夜は窯番です。
作品たちに施した純金と純銀の焼き付けで炉内750℃まで上げてまいります。
太郎君(窯の名前)よろしくお願いいたします。
 
 
 

一部作品5/8まで置いていただいてます*

点滴堂さんの企画展『うさぎとたまご・2022』
本日最終日終了いたしました。
 
お運び頂きました皆々さま、
作品にご縁をいただきました皆々さま
ほんとうにありがとうございました!
こころから感謝いたします***
 
おしらせがあります*
アスールカップ2点と、
うさぎのたまごと竜のたまご各3点ずつなのですが、
こちら引き続きまして
5月8日(日)まで
延長で置いていただけることになりました*
  
今回の会期中はご都合がつかなかったかたも
このGWに
ぜひ点滴堂さんで作品お手に取ってご覧いただけましたら幸いです*
 
引き続きましてどうぞよろしくお願いいたします。
 

 
少し前にセイヨウニンジンモクの植木鉢に芽吹いた植物。
放射線状にすくすくと若葉を伸ばして
するするとうなだれるように大きな卵型のつぼみをつけました。
 
何の花が咲くのかなあと思っていたら・・
 

 
アマポーラ♪
 

 
今冬の寒さで落葉したセイヨウニンジンモクの葉の
ようやく芽吹きだした若葉たちを背に
やさしい朱色のアマポーラ・・可愛いです。