いまこの時この場所で 1

満月の24日は富士山に行っておりました。

早朝、地元の産土神社にて富士山に行ってまいりますとご挨拶。
産土さんがにっこりと微笑んでおられるように感じました。

今回このタイミングで富士山を訪れるにあたって
ガイドを引き受けてくださったトヨタマヒメさまに感謝いたします。

2年前ではきっと早すぎた。
まだ私は縄文人の声(音)も手に入れていなかったから。

その他にもさまざまな既成の枠を外して
やっと大きな翼を広げられるようになり、
羽ばたく時が来たのだとわかりました。

昨日の満月の誕生日。
とても軽やかで爽やかなエネルギーの中に居ました。
 

 

 
富士山の樹海はまるで海の中のよう。
陽が射してゆらめく海面のようにみえるし
けれど深海のエネルギーも感じる。
深い深い海の底に天の光が届いたからかもしれない。
たくさんの女神たちの命かけた祈りのかいあって。
 

 
毎日のように家の近くの海岸の浜に立っていると、
自分の足元がそのまま深い海底に繋がっていることがわかる。
こんな当たり前のことも忘れてしまっていることに気づく。

カミーノ(サンチャゴの巡礼道)のご縁から知り合った親友が言っていました。
『カミーノを歩いていると、毎日東から太陽がのぼって
自分の影が西に延びるんだよ!』と。
そんな当たり前のことを、「本当」に体感できる人ってどれくらいいるのでしょうか。
 

 
この世界は感動に満ちていることに氣づくことができるのは自分です。

自分の視点、自分の意識、自分の魂 それが「本当」を体感させてくれるのです。
・・・太古ではそのような視点と意識と魂の使い方は
日常の中ふつうになされていたのでしょう。
 

  

 
トヨタマヒメさんがおっしゃいました。
『富士山の樹海の大地は溶岩だから、
川はなくて、雨が降っても水は全部地下に吸い込まれてゆきます。
けれど富士山の地下にはそのろ過された水が集まる大きな湖があって
セノウミと呼ばれています。
そのセノウミの海面が見られるのが西湖などいくつかの湖です。』

いま立っている樹海の足の下には海が・・!
大地と海が一緒に重なり合っている!!
だから「樹海」なんだ!!

樹海ということばを当たり前に使っていましたがその本当に意味を知りました。
古事記に出てくる「大海原」という言霊のエネルギー、
大地であり、海でもある、そのエネルギーを体感し受け取った瞬間でした。
 

  
 

 

ちいさな黒い溶岩を抱く根は平たく波のように伸び。

 

 

 

『これが洞穴の独特な現象です。でも今日はすごい。。』と
トヨタマヒメさんがおっしゃいました。
写真でわかるでしょうか。
白い霧のようなカーテン状のものが
次々にオーロラのように動きながら降りてきます。初めてみました。。
 

やがてそのカーテン状の霧のようなものは形を変えて・・
 

洞穴の上辺に沿うように白竜のような姿にまとまりました。
・・まるで私が初めてスペインで霊視した白竜にとてもよく似ていました。。
 

糸魚川の3つの翡翠に藤のご神水を注ぎ、
稲田姫のお神酒と、
そして
瀬織津姫生誕地の滝のお水
私の地元のヤマトタケルの湧き水
相模湾の海水
つくばの奥のヤマトタケルゆかりの滝のお水
を合わせたお水をお繋ぎさせて頂きました。  
 
そうしてその時のうたをうたわせてもらいました。
 
『誕生と祝い』のようなエネルギーを感じ、
そして小さな鱗が沢山泳ぐようにしてさわさわと流れてゆくのが視えました。
後で思えば、鱗のように視えたのはセノウミの波紋でもあったのかもしれません。
 
 

 

 

 
 
 

藤色の蝶に和む

爽やかな日でした。
早起きしたので山積みになっていた本を読んでいました。
 

 
午後はヤマトタケルの湧き水を汲みに。
 
1週間ぶりに訪れたお社は、
植物の氣勢に包まれてうっそうとしています。

 
 

 
 

 
 

 
藤色の足袋くつしたに藤色のシジミチョウが遊びに来ました*
 
そのときのうた。

 
ちょうちょの癒しのおかげさまで体のゆるみ半端ない・・*