神話が現実に


昨日工房へお越しのひめみこさん
しばらく迷われながら
何度もいくつかの作品を手に取られてのち
『わかりました』
といわれていくつかの作品お迎えくださいました。
その間、
天から星のようなエネルギーが
作品たちに降り注いでいたのが視えていたのだけど、
みんなひめみこさんに選ばれて
使われたかったんだなあと
その天から降りて作品に宿る繊細で明るい振動が
背骨を通じて伝わってきて
なんだかそれは
わたしの癒しとなっていました。

作品がお迎えされる瞬間、こんな風に星たちのエネルギーが降りてくるのだと初めて目にしました。
 
なにものにも縛られない
純粋な天然の巫女の方々(ご自身そうとは
思ってらっしゃらない方が大半なのだけど)が、
必要とされているものをお渡しする場なのだなぁ、
ここ工房イソラは。
心に浮かぶ一つ一つに従って
一歩ずつ歩みを進めてきたら
自然とそのようにしつらえられていました。
 
そういえば神話のなかでイソラは
神功皇后に二つの玉を渡したという逸話があること思い出しました。
 
なんだか意図せずみんな繋がってくる。
 
ここにお越しになる方々すべてが
みるみるぴかぴかに魂磨かれて行くご様子
これまで拝見させていただいてきて
神話も現実もその境はとても薄くなってきていることがよくわかります。
 
 

岩茶に酔う

宮古島からの風を持つひめみこさまのご来場。

お見せできる作品も
お越しになる方によって
その日により変化するのも面白く

宮古島の風を持たれている方が
庭で作品お手に取っていただいているのを見ていたら
庭の置石が稼働し始めて・・この石は磐座に成るのだとわかりました。

庭があたらしい御嶽(うたき)のように。

 
もうずうっと昔からのお客様なのに
こんなふうにお逢いしてゆっくりおはなしするのは
思えば初めてのこと。
  

『ここにすべてある』という悟りは
これまでの結び直しでもあるのだなあと、
あたらしい時代の転換に
たいせつなときをごいっしょできるような
場をしつらえて
岩茶を美味しくいただいたり
土の楽器の響きに共鳴したり
古代から未来までの日本のことを語り合ったり
なんと豊かできらきらとした心休まるときでしょうか。

セッションともヒーリングとも展示会ともことなる、
・・もしかしたらそのすべて、ともいえる
カテゴライズできない時空間
茶会瞑想と作品販売会という形に
今回初めてさせていただいて本当に良かったと思いました。
 
お越しの皆様には深く感謝いたします。
本物のご縁をありがとうございます。
 
茶会瞑想と作品販売会につきまして
こちらに詳細を記しております。
ご縁あります方のお越しをお待ちしています。
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=17239
 
 

岩茶つれづれ

王様の古墳の真上
ここのところずっと、雲が饒舌な感じです

5月に神戸の岩茶荘にて岩茶との運命的な出会いを果たし
そのためのうつわがもうすでに手元に作られていたことに氣づいて(こんな風に時系列が逆転するようなこと、思えば子供の頃からよく起きていました)
運命に背中を押されるように6月から茶会瞑想が始まりました。
 
先だって去年の7月に友人の助力を得て
工房イソラの改装を行っており、
中央に据えたテーブルは
まるでこの時が来るのを待っていたかのように
工房にお越しになるみなさまとのコミュニケーションの場として
いまとても役立っているのでした。
 
茶会瞑想に、
お迎え下さったわたしのうつわをご持参くださるという流れもはじまり
すでに3度目、4度目と
この茶会瞑想へとお越しになる方々も複数居られることも嬉しく
まさに運命の転換期だったと思わずにはいられません。
うつわ作りから離れていた私が、
昨年秋あたり以降でしょうか、
諏訪、縄文、アラハハキ(アラハバキ)と螺旋を描いてうつわへ還り宇宙とつながり
新しい地球に降り立ったタイミングでの岩茶との運命の出会いでした。
理屈ではないのですよね。
ピピっと来て、ここにすべてあるとわかりました。
 
さいわいなことに、良質な岩茶を取り扱われている業者様のご助力を得ており
無農薬無添加物の良質で貴重な岩茶を入手することができています。
 
面白いのは、
やはり使う器で味が変わること。
これはよく言われることでもあり、
お酒をのまれるかたにはご存じのことかとも思うのですが
やはりこの味の違いは、使いやすさや口当たりといった物理的なこと以上に、ある種の土の器の振動を感知しているからこそだとしか思えない結果に私の中で成っています。
 
稀有な巡りを経てわたしのもとへと来てくれた
大地のからだ=土を用いた器たちは
手に触れてどれも心地よく、
10月29日の茶会瞑想にお越しの方からも、
『あのイノセントの茶杯にもう一度触れたい』との
リクエストをいただいたりもしています。
イノセントにご参加くださったみなさまからは
たくさんのとても丁寧なご感想をいただいており、
ご感想を読ませていただいているだけで
あのときのきらきらとしたエネルギーがよみがえり、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます*
 
現在開催中の工房での販売会でも、
イノセントのさくら色の茶杯や星巡り茶会シリーズの茶杯をお迎え下さている方もおられて
残りも少なくなりました。
ひとつひとつの茶杯がまるで故郷の星に還っていくような
なつかしいような、うれしいような、そんな思いで
うつわたちを送り出させていただいて居ります。
 

 
いつも茶会瞑想にご用意させていただいているお茶うけのお菓子たちは
その日に合わせた岩茶の、
煎ごとに香味がつぎつぎに変化する岩茶の、
何煎目あたりでお出ししたらちょうどよいのか、
それも頭で考えるというより
こころにしっくりとくる食材でご用意させていただいており、
いつもご好評いただいてありがたく思っています。
 

江戸時代からそのまま自然農法の農家さんには
ほんとうにお世話になっております。
明日も19日の茶会瞑想のお茶うけの食材をお分け頂きに参ります。

茶器はもちろんのこと、
お茶菓子のうつわたちも
これまでに顕現してきた作品の中から
響き合うものをつかっており、
土と親しみ、岩茶、お茶菓子ともに
原料である植物と
その植物が生まれ育つ大地に親しく心寄せて
ほんとうに密度・・というより濃度の高い振動エネルギーが巡り巡って
一煎目からここちのよい浮遊感・・酔い。
岩茶は、私は飲むといつもハートチャクラに密度(濃度)高く迫ってきます。
 
地元のヤマトタケルの湧き水でお淹れする岩茶は
茶壺からひさご型の茶海へと無限大∞を描く形で小さな滝のように注がれます。
これがこの茶会瞑想の大きな特徴で、
そのためのひさご形のうつわであり、
日本の「注器」というジャンルの本来のちからの顕れる瞬間だと
わたしは感じています。
 
そしてひさごの茶海から茶杯へと注ぐ小さな滝、
それはまさにセオリツヒメのエネルギーが宿る瞬間。

イノセント 茶杯

窓の外ではまるで応呼するように
王様の古墳の真上に光のはしらぐもが立ちのぼっておりました。
 

 
岩茶の茶葉を愛でる習慣も大好きで、
おぼえがきになんども書いております聞香杯という存在に初めて出会ったとき
えらく感動し、
最近11月12日の茶会瞑想でご用意の武夷山からやってきたお茶は
『妃があまりの美味しさに笑ってしまった』という逸話のあるお茶で、
カテゴライズとしては武夷山の紅茶となりますが、
聞香杯からいつまでもいつまでもお茶の香りが長く楽しめて、
茶会瞑想のたのしみ方をまたひとつ穏やかに広げてくれたお茶でした。
ほんとうにこの茶会瞑想の時間は心潤います。
 
 
今日の晩酌にて。
10煎以上注がせていただいた岩茶はまだまだ甘く、
茶壺のふたをそっと開けて茶葉を覗くと・・

まるで小さな竜たちが
素朴な土の上の金の寝床で寄り添うようにしているみたいで、
さらに変化した甘い香りとともに
やはりそんな風に五感で感じとる景色に
自然と微笑んでしまうのでした。
この写真の茶壺は、龍集・星山の土でおつくりしたもので、
黒龍のようなエネルギーを持つこの茶壺で淹れる岩茶が本当に美味しくて
つくづくと岩茶と相性の良い振動を持つ名器だなあと感じます。
 
 
最後におまけ。
焼きあがったばかりのパラダイス酵母のパンとともに。
小麦粉はご夫婦でされている自然農の農家さんの石臼で挽かれたもの。
香ばしくて本当に美味しいのです。

岩茶のお茶うけはけっこう塩でも旨いのですが(まるで日本酒 ♪)
ちょうど今日焼きあげた素朴なハード系のくるみパンもちびちびちぎってその香ばしさを味わいながら
岩茶の風味と相性良い感じです。
神戸の岩茶荘でご提供される相性良いお茶うけは、
素朴な穀類、ナッツ類、ドライフルーツが定番でした*
さまざまな経験を広い視野からさせていただいており、
そんな中で、こんど岩茶に合わせたパンを焼いてみよう、と思うのでした。
 
  
作品販売会と茶会瞑想のおしらせ
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=17239

 

11月のお知らせ

 
茶会瞑想の開催日がきまりました。(日程追加しました)
11月は通常のパターンに戻ります。


工房イソラでの茶会瞑想は、
下記のいずれかに該当されるかたに
お申し込みいただけます。
 
*2022年1月以降にMAJO作品をお迎え下さいましたかた。
 (ギャラリー、お店、net shop含みます)
*これまでにMAJOのエネルギーワーク、氣功、ヒーリング及び
コラボ企画のアチューメント、リトリート、お話と笛とうつわの会、お月見の会にご参加されたかた。
 
◇11月茶会瞑想
各回定員2名様までの少人数制になります。
ゆるりと流れるときの中
岩茶の為に作られた特別なお茶器で密度の高い振動と岩茶に親しみます*
 
ご予約可能日
・受付終了いたしました。
 ありがとうございました。
 
会場 工房イソラ
JR逗子駅 徒歩15分
京急逗子葉山駅 徒歩4分
お申し込みの方に詳細お伝えいたします。
 
お申し込みはメールでお願いいたします。
majo@bv.moo.jp
 

 
ふたつめのおしらせです*
 
11月は工房イソラにて作品販売会をいたします。

年間でわたしのなかでも大きなイベントだった毎年秋の企画展を、先月満月の日の朝『ここにすべてある』という満たされたなかでの気づきに従い、深い海の奥・内宇宙の工房イソラにしつらえました。
ゆっくり作品をご覧いただきたいので
ご予約制にさせていただきます。
 
◇作品販売会
ご予約可能日時
受付終了いたしました。
ありがとうございました。

各時間帯2名様までご予約頂けます。
茶会瞑想との組み合わせも可能です。
お申し込みの際にその旨お伝えください。
 
販売会は作品購入をご検討のかたでしたら
どなたでもご予約&お越しいただけます。
入場料はかかりません。
この機会に作品をお手にとってゆっくりご覧くださいませ。
 
土のシンギングボウルの音にふれていただくこともできます。
オーダーもお受けいたします。詳細はこちら→
 
そのほか特別な仕様の作品のオーダーのご相談もお受けいたします。
 
クレジットカード(VISA、 Master、 Amex、JCB)ご利用いただけます。
(茶会瞑想の参加費にはご利用いただけませんのでご注意ください。
作品ご購入時のみのご利用になります。)
 
会場 工房イソラ
JR逗子駅 徒歩15分
京急逗子葉山駅 徒歩4分
  
お越しの日と時間帯をご明記の上、
メールにてご予約お願いいたします。
majo@bv.moo.jp
ご予約のメールいただきましたら折り返し
会場となる工房イソラの詳細お送りいたします。
 
 

至福の満月茶会 -イノセント- 七つ星

茶会瞑想の前の日に。
 
芳醇な湧き水が満ちて語り掛けてきます。


茶会のためのお水取りをさせていただいたこの日は、
ぐうぜんにこの湧き水にとって特別な、お不動さんの日でした。
28日はお不動さんの日だということをすっかり忘れていましたが、
この月に一度の特別な日にお水取りにいらしていた
ご近所のご高齢のご婦人がそうと教えてくださいました。
 

 
イノセントと題した茶会瞑想の朝。
工房イソラで巫女舞の方、小路恵里さんをお待ちしながら
ひとり、とても満ち足りた時間でした。

何もかもすべてがここにいまあることを知りました。

工房のいつもの椅子に座って庭を眺めながら
本当にしあわせで感謝の気持ちでいっぱいでした。

 
午後一時半になり、お茶席が開かれると
七つ星のようなみなさまがいらっしゃって
午後の早い時間から
満月のお月見までの至福のときを過ごし、
最後に夜の浜辺で満月に見守られながら
この会イノセントはお開きとなりました。
 
至福祝福
ご一緒できてしあわせです。
また茶会瞑想開いてくださいと
複数のご参加者の方から言われて
恵里さんもわたしも同じ思いです!
 
陶芸をこれまで続けてきたことのすべてがこの日にありました。
このときを、直感の声を聴いてお越しくださいました皆さま
本当にありがとうございました。
関西、静岡とご遠方からのお越しの方もいらしてありがとうございました。
さまざまな転換期の中、ご一緒出来ましたこと本当に良かったと思いました。
おこしになれなかった方も、
今回の茶会のDMが特別なものだと察してくださって、
おうちに飾っていますととても丁寧なメールを下さり、
心でつながっていることを感じて嬉しくなりました。
このイノセントは、わたしのほんとうに大切な節目でしたから
たとえお越しになれなくても何かお心に届くものがあり、そのお気持ちを
お伝えくださったことがほんとうに嬉しく暖かく、そして心強く思いました。
あちらとこちらの分断ではなく、それぞれが自らを主体として粒立ちながら一緒にいまここにいる、ということの大切さ、
その在り方や心持ちをこの茶会を開催させていただいたことで実感しています。
 
今回ご縁いただきましたみなさまと次のステージでお逢いできますこと、
時の輪が重なるときを楽しみにしています。

以前こちらのうつわをお迎えくださり
大切にしてくださっているそのうつわを
この茶会にお持ちくださった方もおられました。
恵里さん撮影
恵里さん撮影
龍集・星山の土でおつくりした急須。
恵里さん撮影
香り立つ岩茶。
恵里さん撮影
星巡り茶会シリーズ・茶海。
恵里さん撮影
恵里さん撮影
岩茶の茶会では
茶葉そのものも
愛でていただいております。
恵里さん撮影
kさんより、あとで家に帰ってから
記憶に頼って描かれたそう。
お写真でお送り下さいました*嬉しい。

全身全霊かけて、軽やかに美しく
パワー全開の恵里さんとご一緒出来ましたこと、
ほんとうにしあわせな茶会でした。
おひとりおひとりへの丁寧なご対応
みなもとのしずくのお話
なにもかもが深く大切な根源にとどくものとなりました。
なにより茶会では皆さんとたくさんお話ができる楽しみがあります。
ありがとうございました*******

七つ星のみなさまと海岸へ出たら
ちょうど真ん丸のお月様が昇ってきたところでした。

  
新しい地球になるということは
新しい自分になるということにほかなりません。
世界の反転は
自分が反転するからこそ起きるのです。