『金はすべて輝くとは限らない』

金はすべて輝くとは限らない、とは
J・R・R・トールキンの言葉ですが
「うすゞ」と「掌中うさぎ 薬玉」の制作において
つくづくリアルにそれを感じました。
物質的見解ですが意外とそれだけでもなかったのでおぼえがきに記してみます。
 
薬玉は王様の古墳のお山の天然の陶土そのままと
可塑性をあげるために慣れ親しんだ赤津の土を合わせて、練りあげた土でお作りしました。

天然の土は成分が一定ではないため
同じ土でも同じように焼き上がるとは限りません。
前回うまく焼き上がったからといって
今回もそうなるとは限りません。
そういう意味で
金を施したにも関わらず
必ずしも輝くものとなりせんでした。
 
稀に輝きを伴って窯から出たものは
ごくわずか。
型どりでいくつか作るイメージが来たのでその通りにしたのは
そういう意味だったのか、とわかりました。

いつくかのなかのひとつふたつだけ
輝く金のうさぎたちに精麻を寄り合わせた紐をつけて作品に仕上げました。
 
それがこれまでにネットや企画展に
出させてもらったものたちです。
 
クリアリングしてあるので
身に付けたりご使用に成ることで、
それぞれに合った環境でエネルギーを蓄えて行くタイプの作品たち。

今年になって
『まずは自分の分を作れ』とのメッセージいただいてからはそうしています。
私が使うと私の得意分野宇宙からのエネルギーがこれら作品に宿るのがよくわかります。
 
最近は掌中うさぎ薬玉を
ハートチャクラ胸の真ん中に来るようにして下げていますが
可視と不可視のバランス調整をしてくれているようで疲れません。
 
土の働きには宇宙的な無限を感じます。
 

「掌中うさぎ 薬玉」は金龍のエネルギー。
オーダーも承りますので気になるかたはお問い合わせください。

『金はすべて輝くとは限らない。さまよい歩く者が皆迷っているとは限らない。年老いても強い者は枯れない。深い根に霜は届かない。』
J・R・R・トールキン

 
 

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