イノセント 茶杯「ア」と「ワ」

急に寒くなりました。
改めて今年は暖冬で来たのだなあと思いながら、
気に入りの茶杯で体の温まるお茶をいただいています*
 

 
昨日からMAJO net shopに
イノセントの茶器シリーズをアップしています。
net shopからはおふたつの茶杯「ア」と「ワ」をお分けいたします。
明日からは同じくイノセントのシリーズより茶海をご紹介できたらと思っています。

MAJO net shop
https://majoceramica.cart.fc2.com/ 
どうぞよろしくお願いいたします。
 
11月に工房イソラで開催した販売会で
イノセントの茶会シリーズの茶杯と茶海、
そしてシリウスフォーメーションのお皿をお求めくださった方が
素敵なお写真お送りくださいました。
身体によい食のお仕事をされている方です。

シリウスフォーメーションに三つのおむすび***

生きる環境を大きく視野に入れて
食のことについてご活動されているとのことで、
巡る地球の気風をお話から感じて清々しく思いました。
 
お写真は掲載のお許しを得てご紹介させていただきました。
とてもご自身らしいうつわ遣いを嬉しく思います*
うつわの使い初めにお水になじませて浸したところ、
ぷくぷくっとアワが出て、
『呼吸するうつわをありがとうございます。』との
嬉しいご感想もいただきました***ありがとうございました。
 
先のお知らせとなりますが、
シリウスフォーメーションのお皿は
今回のnet販売の期間内に
1枚のみとなりますが、
ご紹介できたらと思っております。
これまで数々の方の元へと旅立っていった
シリウスフォーメーションのお皿。
まさに各地のみなさまのお手元に渡ることで
この地上に大地のエネルギーを上げてゆく
フォーメーションを描くことでしょう・・・。
 
今回のnet販売に於きまして
お問い合わせやリクエスト等ありましたら
majo@bv.moo.jp
までお願いいたします。
 
 

至福の満月茶会 -イノセント- 七つ星

茶会瞑想の前の日に。
 
芳醇な湧き水が満ちて語り掛けてきます。


茶会のためのお水取りをさせていただいたこの日は、
ぐうぜんにこの湧き水にとって特別な、お不動さんの日でした。
28日はお不動さんの日だということをすっかり忘れていましたが、
この月に一度の特別な日にお水取りにいらしていた
ご近所のご高齢のご婦人がそうと教えてくださいました。
 

 
イノセントと題した茶会瞑想の朝。
工房イソラで巫女舞の方、小路恵里さんをお待ちしながら
ひとり、とても満ち足りた時間でした。

何もかもすべてがここにいまあることを知りました。

工房のいつもの椅子に座って庭を眺めながら
本当にしあわせで感謝の気持ちでいっぱいでした。

 
午後一時半になり、お茶席が開かれると
七つ星のようなみなさまがいらっしゃって
午後の早い時間から
満月のお月見までの至福のときを過ごし、
最後に夜の浜辺で満月に見守られながら
この会イノセントはお開きとなりました。
 
至福祝福
ご一緒できてしあわせです。
また茶会瞑想開いてくださいと
複数のご参加者の方から言われて
恵里さんもわたしも同じ思いです!
 
陶芸をこれまで続けてきたことのすべてがこの日にありました。
このときを、直感の声を聴いてお越しくださいました皆さま
本当にありがとうございました。
関西、静岡とご遠方からのお越しの方もいらしてありがとうございました。
さまざまな転換期の中、ご一緒出来ましたこと本当に良かったと思いました。
おこしになれなかった方も、
今回の茶会のDMが特別なものだと察してくださって、
おうちに飾っていますととても丁寧なメールを下さり、
心でつながっていることを感じて嬉しくなりました。
このイノセントは、わたしのほんとうに大切な節目でしたから
たとえお越しになれなくても何かお心に届くものがあり、そのお気持ちを
お伝えくださったことがほんとうに嬉しく暖かく、そして心強く思いました。
あちらとこちらの分断ではなく、それぞれが自らを主体として粒立ちながら一緒にいまここにいる、ということの大切さ、
その在り方や心持ちをこの茶会を開催させていただいたことで実感しています。
 
今回ご縁いただきましたみなさまと次のステージでお逢いできますこと、
時の輪が重なるときを楽しみにしています。

以前こちらのうつわをお迎えくださり
大切にしてくださっているそのうつわを
この茶会にお持ちくださった方もおられました。
恵里さん撮影
恵里さん撮影
龍集・星山の土でおつくりした急須。
恵里さん撮影
香り立つ岩茶。
恵里さん撮影
星巡り茶会シリーズ・茶海。
恵里さん撮影
恵里さん撮影
岩茶の茶会では
茶葉そのものも
愛でていただいております。
恵里さん撮影
kさんより、あとで家に帰ってから
記憶に頼って描かれたそう。
お写真でお送り下さいました*嬉しい。

全身全霊かけて、軽やかに美しく
パワー全開の恵里さんとご一緒出来ましたこと、
ほんとうにしあわせな茶会でした。
おひとりおひとりへの丁寧なご対応
みなもとのしずくのお話
なにもかもが深く大切な根源にとどくものとなりました。
なにより茶会では皆さんとたくさんお話ができる楽しみがあります。
ありがとうございました*******

七つ星のみなさまと海岸へ出たら
ちょうど真ん丸のお月様が昇ってきたところでした。

  
新しい地球になるということは
新しい自分になるということにほかなりません。
世界の反転は
自分が反転するからこそ起きるのです。
 

 
 

土と共に過ごす全てが癒される信頼と安心のここちよいとき。

季節の大地の巡りをこうして目の前にして
美味しくいただくことができて改めて感謝です*

デザートにはお福分けいただいたサルナシを。
キウイの原種だそうで
この季節のビタミン濃い果実、本当にありがたい。

大地は季節ごとに必要なたべものをちゃんと用意してくれている。
 

イノセント~茶会瞑想のお茶器にピンク色のイメージが来ているので
もう忘れかけていた遥か昔に準備していた桃色の化粧土を
今回ひさしぶりに土のストックから取り出しました。
 
実は、ピンクの釉薬を茶杯に掛けているビジョンを
昨日の明け方、起き抜けの変性意識状態で視たのでした。
 
ですから今日、そのビジョンで伝えられたままに
そう、
化粧土の濃度も
茶杯をいとおしむような
いいこいいこをするような
おむすびをやさしくにぎるような、大きく包み込む舞の手つきも
・・言葉でいえばそんなイメージでしょうか、
高次より伝えられたビジョンそのままに再現しながら釉と共に舞いました。

むかし陶芸を頭で考えていた頃は、釉掛けがとても苦手でしたが
今はそんな風に思っていた自分が信じられないくらい
釉掛けはとても深い癒しの高密度な時間です。
 
最近、陶芸教室はしないのですか?と数名の方よりご質問受けたのですが
もしいつかまたわたしが陶芸をどなたかにお伝えするような機会があるなら、
時間に制限されない環境で
土に誠意を持って
「釉掛けはとても深い癒しの高密度な時間」
例えばそういったことを中心にお伝えしてゆきたいと思いました。
 
土と共に過ごす全てが癒される信頼と安心のここちよいとき。

 
数日にわたるリトリートでの陶芸体験というのもいいなあ、
という提案が心に浮かびました。
そんな需要があるのなら実現できたらよいですね。
もし本当にそんな陶芸教室が実現可能ならば、
きっと大地の女神がその場に祝福にお越しになるでしょうね。
 
今回制作しましたお茶器ののこり土を再生するために
その準備も致しました。

土を小石の大きさにしていったん乾燥させてからお水を加え、
ふたたび土中の微生物に活動していただきます*

ひとつ器を作る「成形」だけが陶芸ではなく
(それは誰かが作った合理的な陶芸教室のマニュアルです)
すべてがつながって宇宙の理ように繰り返しており、
しかもその繰り返しは、自然と同じようにいつも同じというわけでもなく、
似ているけれど毎瞬ことなる・・そのゆらぎを感じ取ることは
まさにこの地球で行われている
命と祈りのゆらぎを感じることと同じだと思っています。
 
ほんとうに
わたしも20年近く教えてきた既存の陶芸教室では
陶芸のことの全ての行程の十分の一も教えてはいなかったのではないでしょうか。
うつわの本質を辿るとそれはただの道具ではないことが分かってしまったいま、
命あるものとのおつきあいを思えば
それをはぐくむようなお付き合いがしたいと思います。
むげにはできないことがたくさんあります。
土は人と同じですものね。
 
*おまけ*
きょうは、古くなったダブルガーゼのチュニックを雑巾におろしました。
ミシンで縫って四枚の雑巾に仕上がりました。
陶芸の作業の中で雑巾は大切な道具の一つです。
上質のオーガニックコットンのダブルガーゼの雑巾なんてとてもぜいたく。
ふっくらと水含みのよい使っていて心地よい雑巾、うれしいです。

 
今夜は窯番です。
窯の様子を見ながら
このおぼえがきつれづれ
したためてみました*
 
 

植物*食物

自家製手打ちパスタに採れたての大きな秋ナスのソテー乗せ*
植物すごいなあ・・宇宙的。
毒蛇式(わたしのオリジナル式)で淹れました。
この淹れ方だと珈琲がどこかチョコレートのような風味になるんです。
苗から大切に自然農で育てられた
唯一家で淹れる特別な珈琲SAMURAIティピカです*

心からの感謝*
 
 

星巡り茶会シリーズ ~点滴堂企画展

星は
遠くでチカチカ輝いているように見えるけれども
一旦そのエネルギーに繋がってみればそれは
精一杯生命燃やす瞬間の連続
 

 
昨日の茶会瞑想に、
現在開催中の点滴堂企画展『星めぐり歌劇団』にて
お迎えくださった星巡り茶会シリーズの茶杯をお持ちになって
お越しくださったかたがみえて、感激しました。
 
はからずもこんな風に流れに乗ってつながっていくのだなあ・・
と、しみじみ。
懐かしいような新しいような・・こころあたたかい。
ありがとうございます*
 
茶杯をおもちくださったので、
昨日の茶会瞑想では、
点滴堂さんに現在出展させていただいている
「星巡り茶会シリーズ」の茶器の中から
茶壷(急須)と聞香杯を使い
岩茶を淹れさせていただきました。
 
とくに聞香杯は聞きなれない見慣れないものかと思います。
せっかくですので順を追ってその使い方をご紹介してみますね。
 

小さな筒状のうつわが聞香杯です。
星巡り茶会シリーズの茶壷(急須)は
内側すべてに純金を施していますので、お湯に純金の振動が転写され
よりまろやかな風合いに感じられます。(感じ方には個人差があります)

それでは、まず最初に急須に茶葉と熱湯を注ぎます。
急須の蓋をして茶葉をほんの少しだけ蒸らして、一煎目を聞香杯に注ぎます。
お茶を注いだ聞香杯の上に茶杯を重ねます。
茶杯と聞香杯をしっかり手で圧着しながら
遠心力を利用してえいやっと上下ひっくり返します。
そっと聞香杯を開けると
とぽとぽとぽとお茶は茶杯に注がれます。
空になった聞香杯の香りを楽しみます。
香りの楽しみ方は、
聞香杯を両手の間に挟むようにしてころころと転がしながら
香りをかぐのです*(この香りの工程が大好き*)
香りを十分楽しんだら
先ほど注いだ茶杯のおちゃを召し上がれ♪

星めぐり茶会シリーズのお茶器たちは
点滴堂さんにて16日まで
出展販売させていただいています。

点滴堂企画展『星めぐり歌劇団』
7月5日(水)~16日(日) 月・火定休日
12:30~20:00
東京都三鷹市中町1-10-3 2階
三鷹駅北口より徒歩5分
tel.090-6796-5281
 
どうぞよろしくお願いいたします*
 
 
**点滴堂HPより**
 
三鷹駅 北口 歩いて5分、
「点滴堂」はギャラリースペースのあるブックカフェ。
ちいさな店内にぎっしり詰まった書棚の古本はすべて販売してます。
作品の展示を楽しみつつ。
お気に入りの1冊を選びながら。
おいしい珈琲・紅茶をご賞味ください♪