今回トヨタマヒメさんにガイドをお願いするにあたって、
とにかく私はセノウミの龍宮洞穴に行きたいと思っていたのですが、
事前のメールのやりとりでトヨタマヒメさんから
『ほかにどこか行きたいところはありますか?』と尋ねられて
ふと、いくつかのキーワードが浮かび、
それらの中からトヨタマヒメさんがピンとくる場所がもしあるようでしたらお連れ頂けたらとお願いいたしました。
するとトヨタマヒメさんからすぐに
私が提示させてもらったキーワードの一つ「剣」に関連する場所がある
とのお返事いただきました。
私は最初「剣」とお伝えしたのですがあとになって、
いや、鉾かもしれない、と思い直し、改めてそうお伝えしましたところ、
トヨタマヒメさんから
『「剣」とおききして頭の中で勝手に「鉾」と自動変換されてました。』
と、またすぐのお返事をいただきました。
そんな風にゆうに言葉を超えるようにして、こちらへお連れ下さったのです。
魔王の山をご神体とする魔王天神社。
魔王ときいて、そして説明板の文中に登場する「オダイローサマ」という名を目にして、なぜかスサノオノミコト(サンダマリ)と浮かびます。
『こちらの裏手の方から鉾が沢山奉納されているのが見えますよ』と
トヨタマヒメさんに導かれて目にしたのは・・
ああ、やはりセオリツヒメに繋がっていた!!
胸がいっぱいになってしまいました。
トヨタマヒメさんのガイドでなかったらきっとここには来られなかった。
ミツマタの鉾は海神族のシンボル。
古今東西さまざまな姿でさまざなま名前で
セオリツヒメは海神族に祭られてきました。
欄間に白い鳥。
白鷺ですか?
ここにもまたヤマトタケルですか?
烏はもともと天界では白い鳥で、
顕界ではその影が映っているから黒く見える、という話を思い出します。
足和田(魔王の山)は
かつては足機山(あしはたやま)と呼ばれていて・・
(機織の・・やはりセオリツヒメにつながります)
足和田山
愛鷹山
足柄山
は富士山の三足と呼ばれています、とトヨタマヒメさんのお話。
三本足の八咫烏 。
この場所におまつりされているのは風の神と呼ばれていて
魔王天・・宇宙に繋がっている感覚がありました。
ここでも音が生まれてくるので
そのときの歌をうたわせてもらいました。
朝は見えなかった富士山が、この頃ようやく姿を見せてくれました。
つづく