いよいよ大晦日

王様の古墳

以前より年が明けるのは3月と来ていて、
それも明日の満月25日にようやく年が明ける、と。
 
既存の暦とのずれを感じるようになったのはいつからだったろう。
去年の冬至が既存の慣習とずれていたこと、
自然と自分とを結ぶことを失っていたことを知り、
紙に書かれたようなカレンダーや他人軸の情報を頼らず
自分軸で自然の声を聴くようになりました。

そしてその自然の声を聴くときの感覚は
私個人のものではなく、
もっと大きなバックグラウンドからのものだということもわかりました。
 
そういった感覚によると、今日は大晦日になります。
明日からようやく始まる新しい年。
どんな世界が開かれるのでしょう***

この花は「スター・オブ・ベツレヘム」だと
陶芸を通じてご縁ただいたお花と石に詳しい方より教えていただきました。
キリストが生まれた時その印として夜空に輝いた星にちなんだ花の名です

おりしも明日の満月より、
スペイン・カトリック最重要の祭り
セマナ・サンタ(イエスの受難と復活の聖なる一週間)が
はじまります。
私が住んでいたスペインの田舎の町では、毎年この聖なる一週間の間は地上を離れ、町まるごと次元がほんとうに変わりました。
 
そして今年の3月25日は
ようやく明けた特別な時代の
ほんとうに特別な新しい年のはじまりです。
 
 

うさぎとさくら

桜氣浪
すずとおまもり
山桜

 
22日17時以降~の参加です。
 
作品をご覧いただけるタイミングは
点滴堂さんのX(twitter)のご投稿にて↓ご確認を
https://twitter.com/timeandlove
 
どうぞよろしくお願いいたします** 
 
 
◆点滴堂企画展
 『うさぎとさくら』
3月20日(水)~31日(日)
※MAJO作品は22日17時頃~の出展となります。
12:30~20:00 月・火定休
会場:点滴堂
東京都武蔵野市中町1-10-3 2F
tel.090-6796-5281
 
**点滴堂HPより**
三鷹駅 北口 歩いて5分、
「点滴堂」はギャラリースペースのあるブックカフェ。
ちいさな店内にぎっしり詰まった書棚の古本はすべて販売してます。
作品の展示を楽しみつつ。
お気に入りの1冊を選びながら。
おいしい珈琲・紅茶をご賞味ください♪

 

日常の景色のなかで

地元の大好きなお店がまた一つなくなってしまう。

商店街の八百屋さんの奥がカフェになっています。
私はここが大好きで。
季節のお野菜を買わせて頂いたり、
季節のランチやフレッシュなジュースをいただいたりしてきました。
 
初めてこのお店ができたのを見た時、
心底『わあ!!』って思って、ほんとうに嬉しかった。

このお店は、
規格サイズより、おおきすぎたり小さすぎたりして
廃棄されるお野菜を救済する八百屋&カフェでした。
 
規格サイズっていうのは、
チェーン店のスーパーの規格サイズの棚に入るかどうか、
規格サイズのビニール袋に規定個数入るかどうか、で決められているそうだ。
そこからはずれる大きさのお野菜たちが大量に捨てられている。
 
私の地元は大根が名産なのだけど、
毎年おびただしい数の規格外サイズの大根が捨てられる。
それをみてもう黙っていられなくなったといって、
この八百屋&カフェを始めたのだとお店の方にオープン当初にお聞きした。
 
よく利用させてもらいました。
 
けれど、しばしばお客さんから、
野菜の種類が少ない、だとか
お野菜の入荷が偏ってる、だとか
(廃棄野菜が出た時とそうでないときに店頭に並ぶ品数が変わるので)、
地元のお客さんから、お店の人が言われているのを
割と何度も目撃しました。
  
そもそもの主旨が分かってないんだなあと思う。
店員さんたちはお話で伝えて下さるのだけど、
『それじゃあしかたがないのよね。』と言うお客さんもいる。
常に大型スーパーで買う様に、
一般的な八百屋さんで買う様に、お野菜を買いたいのだろうね。
 
私はお野菜は基本的に地元の農園さんで直接買うから、
いつも同じようにどの季節も安定的に買えるなんてありえなくて、
大型スーパーや、一般的な八百屋さんで並ぶお野菜が
いかに普通な状態でないかということは、
直接畑に行ってお野菜を買うようになってからよくわかった。
棚に野菜がすらり整頓されて並んでいるということがいかに異常なことかって。
 
この八百屋&カフェのお店の
ちゃんとコンセプトが分かる人に届けばいいのに、と思いながらも
採れたて新鮮のお野菜なんかは早くたくさんの人に売りたいのだろうからむずかしそう。
この時期の大根なんて本当にこの店の中あふれるほどに大根だらけになるから、
調理した保存のきく状態にしたものに店員さんが作って販売していたりしていたようなのだけど。
 
土日なんかは気候がいい時は、立地の良さも手伝って
観光客でカフェは満席のこともあった。
でも今日は、カフェにいたのは私ひとりだった。
 
私は通いの客だから
かいつまんで見えてきたその時々のことしかわからないけれど、
店長さん曰く今月末で店を辞めます、閉めます、とのことでした。

サラダボウルのランチを食べ終わったあと、
デザートが出てきたから驚いて『頼んでないんですけど。』というと、
『今日来てくださった方へのプレゼントのようなものです』と、店長さん。
 
こころからありがとうございました。
でもとても残念です。
思いが巡ります。
 

納品のことなど つれづれ

20日より開催の点滴堂さんの企画展「うさぎとさくら」。
MAJO作品は諸事情により
22日(金)の17時頃以降からの参加を予定しております。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

王様の前方後円墳がある桜山の真上。
(縄文時代からの地層が表層化しているお山で、
郷土資料館の方のお話によると
ここは日本で一番最後に
弥生時代に移行した土地だと言われています。
つまり日本で一番縄文時代が長く続いた土地。
ぽかぽかとあたたかくて大好きなお山です。)

先週点滴堂さんに納品日を延ばしていただいたその絶妙のタイミングで、
ご神事に使用するうつわのご依頼が入りました。。
なんだかすごい・・。
陶芸は完成するまでの工程が自然の気候などに左右されることが多いので
最終的に窯の蓋を開けてみるまでまだはっきりとは言えませんが
この絶妙なすべり込みっぷりを思うと、このまま順調に焼き進められれば
このうつわは大切なそのご神事にきっと間に合うのでしょう。
 
全く意図していない展開ですが
まるでそのために点滴堂さんに納品日を延ばして頂いたかのような状況にも見えます。。
 
頭では計算できなことばかり
ふしぎなことばかり
なので
こういったことはもう自然の流れにすべてお任せ致しております。

菊練りされた土のふっくらとまるまった雰囲気
愛おしい

 
今夜は窯番です。
 
**
 
◆点滴堂企画展
 『うさぎとさくら』
3月20日(水)~31日(日)
※MAJO作品は22日17時頃~の出展予定となります。
12:30~20:00 月・火定休
会場:点滴堂
東京都武蔵野市中町1-10-3 2F
tel.090-6796-5281
 
**点滴堂HPより**
三鷹駅 北口 歩いて5分、
「点滴堂」はギャラリースペースのあるブックカフェ。
ちいさな店内にぎっしり詰まった書棚の古本はすべて販売してます。
作品の展示を楽しみつつ。
お気に入りの1冊を選びながら。
おいしい珈琲・紅茶をご賞味ください♪