つれづれ

屋根の上で今季最後の甘夏の皮を干しました*
陽光を浴びて透き通って美しい・・。

 
 
5月の個展の作品も釉掛けの工程までたどり着きました。
ひと窯ぶんまるまる新作での出展は本当に久しぶりのことです。
 
釉掛けにワクワク。
釉を手でぐるぐるかき混ぜて
手酌で舞うようにうたうように
素焼きにしたうつわに施釉します。
陶芸もうたであり舞であったという喜び*
農業と歌と舞が一心同体であった時代には
きっと土のお仕事もそうであったにちがいない。
 
いまの制作スタンスに変えてから、
自分の居場所を見つけたからでしょうか
作品に関わることすべてが癒しになっています。
 
今夜は窯焚き。
現在炉内温度67℃。
1230℃まで上げていきます。

 
 
 

たまご ~点滴堂企画展


『いくたまよりひめ 海 稲 ~renacimiento』
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龍と稲穂の表裏
陶土 純金彩 海水で清めた精麻
内に小さな陶玉が二つ入っており振ると土の鳴る音がきこえます。
 
 
 
神話のなかで。
 
 
うさぎと竜が持つエネルギーの働きは
同じものととらえています。
人間界の場面場面で必要に合わせて
その姿を変えて顕現いたします。
 
稲はクロスに放射するエネルギー。
今回の作品につかわせていただいた陶土には
巫女舞の方がおつくりになった
自然栽培の大切なお米のエッセンスを練りこんでいます。
 
海は生きとし生けるものの内宇宙の故郷。
 
renacimiento /生まれなおす 
 
*
 
点滴堂さんの今回の企画展も
残すところ週末土日のあと二日となりました。

今回の作品にお心寄せてくださった嬉しいメールをいただいたり、
本日の「エネルギワーク海」にも
点滴堂さんで出会われた作品をお持ちになり
一緒に海を見守るように作品たちをお供え下さった方がおられました。
 
お客様にとって大切な場面場面に
そのかたのお手元にお迎えされた作品をその「場」へお持ちくださり、
その場のエネルギーを作品とともに共有してくださっているのを
拝見したりお聞きしたりするにつけ
本当に・・
本来の土の在り方や
土に顕れる振動、目には視えないけれどとても大切なことを
大事にしてくださるお心を感じていつも感激しています。。
 
わたしの制作スタンスは急速にここ数年ですっかり変わりましたが
それがまちがっていなかった、と
みなさまがこうして顕現してくださっていることが本当にうれしいのです。
何か超越したつながりを感じ
この地上に生まれたことの深い意味とご縁を思います。。
 
そしてどんなに私のつくるものが変化しつづけても、
きっとどこか核心の部分で信じてくださって
いつも企画展にお声かけてくださるギャラリーさまが
こうしたお客様と作品が出会う大切な場をおつくりくださっていること。。
これもあたりまえではなく奇跡なのだと改めて感じます。
 
もともとは目に視えない形になかったものから
こうして
たくさんの奇跡を目に見えるようにみせてくださる皆みなさまに
心から感謝しております。

ほんとうにありがとうございます。
 
会期ののこり二日間も大切に思っております。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
 
  
◆点滴堂企画
『うさぎとたまご・2022』
 
4月13日(水)~24日(日)
12時半~20時 月・火定休
東京都武蔵野市 中町1-10-3 2階
tel.090-6796-5281
http://tentekido.info
 
※作家の在廊はありません
 
*点滴堂公式HPより
三鷹駅 北口 歩いて5分、
「点滴堂」はギャラリースペースのあるブックカフェ。
ちいさな店内にぎっしり詰まった書棚の古本はすべて販売してます。
作品の展示を楽しみつつ
お気に入りの1冊を選びながら
おいしい珈琲をご賞味ください♪
 

 
追記*
現在点滴堂さんに、
5/1からの神戸での個展『ミカカミ』のDMを置いていただいています。
数に限りがありますがご縁ありましたらどうぞご自由にお持ち下さいませ。