セオリツヒメが火を持つ
 
今年の前半は雨量少なく
いつも汲ませていただいている湧き水の
水量がかなり細くなって居たことが気になっていました。
 
今年の後半、梅雨の時期には
湧き水の水量も戻りほっとしておりましたところ、
7月にはいってからは
記憶に残る雨らしい雨がなく
けれど湧水の水量は減るどころか
勢いを増しており
雨だけではないところからの
潤沢な山の水瓶、
夏の勢いを増す植物たちの力を思っておりました。
 
毎日の暑い日が続き
からだにこもった熱が抜けないことは
心臓への負担、息苦しさへと繋がって行きますから
こまめに水に浸かることで
体を冷やすと同時に
体を緩めて
対内外に氣を巡らせ潤してやることが大切でした。
 
昨晩未明になり始めた雷雨。
きたきたきたーー!!!
と歓喜するや
物凄い豪雨と
おびただしい雷鳴には
久々に胸をすくものがあり
魂深くから調える浄化のエネルギー
しっかり受けとり、よく眠れました。
 
雷が大地に落ちることで空気中に漂う大地の栄養となる要素を
地上に届けるという大切な役割があり、
雷によって届けられた養分によって
お米もよく育つ、と言うことが
わかっているそうです。
「稲妻」という言葉の意に通じるところを思います。
お米が結実する時期に雷が多いところから
古来より雷が実を実らせると考えられてきたことも
今では科学的に証明されて、
古来から言われていることが
理にかなっているのがわかります。

科学はいつも遅れていることを常に理解しておくことと同時に
直感からの声かどうかのサニワを合わせて見れば、
ことの道理が見えて来ると思っています。
 
これを書きながら、
再び大粒の雨と雷鳴。
8月になると同時に扉が開き
毎日の雷雨は本来日本の夏らしい。

あわてて干していた梅をしまい、
今日屋外での仕事は楽しくあきらめて、
今日は深く呼吸して
この春からの
みちみちのスケジュールだったところから離脱して
少し自分を休ませてみようと思います。
 

 
雷風に煽られて棚から神宮暦が舞い落ちてきたので
8月1日のところを書き写させていただきますね。
 
八月一日 火曜日 友引
 
武蔵 氷川神社祭
信濃 下諏訪祭
相模 箱根祭
 
干支 かのとう
 
月齢 14,4

旧暦 六月十五日
 
月の出 午後六時四十九分
月の入り 午前三時二十七分
 
満潮 午前三時三十一分
   午後五時五十分
干潮 午前十時四十二分
   午後十一時十二分
 

写真は今日の王様の古墳の真上。