ものづくり

先日おぼえがきした
ろくろのどべ受けや水桶の底に沈んだ土を再生した
ひるこさん、と呼んでいた土は、龍集・星山の土です。
 
手元の分はこれでもう終わりと思っていたけれど。
 
黒龍の勢いあらわなこの個性豊かな土を
すこしも流してすてたりはしません。
少しの土を集めて再生すれば
もう急須を作るにはぎりぎりでも
うつわならゆうにいけるかも、と
水にまつわる
いくつかのかわいいうつわが生まれました。
 
やはり水にかかわるうつわとなりたい土なのですね。
土がそう言ってくる。
自分がただの筒になっていると
そういうことがわかる。
工房イソラは不思議な場所だな、と
つくづく思います。
エネルギーがおりてくるうつわって大事ですよね。
体も場もうつわです。

今日生まれてきたうつわたちの高台には
庭の桑の葉やレモンの葉の葉脈の跡を写しました。
 
縄文土器も底裏に葉の跡がついています。
陶土の下に葉を敷いて
ろくろのように葉をくるくる回して
うつわを作っていたとみられています。
 
写真のこれは
『月を映すうつわ』だと
おりてきたエネルギーが言ってきています。
 

 
さて。
 
おやつにスコーンを焼きました。
ディルやチャイブなど刻んで入れて
香り高き焼き上がりに*

最近気に入ってる小麦粉は
北海道のオーガニック認定のきたほなみ。
焼き菓子に使うとびっくりなおいしさです。
すっかりお砂糖中毒も抜けたので
小麦粉の甘味で十分なくらい
何もつけなくとも美味しい*
 
 

工程&うた

Proceso&canto
 
桜山の土を細かく砕いて水ヒ(水に浸ける)します。
すり鉢で大きな塊を砕いて細かくする、を何度も繰り返して
必要な分量の土を用意します。
地道な作業ですが、
この土は偶然粘土層から採れたものなので
比較的、調整期間&工程が短かくて作陶の工程に入れるので
次の展示にぎりぎり間に合いそう。ありがたい。

 
 

制作つれづれ

ろくろのどべ受けや
水引きするときに桶の底にたまった泥を
再生しました。

再生されたばかりのうぶうぶのひるこさん かわいい。
 
庭の花が、
毎年5月や6月に咲く、
ジャスミンやスズランが
早々にもう咲き始めてとまどいます。
ジャスミンの花は摘んで、
土のシンギングボウルのなかにいれて演奏しています。
 
いつのまにか種が山から飛んできて
庭に群生するようになったシャガ。
花はサラダにして食べられるそうですが、
なんだかこれはむしる気にならない。おかおこっち見てるし。


シャガの花が落ちた後の姿は不思議。
綱を撚ったみたいになってるんです。

 
 
花が早いように
つばめも早く来るのかなあ。

個展に向けて制作しています。
 
今回、音になりたい土たちがたくさんやってきて
それもまたたのし。