きのうきょう

ここのとこずっと三年寝太郎のことを思ってる。
あれは寝てる間に相当ダウンロードしたり解凍してるって話なんじゃないかと。
 

 
思えばいつからかもうわかりませんが、
特に記憶に残る7月からずっと
可視不可視ともにちょっと私の脳みそとしては
容量オーバーが続いていたので
昨日今日とあえて私の脳を休ませようと思いました。
 
それで一番やりたいことをしようと思って心に訊くと、
繕い物がしたい、とのことで
昨日は靴下やらの繕いをしていました。
けっこう一足につき数時間かけて丁寧に繕いました。
縫物が好きということではないのですが
「繕う」って癒されますね。。
 
布には敬意を払っております。
体に触れるものはほんとうに振動の高い質のよい
布糸でできたものを使うようにしているため、
その布にかかわるすべて、
糸を紡ぐ人と織りあげている人
その糸となる動植物たち
色を染める鉱物や植物たち
それらをはぐくんでいる方々と大自然etcetc…
ほんとうに気の遠くなるような月日を経て
布と成り服と成り私のもとへとやってきていますから。。
 
本当に身に着けたいものは、
今ではもう作られないような
手のかかった糸や布もあったりして
もう何度も何度も繕って身に着けています。
 
靴下などは、何度も当て布をして繕ったおかげで
その部分がふかふかになり、
かえって履き心地の良いものになっていたりします。
 
そんなこんなで気づいたら
昨日は夜中の2時まで繕いものをしていました。
ちょうど衣替えのタイミングですし、
これでまた気兼ねなく着られるものが増えて嬉しい*
 

 
昨日は、心が一番やりたかった繕い物を終えて、
今日は、昨日の夜仕込んでおいた柿の酵母のパンを食べたり

このクープが開いて焼きあがった感じに癒されます。。
シナモンパンも焼きました*

 
他には屋根に干した布団の上で日向ぼっこしたりしていました。

 
屋根の上で空を眺めたり
その時こころに浮かぶうたをうたったりしていると、
どこからか金木犀の香りが。
 
もう終わったと思っていた庭の金木犀の花がまた咲いていました*

今年はもう終わりかと思っていた金木犀のシロップも
あともう少し作れそうです。

普段甘いものは飲まないのですが、
この時期だけは、金木犀のシロップを入れた
ほんのり甘く香り高い紅茶を美味しくいただいています*
 
 
夕方遅くに海に行くと、
海水の透明度がとても高くて思わずはだしになって水に入りました。

 
秋のとても気持ちの良い気候。
 
浜に寝転がると、頭の真上に琴座のベガが見えました。

 
 
 

アゲハうたう~点滴堂企画展より

 

「アゲハうたう」部分

うちの庭には春から秋にかけて、真冬を除けば毎日のように
クロアゲハが飛んできます。
レモンやキンカンの木の葉っぱに卵を産むので
うちの庭の柑橘類の葉っぱは虫食いだらけなのですが
いつもそのままにしています。
それでもレモンの木はすくすく育っていますし、
キンカンも新しい若葉をつぎつぎに茂らせてくれています。
そしてたまごはやがて幼虫からさなぎになり、
変容を遂げたクロアゲハは美しくうたうように庭を舞って
目を心を癒し和ませてくれるのです。
 

ここまでの擬人化は珍しいですね、と
この作品「アゲハうたう」を納品したとき
点滴堂の店主さんが言われました。
 
擬人化できたのはこのアゲハが、
私のとても古い記憶に繋がるイソラ(セオリツヒメ由来の人魚)の素養を
持っているからかもしれませんし、
あるいは
毎日眺めている海の向かいに見える江の島の女神・弁天さまのようにも
感じられているからかもしれません。
 
(お迎えくださったうつわたち、
ぜひ自然光のもとでご覧になってください。
陽光にきらきらとかがやく純金の高い振動や
土にふくまれる長い年月を経た
鉱石や植物たちのエネルギーが
豊かに伝わってくることと思います。
なにかふわっとしたものを感じ取られたら、
それは自然に共振しているということ。
それだけでもう十分お体やお心に
うつわの持つエネルギーが届いていることと思います)
 
 
点滴堂企画展
『庭のお花の妖精』
10月12日(水)~23(日)月・火定休
12:30~20:00 
会場/ 点滴堂 http://tentekido.info
東京都武蔵野市中町1-10-3  2階
tel.090-6796-5281 
 
※作家の在廊はありません。
 
~点滴堂さんHPより~
三鷹駅 北口 歩いて5分、
「点滴堂」はギャラリースペースのあるブックカフェ。
ちいさな店内にぎっしり詰まった書棚の古本はすべて販売してます。
作品の展示を楽しみつつ。
お気に入りの1冊を選びながら。
おいしい珈琲をご賞味ください♪