つれづれ

 

 今日の古墳の王様

 
様々なジャンルを深く洞察できるお話を楽しむのに、
私は昔からポッドキャストの視聴をよく利用しています。
いっとき風前の灯の状態だったポッドキャスト業界は
消えてゆく番組がどんどん増えていく中、
スマホの登場により奇跡的に息を吹き返して
番組も昔からは想像できないくらいに増えました*
おかげさまでとても楽しませていただいています。
 
この年末はポッドキャストの番組をききながら、
靴下などのつくろいものをしながら、
ながらながらの
とてもよい年越しをすることができました。
聴いていたのは、同じ番組からこの2つの回でした。
個人的にはどちらもまた何度も聴いてみたい内容でしたので
ここにメモとしてご紹介させてもらってみますね。
 
[私塾:陣内義塾]
【対談企画】湯本沙友里×陣内俊
書籍『もしイエス様が市長だったら』を語る 第6回
https://podcastaddict.com/episode/149951721
 
[私塾:陣内義塾]
メッセージ『別の道から』
https://podcastaddict.com/episode/150201327
 
前者の回では、
聖書の中のエピソードに基づいて実際に臨床的に実験した結果により、
人が他者を助けようとする気力を奪うものは、
宗教の違いでもなく、教育でもなく、
ただ「忙しい」という原因からというお話が印象的でした。
(ちなみに聖書のなかでは宗教的役職に基づいて
瀕死の他者を助けなかったというエピソードから
その矛盾を聖書中で問いています)
 
『別の道から』の回では、
ヘロデ王の世界(=これまで常識と信じ込まされていた世界)から、
別の道を通って帰る三賢者の話になぞらえて、
別の道を帰る=これまでの世界から逸脱する、ということを取り上げています。
私的にはサンティアゴの巡礼道を歩いたことになぞらえて
思うところ様々、まさに年越しの瞬間にこの番組を聴いて、
これからの新しい世界=別の道を還る、ということに於いて
大変良い年越しができたなあ*と思っています○
 
おりしも明日6日は三賢者の日。
クリスマスシーズンの最終日になります。
時節に合うお話かなと思い、
今日のおぼえがきにさせてもらいました。
 

 
私塾:陣内義塾さんは、獣医さんなのだそうですが
このかたの番組を見つけたきっかけは宮沢賢治からの繋がりでした。
別の過去回のこのかたの番組にてとりあげられていたこの本。
 

 
興味あったので早速図書館で見つけて借りてきました。
 
読み始めて、冒頭に取り上げられていたのは
賢治が描いたうさぎのお話『貝の火』のテーマでした。
 
兎年のはじまりにちょっとヘビーな話題だったので
おぼえがきにはせずにいましたが、
現代の食のことについては魂の視点から見て
私もかなり深く思うことがあり、
この本を読み終える頃にあらためて、
この本の事とともに
食のことについて、殊に肉食することについて
おぼえがきしてみたいと思っています。