旅のはなし 5 ~祝祭り

今日は、ギャラリーアルカオーナー西田さんとの
zoomフリートークライブ第三段目・最終回でした。
ご参加くださいました皆さま本当にありがとうございました!
 
毎回30分ずつの3回シリーズ『方舟に揺られて』でしたが、
今回は改めてまた個展作品に視点を戻してみました。
 
個展開催当初からさらに降りてくる
物語(西田さんは歴史とおっしゃっていました)や情報、
言葉にできないものが、沢山キャッチできるようになったというお話、
そしてこれは祭りであることに気づいたというお話、
個展のタイトル『冏(きらめき)-降り立つ-』とは
一言でいうとまさに「祭り」のことであった!
というしめくくり*
 
わたしとしては本当にやってよかった!と思える
フリートークライブでありました。
ご参加いただきました皆様にはもし何かありましたら
ご感想やご質問などメールでもメッセージでも、
いただけましたらと思っております。
ご参加本当にありがとうございました***
 
個展『冏(きらめき)-降り立つ-』は
実店舗およびアルカさんのwebショップともに
今月28日18時まで開催しておりますので
引き続きまして、どうぞよろしくおねがいいたします*
 
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改めまして旅のはなし 今回で最後になります。
 
これまでの旅の話は下記リンク先からご覧いただけます。

 
旅のはなし 1 ~天心
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=13773
 
旅のはなし 2 ~お茶に酔う 
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=13796

旅のはなし3~音と響きのワークショップ
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=13925
 
旅のはなし4 ~山から海をつなぐ
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=13985
 


神戸での在廊二日目の午後も土のシンギングボウルを用いた
音と響きのワークショップを開催させていただきました。
嬉しいご縁でご参加くださった皆様本当にありがとうございました*
(ワークショップのことについて詳しくは、
旅のはなし3に書かせていただきました)
 
この日の当日、
ご参加のご連絡いただきました方がタイミングが合わずに
キャンセルとなってしまって・・、
それが後になって不思議なご縁むすびがあったことがわかりました。
 
私が神戸から帰宅した翌日、
ギャラリーからご連絡があり
ワークショップをキャンセルされたお客様がお見えになったとのことで。
その方はオーナーの西田さんも私も初めての方でした。
 
その方は、
旅の初日に訪れた岩茶荘さんでわたしが眼診を受けていたとき、
同じ時間帯にわたしの近くのテーブルに座っておられたそうで、
聞くともなしに眼診の先生とわたしの会話が耳に飛び込んできて
その内容にお心に触れるものがあったそうで、
その時の会話のワードから
ギャラリーアルカさんでわたしが個展をしていることを
なんと探し当て訪れてくださったとのことでした!(眼診のことについては旅のはなし2に。)
なんというつながり方なのでしょう!!
必要とあればご縁とはこういうつながり方もあるものかと、
西田さんと『こんなことってある?!』とびっくりしながらも
まさに新しい振動世界の体現をつくづく感じておりました。。
 
こうやってひとつひとつ現象をみせられて
世界がもう変わっていることをお知らせされていると感じます。
お心のままに共振共鳴の世界をそのまま体現してくださって、
わたしは直接お会いできませんでしたがありがとうございます*
 
ギャラリーアルカという時空がありましたこと、
その場に作品が在って作品自身が語ってくれましたこと、
そして何より軽やかに繋がってくださいましたご縁ある方々に
心から感謝いたします*
この巡りが大地の振動を高く上げていること
伝わってきて魂が喜んでいます。
 

 
今回の個展では不思議なことがたくさん起きていて、
わたしが在廊させていただいたたった二日間でも
非常に情報量の多い濃い内容を受け取っています。
頭で三次元的に考える世界がもはや薄れていること、
軽やかに動きつつも
とても内容の深いものがつぎつぎに訪れていること、
手に取るように明らかでした。
 
個展のタイトルテーマ『冏』は、
今回「きらめき」と読ませていますが、
「あきらか」と読み習わされています。
パソコンでも「あきらか」で漢字変換すると出てきます。
 
あちらの世界だと思っていたことが
冏(あきら)かに降り立つ。
そしてそれは祭りなのだということ。
きらめきが降り立つ。
魂がわなないて喜んでいます。
 
おりしもギャラリーアルカさん10周年の記念に
こういった顕現がなされたこと、
関わり合いのあるみなみなさまに、
お心寄せてくださっているみなさまに、
わたしもこころからのお祝い申し上げます***
 
展示は残すところあと約一週間となりました。
お近くの方はぜひギャラリーアルカさんの展示空間に
お越しいただけたらと思っています*
アルカさんのネットショップでは昨日より
アルカさん撮影の写真のもと
個展の作品販売が開始されております。
https://atelierseed.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1978195&csid=23&sort=n
(写真が作品の持つ力を引き出すようお心づかい感じます
ぜひ作品が語りだす言葉に耳を心をそばだててみてください*)
会場にお越しになれない皆さまにもお楽しみいただけましたら幸いです。
 
 
MAJO個展
(きらめき) -降り立つ-
 
5月3日(水)~28日(日) ※水・木定休
12:00-18:00
会場/gallery ARCAギャラリーアルカ
神戸市中央区北長狭通4-7-3-201西
tel.090-6323-2037
JR元町駅東出口より徒歩1分
地図
https://atelierseed.shop-pro.jp/?mode=f1
 
28日18時までギャラリーアルカweb shopにて今個展の作品販売中
https://atelierseed.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1978195&csid=23&sort=n
 

 
 

旅のはなし4 ~山から海をつなぐ

旅の初日の岩茶荘さんでの眼診で
『いまとても疲れている』と言われたこともあって
神戸二日目の午前中は予定を変更して
体を休めることにいたしました。
この判断がまたその後へと繋がっていったのです。
 
ビーガンのモーニングを出すカフェがあるとのことで、
ホテルから歩いてそのカフェへ向かう途中、
一宮神社という看板を見つけました。
氣になりましたのでお参りさせていただこうと向かいます。。


こじんまりとした境内は
ぽかぽかとした心地よくあたたかな高い振動がありました。

手水舎の亀・・
 
桜の神紋に帯はツバメに蝶・・


ご祭神は田心姫命でした。
 
沖ノ島からの勧請とあります。


そして
去年訪れた布引の滝から、
去年今年とお参りさせていただいた生田神社をつなぐライン上に
この一宮神社がありました。
このラインは、かつて元生田川が流れており
(現在はこの川はなくなっています)
すべてこの元生田川に沿って在るのでした。


 
後で調べてみたところ、
月読と田心姫命(弁天あるいは市杵島姫命とも)が、
亀に乗って丹波に行ったという伝承があることを知りました・・。
 
この元生田川沿いの3つのポイントを見ていると
宗像大社や江の島の、三女神のお祭りのされ方、
役職名としての市杵島姫のことや、
田心姫命が沖ノ島に祭られていること、
そしてやはり去年、六甲山の磐座から弁天ラインがつながり
月読に至ったことなどが、
ここでもまた浮上してきて答え合わせされるのでした・・。
(わかりにくい表記になっていますが、
長くなるのでここでは詳細は省きますね)

お話を一宮神社にもどします。
 
境内の二つの末社の奥に行くと
昭和20年6月の空襲で焼けた松が残されており、
水を欲しがっている感じがしたので
ちょうど持っていたヤマトタケルの湧き水をお社と松にお分けしました。
その流れでもう一つの末社お稲荷さんにもお水をお分けし、
そして最後に一宮本殿にもお水が必要だといわれた感覚がきましたので
拝殿にて左右と中央にお水をお分けさせていただきました。
 
かつてここは川沿いに建てられた神社です。
いまは無き川。水のつなぎの大切さを思うできごとでした。

 
それにしても。
知らずのうちに、布引の滝から今は無き元生田川に沿って
中宮ともいえる場所の田心姫命との偶然の出会い。
その前日はさらに同じ水脈の生田の森でうたい、
生田神社の弁天やヒルコさんと再会していたこと。
生田神社では、去年の諏訪からずっと気配を感じている猿田彦さんの海神社にお参りし、
同境内松尾神社での再会のお参りも今回の旅でありました。
 
これらのことが、
今回の旅で一年ぶりに神戸に足を踏み入れたとたん
わたしに『懐かしい』と感じさせた所以だったのかもしれません。
忘れていても繋がっていた、という。
 
神戸一宮神社は小さな境内でしたが
とても大切な場にあるとわかりました。
 
こころにたくさんの澄んだ湧き水のようなエネルギーをいただきながら
ゆっくりとお参りをさせていただくことができました。
ありがとうございました。

 

 
それから最初に向かっていたすぐ近くのカフェにも無事に辿り着き
モーニング、とてもおいしくいただきました。

 
農協の規定に合わずにはじかれた農家さんのお野菜や
飲食店であまって廃棄されるお野菜たちを
地元のご縁を大切に引き取って利用されているそうです。
気持ちの良いスタッフさんたち、ごちそうさまでした。
店内には私設のちいさな図書室もしつらえてあり、素敵でした*

 
 
旅のはなし、あと1回、つづきます。