最近の制作

ご依頼の制作がつづきました。
ご依頼主さまにご満足いただけて
ほっと一息のところです。
  
今日はご依頼主さまのご許可をいただいて
最近おつくりさせていただいたものの中から
いくつかご紹介させていただこうと思います。
 
やはり近年になって剣(=矛)がご要りようになられる方が
おられるのを感じています。
今回のご依頼では
ご依頼主さまお手持ちの石を使っての
剣など顕現させていただきました。

つかの部分に窓を開けてアメジストの下部にある虹が覗けるようにしました。
諏訪にもご縁のあるご依頼主さまでしたので、
諏訪の森の奥の泉の水とその湯の華を練りこんだ土でおつくりしました。
ふたつめの剣は緑泥の水晶と勾玉をお預かりしておつくりいたしました。
このふたつの石を視たとたん彗星のビジョンと、
土の弦楽器「みかぼし」にとても良く似た
宇宙的なエネルギーを感じましたので
そのままにおつくりさせていただきました。
土は、王様の古墳がある桜山の陶土を使用しています。
こちらはルビーの原石をペンダントへとのご依頼。
金はすべて純金彩となります。
紐は直接農家さんから仕入れた精麻を撚って
長さの調整ができる仕様にしました。

 
エネルギーのわかる方からのご依頼で、
気に入っていただけたご様子にわたしもとても嬉しく感じました。
ありがとうございました***
 
最近はオーダーメイドのご依頼も増えてきています。
お手持ちの鉱石などから私と土のできることで
なにかお心にピンとくるものがありましたときには、
いつでもご相談お待ちしております。
 

 
今日ひとつ、月のお使いが組みあがりました。

古墳の王様の桜山の陶土をベースに土を丸めた、
掌中うさぎの薬玉です。
このときのおぼえがき
カミーノの大地に会いに行く
http://majo.moo.jp/oboegaki/?p=15618
にてすこしだけご紹介しておりました。
 
「薬玉(くすだま)」とは心に降りてきた言葉でしたが、
後で調べてみれば
お祝いのときなどに二つに割って用いるくす玉の語源でした。
平安時代の頃より、まよけやお守りとされていた
薬草をまるめた玉が元々だったようです。
 
掌中うさぎは、
『丸めた土=薬玉 身に付ける』とメッセージがきていたので、
そのように仕上げました。

紐は直接農家さんより仕入れた精麻を撚りました。
写真の掌中うさぎが乗っているのが精麻です。
この張りとツヤのある植物の皮を
湧き水を霧吹きで吹き掛けて
繊維を柔くしつつ
手で撚っていきます。
精麻を部屋に広げると
すうっと空気が繊細にふるえて
辺り一面が浄化されるのがわかります。
凛とした気持ちになり、
少しずつ撚りあげられていく精麻の姿は
まるで竜のようで
わたしはこの精麻に触れる行程が大好きなのです。

結び目をスライドさせる形で長さを調節できます。

手のひらにちょこんと。


うさぎは
あちらとこちら、ふたつの世界を結ぶお使い。
因幡の白兎、
不思議の国のアリス、
古今東西の神話や物語にもそのお役目が描かれていますよね。
 
もしご要りようの方がいらしたら、
今日できあがりました一点を
ネットショップよりご購入いただけるようにいたしました。
(本日掲載の写真が現品になります。同じ1点を別角度から様々撮影したものです。)
 
今後のMAJO net shopにつきまして**
掲載させていただく作品は、
筒となって天地結んで作らせていただいているということを鑑みて、
新作ができあがったときや
時流を視てタイミングが合うときに
一定期間のみの掲載で
直感でピンと来られた方へお届けできたらと思います。
 
新作「掌中うさぎ 薬玉」は、
本日より三日間ほどカートに掲載にさせていただきますね。
もしピンとくる方がおられましたらこちらよりご注文いただけます。
※価格表記が違っておりました。訂正させていただいております。
https://majoceramica.cart.fc2.com/ca27/271/p-r-s/
 
この首飾りには桐箱をお付けしたいと思い
現在職人さんに依頼しております。
今週末には出来上がって来る予定になっています。→桐箱完成のご連絡ありました。木曜には届きます*