うすゞ

うすゞ。
精麻をおつけしてみました。

この七月にリトリートにて再訪しました諏訪の森の奥の
うつくしい自然の泉からまるで教わるようにして
うすゞの振り鳴らし方がわかりました。
 
うすゞを
泉の水にすっかり浸して
そのまま水平にひきあげ
左右に振るのです。
 
そうするとすゞの音とともに、
左右に泉の聖水がみごと撒かれます。
 
実際にそのようにして振ってみるとよくわかりますが
そのためのこのうすゞの形状なのだと。
 
その振り方の様子を泉の傍でご覧になっていた方も
『衝撃的なんだけど!』とおっしゃっていて、
わたしもです(笑)
わたしも、
水との親和性高いものざねだとは
うすゞをつくらせていただいたときにわかってはいましたが
まさかこのような使い方をするとは知らなかったので驚きました。
 
直感的に降りてきたものをそのままおつくりしているので、
(まるであちらの世界からオーダーを受けているかのようにして)
いつもこんな風に後からわかることも多いのです。
うすゞと水とが親和した振り鳴らし方がわかって感動でした。
 
振る、ということ自体
すゞの音(ね)自体
祓い清めとなりますから、さらに水が加わり
とても納得でしたので
それからは必要な場面では
うすゞの中に水を入れて
水を撒きながら左右に振り鳴らしています。
水がなくとも十分よいですが
水があるとより一層、場が清まりますね。
かろやかになります。

場を調えてからなにか大切なことを行うのは、
まず入口(ポータル)を調えてよりよい入口から入る、
という感覚でしょうか。
どの入口から入るかによって出会うものが違ってきますよね。
 
多くの必要とされる方のお手に渡るとよいなと思ったので
うすゞはかたどりでおつくりしていますが
ひとつひとつのものざねとしてちからに変わりありません。
かたどりのよいところはお手に取っていただきやすい価格にできるところで
上記したように、ものざねとしてのちからが落ちずに
お渡しできる稀有なかたどりでのおつくりの作品でもあります。
どうぞ必要な方にお持ちいただけますように。
 
すでにうすゞをお持ちのかたは
よかったらぜひ海や川、泉にて、今日お伝えした鳴らし方、お試し下さい。
自然環境の水がない場所では、
うすゞの開口部を上にむけて、
そこにあらかじめ用意した必要な分の水を注ぎ入れてから、
左右に撒き鳴らすことも可能です。
 
場を大地をきよめて振動上げてまいります*

うすゞの中にはふたつの丸めた土が入っています。

 
うすゞが今回の点滴堂さんの企画展にぴったりな風貌でしたので
10月1日まで、精麻をおつけしたものを1点のみ出させていただいています。

兎と月

兎と竜は同じ(同じエネルギー体)とお聞きしたことがあります。天地を繋ぐ竜の働きは、確かにパラレルを繋ぐうさぎと同じかもしれません。
わたしのつくる兎の瞳にはそれとなくいつも龍の瞳を感じていたので
水との親和性と共に、それもまた納得でした。
 
直感で活きていると面白いことがたくさん起こりますね。
 
 
◆点滴堂企画展
『兎迷宮・月読』
9月20日(水)~10月1日(日)
12:30-20:00 月・火曜定休
会場 東京都武蔵野市中町 1-10-3 2F
TEL 090-6796-5281
http://tentekido.info

◆点滴堂さんHPより◆
三鷹駅 北口 歩いて5分、
「点滴堂」はギャラリースペースのあるブックカフェ。
ちいさな店内にぎっしり詰まった書棚の古本はすべて販売してます。
作品の展示を楽しみつつ。
お気に入りの1冊を選びながら。
おいしい珈琲・紅茶をご賞味ください♪

 
 

今日も

 

 

 
あたりまえにあると思っていた日常の一コマが
気が付いたときにはもう、
あぁ、あのときが最後だったんだ

そんなふうに気づいたりして。
 
それでも世界は変化しながらいつも美しい。