つれづれ

「星巡り茶会シリーズ」とはまさにぴったりな名称だな、とつくづく。
小さな急須に茶葉とお湯を淹れたら手のひらに乗せて
その熱量が手のひらの各ツボに効いてることはもちろんのこと
うつわに充ちるその力強い宇宙的なエネルギーを感じ取ります。
癒しの時間。
湧き水のお社をお掃除していたら
綺麗な蝶が飛んできて
しばらく葉に留まったあと、
葉影の奥に潜ってゆきました。
そのまま地面の上まで降りてゆき。。
蝶のみたこともないこの行動、
たまごを生みに来たのでしょうか?

 

農園さんのお野菜であさひるごはん。
最近よく耳にする野草スベリヒユをお吸い物に。
「注ぐ」というのは
自然エネルギーが注入される大切な過程。
お湯(水)の扱いがものを言います。
ルビーというと貴金属との組み合わせが多く、
もっとナチュラルに、ほそく撚った精麻との組み合わせで
縄文視点から秀逸と感じられるチョーカーに成りました。
AAAクラスのルビーの雫型を受注生産でおつくりさせてもらっています。
わたしの誕生石もルビーなので自分用にもひとつつくりました。
『太陽と月の杯』釉をつけ終わったようすです。
釉はすべて筆で
一筆一筆螺旋を描くように素焼きの上に乗せてゆきます。
これがあとあとの工程で効果的に活きてくるので
それぞれの作品が持つありのままの氣の流れを大切に釉を乗せてゆきます。
こだわりや意識、念といった枠をゆうに超えて
果てしなく気持ちの良い現象(うつわ)が生まれるコツです。
(こちらの杯はタイミングが合えば、
今月20日からの点滴堂さんの企画展に出展できたらと進めています)
きのう配信のポッドキャスト「航海の護符」で話しておりました
”太陽のことをしていたと思ったら月のことをしていた”というお話、
丁度一年前のこの個展「玄 双つの月」辺りより
月のことをしていると気づくきっかけとなりました。
写真の作品が土の弦楽器「みかぼし」です。
(昨日ポッドキャスト番組内で「みかぼし」の説明しておりませんでしたので*)

 
つれづれに。