一回目の焼成

9月18日からの展示にむけて
さきほど1回目の焼成をスタートしました。
今回も完成までに何回焼成するのか私にもわかりません。
土と天の成るままに。

窯入れをしていると、
なんだか旅に出る準備をしているように感じます。
200℃までは窯の扉を開けて見守り、
まるでお見送りしているみたい。
そして窯の蓋を閉め航海の旅に出ます。
航海からもどり、窯の蓋を開いたとき、
そこには窯入れの時とはまるで別のものがおさめられており
まったくの人智を超えた
火と風と水と鉱物と土の変容のエネルギーが存在したことを感じ得ます。
 
雨が続いてなかなか乾燥しなかった今回制作中の作品達ですが
(下の写真は乾燥中のもの)
そして日常のすべてにおいて
とても充実して色々やっているような氣になっていますが、
ここにきて
作陶に関していつもよりずっと制作のペースが速いことに気づきました。
 
時空超えてますね*

 
実際、肉体を超えたエネルギーの世界に居ると
時間の枠をも超える感覚が分かります。
 
肉体のあるこの世界は時間というものにも縛られていたのかとわかる訳です。
 
濃密に過ごしたのにほんの少ししか時間が経っていなかった。
そんな経験はどなたにも在る事かと思いますが、
それは例えば、心臓の舟に乗ってエネルギーの世界に居たからではないかな。
 
古代エジプトのミイラは有名ですが、
物質世界でしか用の成さない脳は
亡くなったときまず鼻から搔き出して捨てたそうです。
そういう意味では
現代は脳にばかり比重を置き、
視野を狭くさせる為の操作が入っているのを感じます。
 
そして古代エジプトでは心臓を魂の乗り物としてミイラとともに手厚く葬りました。
最新の科学でも心臓自体が思考していることが
ようやく分かってきた、と言われています。
 
因みに一般民衆に公開される科学や医療の情報は、
実際にトップレベルでわかっている事よりも100年程遅れていると言われていますが、
あながち嘘ではないかもしれません。
なぜなら、実際の自然界や宇宙の真理に比べて、
あまりに科学も医療も原始的で遅れていると日常感じるからです。
利権に基づけば、なにもかも正直に公開するいわれはないわけで、
意図的に遅らせているのだという意見もうなずけます。
 
ともあれ。
生きているときも、死後も、
心臓はエネルギー界を行き来する乘りもの。
不可視の世界からの声は心臓に聞こえます。
そんなお話。
 
 
*
 
akka ❆ MAJO 二人展
『言葉にならない絵付けの世界』
9月18(土)。19(日)。20(月祝)
12:00~18:00(16時半まで)
 
会場/garden&spaceくるくる
鎌倉市由比ガ浜2-7-12 tel.080-5544-0021
・JR鎌倉]駅より徒歩15分
・江ノ電和田塚駅より徒歩3分
 
全日在廊しています。
ご縁あるかたのおこしを楽しみにお待ちしています*
 
 

 

 
 
 

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