ほんとうに時が経つのがはやいですね
・・という会話は昨日もしていたのですが。
珍しく都会に行きました。
車窓からなんだか不思議な雲が見えました。
赤羽のとてもすてきな
児童書とギャラリーがある青猫書房さんで開催された、
中村香奈子さんの笛とうた
菊地彩さんの語りとうた
の「笛と語りとうたの会」に行ってまいりました。
なんとも内容の詳細が宮沢賢治とあって、
先日の公演「満つる」ですばらしい笛の表情を、うたを、
みせてくださった香奈子さんの賢治とあって
じっとしてはいられませんでした。
*
語りとうたの彩さんの賢治は・・・ほんとうにすばらしくて。。。
うまく言葉にできるかわかりませんが(到底出来そうにありませんが。。)
一番長いお話は「注文の多い料理店」。
そのほか賢治の短編をいくつか語ってくださいました。
また福島の磐梯山に登りたい赤べこの物語の絵本をひとつ、語ってくださいました。
彩さんは読まれるお話はすべてとっくにおぼえていらしていて、
また岩手の語りのアクセントが
賢治の文体にぴたりと、
まるで音楽のようにリズミカルに一致して
聞かせて頂いているわたしの耳が
とても喜んでいるのが分かりました。
語りの合間にすうっと入って来る
香奈子さんの笛が、まるで自然な呼吸のように
深く遠くに連れて行ってくれます。
脚もとには宇宙を
目の前には山を
エネルギーとして顕現されているのが視えました。
きっと賢治もいつか視ていたものに違いありません。
*
余韻冷めやらぬまま、
終演後は香奈子さんに笛のお話、雅楽のお話、正倉院のお話等を
詳しくお聞かせいただいたことも興味津々でした。
会にお越しになっていた観客の皆さんも素敵な方々ばかりで、
帰り際にお食事にお誘いくださって
たのしい晩をご一緒させて頂きました。
また新しいことが起こりそうです。
この会の中でわたしが視たビジョン。
かならず顕現いたします。
賢治さんと 香奈子さんと 彩さんと
すばらしい時空間にいたことで
ここちのよい高周波数の音が今日もずっと聞こえています。
とくに3年ほど前から私の作品に転換が起こり、
自分の魂が導き喜ぶ本質から幽顕ともにここ一年の間、
どんどんつながって広がっていて、感謝の気持ちでいっぱいです。
作品で繋がる方は本質で繋がる方。
そう信じられるようになりました。
ますますそのような世界が濃厚になってゆくことでしょう。
月日が経つのが早いとは言ったけれど、
実際とくにここ数年の間に起こった事柄の数々を思うと、
とてもたった一年で起きたとは思えない内容の濃さです。
自分の魂が喜ぶ本質とは、
宇宙のすべてが応援をしてくれる本質であり
それをすることの大切さ、
実感を伴って昨日もつくづくと感じておりました。
ありがとうございました*