開かれたインフィニティ~点滴堂企画展より

ご使用にあたって幽顕界ともに何かと使い勝手の良い片口のうつわ。
瓢(ヒサゴ)の形は
インフィニティ ∞ 無限大。
 
「開かれたインフィニティ」
これは数年前に竜集山、別名「星山」と縄文人たちが呼んでいたという
山北町の神明社でエネルギーワークをさせていただいたときに
曼荼羅のような幾何学図形とともに降りてきたメッセージ。
そのときはわからなかったのだけれど、片口のヒサゴのうつわの形は
思えばまさに開かれたインフィニティであることがのちに分かりました。
海洋族の印が彫られ
ここにも
ヒルコのしるし、月の形であり太陽の形であり、
地球の次元を上げるために宇宙から降ろすまあるいエネルギーである
玉のすがたもこの瓢型の舟のようなうつわに顕れ記されました。
グリーンがかったガラス質の釉の上に彩られた純金の様子は
まるで
たったいま地中から掘り出されたばかりの金のような
どこかなまなましい風情を漂わせており
これまでの純金彩とはまた一味異なるその鈍色に、
窯から出た時、惹き付けられるものがありました。

古きものがいま目覚めて新たに立ち上がる。
あちらこちらでそのようなエネルギーの動きを感じ、
また感じるだけでなく、その動きが顕現されるのを目の当たりにすることもあります。
私自身も今年は、そのような流れにあるヒルコの目覚めのご神事などにまるまる費やしています。
 
日(火)の御子であるヒルコ=闇の太陽は
「蛭子」という表記に変えられ貶められ
東方征伐の対象ともされた時代がこれまで長くありました。
ヒルコはもっとも清められた深い闇の奥から生まれてくる太陽ですから、
これまで生まれてくることができないで居りました。
闇の本質が汚され視えなくされていたからです。
 
東方に古くから脈々と受け継がれてきた
月、太陽、星への祈りのようなもののすべてが
賢治さんが遺した時空を超える言葉の数々にひしひしと感じられて・・時が来るのを、目覚めてまた再び「その次元」が顕れるのを
ずうっと待っているかのように私には感じられ、その流れをキャッチするので
それがこうして作品に顕れます。
 
『今度こそ』と願って「ヒ」がうごめいているのが、
目覚めのための新しい力を蓄えた「ヒ」のエネルギーがうごめいているのが、感じられるのです。
  
『火を持つ水のうつわ 瓢(ひさご)』は
新しい地球・目覚めの次元水を作り、
そしてそれを無限にそそぐうつわのかたちになります。

今回出展させていただいているどのうつわもすべてそうですが、
必要とされる方のお手元から人や自然、この地球へと
高い振動となり注がれ広がりますように。
 
明日10月6日、最終日となります。
 
点滴堂企画展
どんぐりの森の山猫軒
2024年9月25日(水)~10月6日(日)月・火休日
12:30~20:00
点滴堂 HP
東京都武蔵野市中町1-10-3 2階

【点滴堂】は…
展示スペースのあるブックカフェ
三鷹駅北口歩いて5分のちいさなお店です
書棚いっぱいの古本はすべて販売しています
様々な作品との出会いを楽しみつつ。
お気に入りの1冊を選びながら。
おいしい珈琲・紅茶をご賞味ください♪
(点滴堂HPより) 
 

火を持つ水のうつわ ~点滴堂企画展より

『火を持つ水のうつわ ~羽根』

真火(マファ)

不動明王の火

修羅のひかり、ゆがみ、めぐり…

やがて

開き

闇の底へ届けられる

 

「春と修羅」 宮沢賢治 

心象のはひいろはがねから

あけびのつるはくもにからまり

のばらのやぶや腐植の湿地

いちめんのいちめんの諂曲[てんごく]模様

(正午の管楽よりもしげく

 琥珀のかけらがそそぐとき)

いかりのにがさまた青さ

四月の気層のひかりの底を

唾[つばき]し はぎしりゆききする

おれはひとりの修羅なのだ

(風景はなみだにゆすれ)

砕ける雲の眼路[めぢ]をかぎり

 れいろうの天の海には

  聖玻璃[せいはり]の風が行き交ひ

   ZYPRESSEN 春のいちれつ

    くろぐろと光素[エーテル]を吸ひ

     その暗い脚並からは

      天山の雪の稜さへひかるのに

      (かげろふの波と白い偏光)

      まことのことばはうしなはれ

     雲はちぎれてそらをとぶ

    ああかがやきの四月の底を

   はぎしり燃えてゆききする

  おれはひとりの修羅なのだ

  (玉髄の雲がながれて

   どこで啼くその春の鳥)

  日輪青くかげろへば

    修羅は樹林に交響し

     陥りくらむ天の椀から

      黒い木の群落が延び

       その枝はかなしくしげり

      すべて二重の風景を

     喪神の森の梢から

    ひらめいてとびたつからす

    (気層いよいよすみわたり

     ひのきもしんと天に立つころ)

草地の黄金をすぎてくるもの

ことなくひとのかたちのもの

けらをまとひおれを見るその農夫

ほんたうにおれが見えるのか

まばゆい気圏の海のそこに

(かなしみは青々ふかく)

ZYPRESSEN しづかにゆすれ

鳥はまた青ぞらを截る

(まことのことばはここになく

 修羅のなみだはつちにふる)

あたらしくそらに息つけば

ほの白く肺はちぢまり

(このからだそらのみぢんにちらばれ)

いてふのこずゑまたひかり

ZYPRESSEN いよいよ黒く

雲の火ばなは降りそそぐ

一九二二、四、八』

* 

 

会期も残り少なくなりました。

ここ数年作品内容の変化にともない、展示のスタンスを変えてきております。ことに最近はご注文による制作が増えてきており、今回のようにお手にとってご覧頂ける展示の機会も少なくなってきております。

何かお心にとどくものがありましたら、新作を出させて頂いておりますこの機会におこし頂けましたら幸いです。

点滴堂企画展『どんぐりの森の山猫軒
2024年9月25日(水)~10月6日(日)月・火休日
12:30~20:00
点滴堂 HP
東京都武蔵野市中町1-10-3 2階

【点滴堂】は…
展示スペースのあるブックカフェ
三鷹駅北口歩いて5分のちいさなお店です
書棚いっぱいの古本はすべて販売しています
様々な作品との出会いを楽しみつつ。
お気に入りの1冊を選びながら。
おいしい珈琲・紅茶をご賞味ください♪
(点滴堂HPより)