しあわせのしわしわ

と、友人が言いました。

 

 

きのうぺいすさんから群馬の瓦職人さんのお話を聞きました。
これもひとつの土師のはなし。
もう年齢が追い付かなくなってきてあとを継ぐ人もなくて、
屋根瓦の家も無くなって
・・そんな話をしながら、ぺいすさんの屋根をふいて颯爽と帰って行かれたのだとか。

写真はわたしの窓際書斎から見たうちの屋根瓦。
土と草と木でつくられた良き日本の家屋に感謝しかありません。
過不足のない自然に近いものは体にも無理がなく住んで居て自然体で居られます。6年前にここに越してきてそれを初めて知りました。

 

 
 




今日の朝昼ごはんは
地元の農園さんで採れたお芋でポテトチップスを作りました。


むかしは市販のポテチが大好きだった私。
あるときから食べると少量でも胸やけがして
なんか変だなと思いつつ、それでも体のささやかな警告を無視して食べていた。
化学調味料の旨みに惹かれていたのだと思います。
ケミカルのアレルギーを発症してひどい体調崩しをしてから
食の全般を見直して以来、市販のポテチは自然と食べなくなりました。

スペインでポテチはpatatas fritasといって、
スナック菓子ではなく前菜に分類されている感じです。
日本のように袋入りのものがスーパーでも買えますが、
地方に住む私のスペインの友人知人たちは
地元で採れたお芋を各家庭で揚げることの方が多い。
その揚げたてのポテチがあまりに美味しかったので、
日本でまねしてやってみたけれど、
お芋の種類が違うのか、べっちゃりとしてうまくいかない。
そのことをスペインの友人に話したら、
スペインでも季節によってはそうなるよ、と教えてもらいました。

その後いろいろ試したけれど、やはり日本のお芋ではうまくできなかったので種類が違うのだとあきらめてました。

わたしはよく日常的に野菜の揚げものをするのですが、
この地元農園さんのお芋を短冊切りにして揚げたときの食感から、
もしかしていけるかも・・・と思い
今日初めてスライスして揚げてみましたら・・・感動のポテチに!
塩などの味付けなしでもじゅうぶんサクっと美味しい。

この季節の地元の自然農の農園さんのお芋なら、
おいしいポテチが作れる、とメモしておこう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です