諏訪~江ノ島参り

ようやく江ノ島のことがおぼえがきできます。
江ノ島の一つ前に諏訪があり
今回はなるべくそこからのつながりの視点で
10月31日の江ノ島参りをおぼえがきしようと思います。
 
(今回書いてみて、思っていた以上に
自分が江ノ島とご縁が深いことを改めて知り、
書いていくうちにどこをどう切り取って
おぼえがきすればよいのか少し悩みましたので、
しばしばお話が脱線していますこと、おゆるしくださいね)
 

 
10月23日、諏訪のリトリートを無事終えて、
その帰り、どこか別の時空に迷い込んだかのような
不思議な帰途となりました。
巫女舞の恵里さんがおっしゃっていたように
あまりに深く遠い密度の高い次元の諏訪に訪れていたからなのかもしれません。
 
これもまたはからずも上野原インターで中央高速を降り
気が付けば約8年間通い慣れた藤野の山中を運転しておりました。
街灯もない真っ暗な山中を
これは本当によく知っていた道だからこそのなせる業。
運転は恵里さんにお任せして、
『次は右のヘアピンカーブです』とか、
『この道は明るかったら紅葉がとても美しい山道で』etcetc..
ガイドさせていただきながらなんだかとても懐かしかった。
そうして藤野の山越えを超えに超えて
山から民家に出たあたりで鹿の家族に出会いました!
お父さん鹿とお母さん鹿、
小鹿のバンビちゃんもいて、
突然現れた車にびっくりして横はねにぴょんと飛びのいておりました*
諏訪でははく製の鹿をたくさん見ていたので
最後に生きた鹿の家族に出会えて
時空を経てここにきて命の瑞々しさを
何か取り戻したかのような感覚もありました。
 

 
さてそれからまた長い道中を経てようやく茅ヶ崎から海に出て
真っ暗な海沿いに運転をしていると
江ノ島のあたりでふと呼ばれているような感覚があり、
ほぼ同時に恵里さんもそう感じるとおっしゃいました。
 
そうやって23日は家に帰りついたのでした。
 

 
24日は恵里さんと一緒に
諏訪の山から地元の逗子の海へのおつなぎをして
なにか時空と時空のあわいのようなものを感じていました。
 
その日のことはこちらのおぼえがきにのこしています。
http://majo.moo.jp/oboegaki/?m=20221025
 

 
それから毎日、海にさんぽに行くたび
目の前に浮かぶ江ノ島が何か言いたそうで気になりましたので、
10月最後の日に諏訪のリトリートにご参加された方で
むかしから江の島にご縁があるというかたとともに
江の島にお参りさせていただくことと成りました。
 

  

 

山の神を感じる小さなお社と滝と池があること
なぜかとても気になり
江ノ島には何度も来ているのですが
このたび初めてお参りさせていただきました。
 
それから辺津宮でお参りさせていただき、
奉安殿の弁天様を拝観させていただきました。

こちらの可愛らしい弁天様は奉安殿のおみくじです

これもまた不思議なご縁で、フルート奏者であり
シンギングボウル奏者である鈴木充子さんのご案内で、
先月に都会の水の繋ぎと音のご奉納をさせていただいたとき、
(そのときのおぼえがきはこちらhttp://majo.moo.jp/oboegaki/?p=9848)
お水をお守りされている地元のかたのご案内で拝観させていただいた弁天様。
お話によると、江ノ島の白い弁天様とつながりがあるような感じでした・・。
 
江ノ島には子供のころから何度も訪れているのに
こちらの奉安殿の弁天様にもこのたび初めて拝観いたしました。
お姿拝観させていただき、もう言葉になりませんでした。。
弁天ラインが繊細な振動ですべてつながってきています。
 
やがて辺津宮から中津宮へ。
おそらく今回特にお呼ばれされていたのは中津宮の女神のような気がしました。
名前と住所を聞かれたのでなにか鎧のような硬さを感じながらも
心でお伝えすると『竜宮の都開く』とのメッセージが。
それから諏訪の泉のお水をもちて
なにかつながりが薄く感じられたお宮と目の前の海を
おつなぎさせていただいて、、
そうしましたら固く閉じているような硬さが柔らかくなったように感じられました。
こちらのお宮には同日に二度、そして帰りにも、
合わせて三度お参りさせていただいたのですが、
お参りさせていただくたびにさらに柔らかくなっておりました。
 
余談になりますが、
中津宮は2015年に来日されたスペインの友人家族と訪れたときに印象的な出来事があって、
あの時はお参りしているとクロアゲハが飛んできて
よく慣れたように私の右の肩、左の肩と交互にとまってくれたので、
まだ当時11歳だった心優しいミゲルアンヘル君が
そのアゲハの様子にとても感激していたことを思い出します*
私にとっての蝶々のシンボルは、
遡って2013~2014年ころから顕れるようになりました。
初めて現れたのは京都の眞名井神社にお参りさせていただいたときでした。
いまでも古墳など行くと必ずのように現れ導いてくれます。
今年5月に訪れました向津峰の磐座でも
クロアゲハが磐座の窪のような懐へと導いてくれました。
でなければ窪など見つけることはできませんでした。
その窪の土より転写された胎土で、今現在ふたつめの土の弦楽器を制作させていただいています。
 
閑話休題。
 
江ノ島参りの最後に奥津宮にお参りさせていただき、
ここでも明るい光の粒子のエネルギーとともに
『竜宮開く』と言われておりました。
 
ゆっくりと休憩をとりながらのこの日の江ノ島参りでしたが
そうして最後にここに導かれました。

 

 
潮の干満の贈りもの。
同行したかたも私も
瞬時に諏訪との繋がりを感じました。
 
いっぽいっぽが確実に次へとつながってゆくのを感じます。