つれづれ ~スペイン

シュメール時代からあるような気化熱を利用した伝統的な水瓶を作るアンダルシアの窯元ラ・ランブラに
国際文化交流をきっかけに住んでいました。
この町は6000年前から窯元として在りました。町の水瓶をメインとした生産は
スペインほぼ全域に水道が普及する約60~70年前まで続きました。
 
日本には、今現在でも
マジョリカ焼きといった極々一部のスペインの焼き物しか紹介されていませんが、
日本各地の焼き物をみればわかるように
スペインもあの広大な大地の各地方によって土や採れる原料が異なり、
各地方地方によって個性豊かな焼き物がみられる陶芸大国です。
 
私がいた町で作る水瓶は
素焼きによる立体装飾とろくろの技術の粋を極めた職人技の賜物でした。
今でもその技術を失わないためにも
毎年伝統的な職人技を競うスペイン最古の陶芸コンクールが開かれています。
 
 
*以下はリンク先より転載。
 
メソポタミア地方は気温が高く、飲料を冷たくする方法も工夫された。
飲料は冷暗所に素焼きの瓶に保存され、移動の際は革袋に移行して携帯した。
瓶や革袋は少しずつ表面に水分が滲み出てくる性質が有り、滲み出た水分は乾燥した気候によって蒸発し、その気化熱で容器と中身を冷却していた
https://twitter.com/enlil_anzu/status/1594534379375706112

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諏訪のリトリートでの出来事のひとつに
素晴らしいクロスのジーザスエネルギーの顕現があり、
それに向かって自然にみんなからうたが湧いて生まれた美しい場面があったのですが、
スペインの窯元の町のことを書いていたら、思い出しました。
 
私がスペインで住んでいた窯元の町は、
大地の磁場エネルギーがちょうどクロスしてる上に作られている町で
スペインのその地域では、
クロスするエネルギーの上にすむと気が狂うとも言われており
実際、近隣都市部の心の病の専門病院の患者に
この町の人が多く占められているとの統計があり、
しかしそれは今思えば病気なのではなくて
『憶(おも)い出した』と言うことなのでは、と実体験から個人的には思います。
私も思えばこの町に住んでから、透き通るような白竜が視え始め
十代の頃に封印した霊視や不思議な出来事が再び始まりました。
封印が解ける町。
年に一度のセマナサンタのお祭りでは
この町ならではの体感、
まるで町まるごとビュィーーンと
宇宙船に変換したかのような
不思議な浮遊感と異次元感覚になります。
これは私だけでなく
住んでる町の人々も同じことを言います。
 
あぁ
ラ・ランブラのセマナサンタに還りたい*

今日11月21日は祝日で
聖母マリアが祝福を示す日なのだそう。