しみしみのおいも。おいしそう。
昨日枕元で一次発酵させながら一緒に眠ったパン生地は
今朝起きたら素晴らしい芳香を放ってくれていました。
二次発酵は今日のおひさまの温かさでたくさんふくらんでくれました。
専門家のなかには、一次醗酵で膨らんだ以上には、
二次発酵では膨らまない、なんていうひといるけれど
毎日のパンを作っている私からするとそんなの嘘ですね。
お日さまの力で一次発酵以上に二次発酵で膨らみます。
まるでふわあっと語り掛けてくるような
命の響きを持つ小麦粉を使っていると
練りながら触れている手がわくわくして
そのうちなんともいえない
つるつるな肌触りに、手もパン生地も成ってくるのがうれしい。
そのときどきに偶然ともいえる最上の瞬間に出会えるようにと
たくさんの自然の手をかりていまだけのパン生地を
こねて作っているのだということもわかります。
今日のパンには農園さんのミカンの皮を刻んで粗製糖で煮たものと
くるみと、大好きなサルタナレーズンをいれました。
いただきます*