時代

きのうはとても濃厚で不思議な体験をしました。
・・5月末からあまりにも濃厚な体験が続いていて
まったく言語化が追い付いていない感じですが。。

降り立った駅は霧に包まれた山の中・・
 
 
駅の改札もかわいくて。
suicaが使えない路線ですが駅員さんもとても親切で
利便性が失わせたものを感じます。
 
 
駅前のビル・・
 
 
駅を降りたとたんにタイムスリップです。
 
 
建物の意匠もドアの把手ひとつとってもすべてに配慮があって
どの建築にも創造性と心意気があった時代・・。
 
 
パナソニックの看板がある町の電気屋さんの建物も素敵でした。。
 
 
何やさんかわからないけど昔はそういったお店を八百屋さんと呼んでたなあ・・
野菜に特化する以前までは何でも売ってるから「八百屋」さんでした。
 
 
商店街のなかにはリノベーションしたおしゃれなカフェも。
どっぷり昭和脳になっていたのでハッとします。
 
 

この日は真菰でつくる亀のワークショップに参加しにこの町に来ました。
想像しなかった町のなんともいえない雰囲気に呑まれます。
地元の方が教えて下さった、5年に一度開かれる
「お峯入り」という祭事もきになりました。
代々一族に引き継がれるものだということです。
現在は役場の広場で行われますが、
かつては本当に山の入口にある神社で行われていたそうです。
 

 
ワークショップでは、
先生の人生の転換期に現れた真菰との興味深い出会いのお話、
この日に使われた真菰が、
私が以前陶芸の講師で8年間勤めていた
山梨と神奈川の境の工房施設の近くの畑から収穫されてきたことや、
参加されていたメンバーの方々のそれぞれのお話し・・
何故か不思議な符号でリンクし合っていて・・
 
これは気のせいではないと思ったのは、ワークショップ中の
ランチ&休憩時間でのおしゃべり。
 
主催者のかたの手づくりの酵素玄米や有機のお野菜、真菰のお味噌汁、
使われる調味料も安心安全でおいしく頂きました。
 
このランチ内容を見ても容易にわかりますが。。
先生も、主催者も、参加者の皆さんも、視点というのでしょうか
ものごとを見ているその見方がとてもよく似ているのです。
それも「興味がある」というレベルを超えて不可視の世界まで届いていました。
お話しして居るうちにその直感が確信に変わるのが分かりました。
 
この真菰の亀作りのワークショップは、
じつは先週開催の予定でしたが豪雨のために中止になり、
この日に日程が変更になったもので、
先生が『この日になってここに呼ばれた意味がわかりました。
今日だったんだ』とおっしゃいました。

真菰は祓い。
稲は清める。
そうして新たに結ばれて動き始める。
 
言語化できない何かをその場にいた皆が多少なりとも感じて
何かが動いて生まれるのを感じました。。
 
この日の深いお話はまだここには書きませんが、
おそらくこれから、この日ここで集まったエネルギーが
大きく動いていくでしょう。これは確信です。
 
声高に宣伝したり言語化せずとも、
必要な時に必要な人が必要なエネルギーバランスで集う。
すべては自分の内側からの直感にたよられていること、
明確にわからなくても行動を起こしたことでちゃんと答えが出ています。
きのうの集いは本当にしあわせで、
帰るころにはみんなのお顔がキラキラと輝いていました。
 
昨日起こったことは夢ではないんだ と
手元に残った真菰の亀さんが語っています。

 
 
本当に時代が変わりましたね。
昭和な風情が色濃く残る街で新しい世界を感じました。
地元の方もおられる場にさまざまな状況や町から
集まって人々が、言葉がなくともつながるつながる。
 
生まれなおし
結びなおしが顕著です。
 
これからの世界の展開、わくわくしかありません!
 
 

帰路は、ワークショップに参加された方が車で送って下さいました。
途中その方の自然農の稲田に寄ってその一角に真菰を植えられているのを見せて下さいました♥