net shop追加のおしらせ

 
龍集・星山の土より
最後の急須をおつくり致しました。
これで私の手元の龍集・星山の土はなくなりましたので
これでこの土の急須はおしまいになります。
 
この土から生まれたいくつかの急須がこれまで
お客様のお手元にお迎えいただいておりまして、
『お茶の味がまろやかになる』など
個人により感じられ方それぞれにご好評いただいております。
 
龍集・星山の土は、土のより分けをほとんどせず
採取させていただいたそのまま個性あるがままに陶土と合わせて調整し、
温かく包み込まれるような黒い大地の女神の懐から
そのまま注がれるような急須にいたしました。
 
急須の内側全面に純金を施し、
注ぐ際に急須内のお湯が純金の上を滑りながら注がれるように成っています。
日本の国土を流れる川が、金の鉱脈の上を滑るように流れているのに習って。
 
詳しくは下記各作品の詳細をどうぞご覧くださいませ。
https://majoceramica.cart.fc2.com/?ca=23
今回新たに窯出ししました急須は
急須『黒龍、黄金を統べる』#uになります。
 
お茶の時間をより豊かに大地に近く。
大地の女神と黒龍との出会い、言葉のない会話、
どうぞお楽しみください*
 
 
 

感動

内外の宇宙の魂宿してこの地上に生まれてくる瞬間には
いつもほんとうに大きな感動と感謝があります。
 
今日、さきほど
ふたつのめの 土の弦楽器わたつみ 無事に窯出ししました。
 

六甲山ムカツヒメの窪の土と諏訪の森の奥の泉の水から生まれた
山と火と風と水をむすんだ二つ目の土の弦楽器の名は、
わたつみ と今降りてきました。
 
さきのおぼえがきにも書かせていただいていたのですが、
ほとんど見たこともない焼成方法で焼きました。
宇宙からこの温度でこうしたらいいと教えてもらったのでそのままに。

敷き詰めた庭の草木のお布団と一緒に太郎くん(窯の名前)にすっかり焼成お任せしました。

今回焼成温度も明確におりてきて、
今回使用した土は
一つ目の土の弦楽器みかぼし作った土とは別のもので
実際あまり音は響かない土だったのですが、
なんと窯出ししてみれば・・

手で触れると、わたつみの響きが気持ちよくて、
雨粒が地上に落ち始めたときのような。。リズム、自然に生まれてきました。
このあと、絹の弦を張ります。
わたつみが弦を用いてどのような音色をかもしてくれるのか
愛しかありません***
 
去年の夏にはすでに形作られていて
どういうわけかなかなか焼成のタイミングが来なかったのですが、
ついに流れ出しました。