浄化

きょうは絵付けの部屋を雑巾がけして
(水拭き最強です)
工房イソラも昨日の土の弦楽器の工作の木屑がたくさん落ちていたので
床を綺麗に掃き掃除しました。
 
今回の25日のための制作で最後の工程の純金彩をつける前に
部屋を綺麗にしておきたかったのでした。
綺麗になった空間は
すうっとうえに引き上げられるような感覚があり、
一段落ついたので一息つきに海辺の散歩へ。
 
歩く道々、
なんだか沢山泣いた後みたいな
放心と倦怠感のようなものを自分に感じて
なんだろうこれ?
・・・・浄化?
 
海で裸足になって
波打ち際をずうっと30分くらい歩いて
それから浜辺の打ち上げられた貝殻くずの上にこしかけて
足を貝殻や珊瑚のくずのなかにうずめました。
 
海に来る途中にある知り合いの海の際の桜の木が、
開花を始めてきたこと
なんだかとても幸せで、
なぜか幸せな死のことを想いました。
 
ずうっと昔に夢で見た自分の死に行く姿が
あまりに幸せで、
あれはもしかしたら
本当に過去生にあった出来事かもしれない。
大好きな大きな木の根本で
根本に伏せてあたたかな土のなかにつつまれて眠るように入って行きました。
 
あの木は桜だったのかもしれない。
桜が死のイメージと結びつけられていることを幸せに思いました。
 
山はもう桜の花の波動がすごくて
おかげさまで誰かほかからの押し付けではない
しあわせな死のイメージを結べたこと、心がふるえます。
 
 
魂の移行の時期に。
 

 
今夜は今工程の最後、
純金彩焼付けのための焼成の窯番をします。
 
 

ふたつめの土の弦楽器

今日はほかにも
ふたつめの土の弦楽器が誕生しました。
 
2年ほど前に『土の弦楽器を作る』というメッセージが降りてきて、
その時に3つ作ると来ていて、
ひとつめは去年誕生したミカボシ。
そしてようやく二つめが今日生まれてきてくれました。
名前は
『ツクヨミ・新月』と降りてきました。
 
去年の5月に訪れた
六甲山・向津峰の磐座の窪の土と
昨年10月に訪れた諏訪の森の奥の泉の水から
生まれてきました。
 
ツクヨミ・新月には3月21日に弦を張る、と来ていたので、
そのようにしました。
去年の5月からまるでもう
すでにひとつひとつの工程が決まっていたかのようにして
10か月(!)かけて今日
(日付変更線越えたので正確には昨日ですね)
生まれてきました。
 
諏訪の泉の水に含まれてきた潮の華のようなものも
(たぶん藻だとか石灰?のような)
一緒に焼き込まれたので、
灰のようなものがついていますが(写真)
森の奥の泉のことを思うとむげにできなくて、
なんとなくそのまま、灰はついたままです。
水をおおいに感じる今回の弦楽器ですが
灰があることで火を内包しているのが
視覚的にも、そしてエネルギー的にも感じられます。
 
雅楽奏者の大塚惇平さんに和琴の、箏柱に
自然の枝を使っているのを見せていただいて
とても・・感激したので、
庭の梅や金木犀の枝でこの新しい土の弦楽器にも

枝の箏柱をつけてあげたいと、
ちょうど昨年剪定して乾いたものがありましたので、あまりに自然のありのまますぎるかもしれませんが
写真にうつっている枝たちはそれです。

 
宇宙を感じるミカボシの音色。
ツクヨミ新月の音色はクリアで
明るい瞳をした女神のような乙女のような・・雰囲気を感じます。
 
このタイミングで生まれてきたツクヨミ・新月。
(しかも今日の新月のタイミングで*)
25日に展示させていただこうと思っています。
 

 
『語りと笛とうつわの会 ~宮沢賢治の宇宙』
 
2023年3月25日(土)
14時開演(ご入場は13時30分より)~16時30分閉場
 
会場 garden &spaca くるくる
鎌倉市由比ガ浜2-7-12
・鎌倉駅西口より徒歩15分
・江ノ電 和田塚駅より徒歩3分
 
料金はおひとりさま4440円(お茶付き)
全席お椅子でご覧いただけます。
 
ご予約はメールにて majo@bv.moo.jp まで
お越しをお待ちしています。

 
 

土のシンギングボウル

オーダーメイドで制作しています。
http://majo.moo.jp/share/otohiraki.html

新しいものが焼き上がったので、純金彩燒成前に、テスト動画を撮ってみました。
それぞれに癖や個性があって、
彼らの個性を理解して仲良くなると
響きかたが変わって行く。活きてる。
それも楽しみのひとつです*