音姫

2022年明けてから怒濤のようにいろいろ情報が降りてきていて
今年前半は、土のおしごとでは音の出るもの、を作ることを頼まれているようです。
 
ひとつは、去年からの土のスピーカー。
こちらは去年9月の鎌倉での展示で
実物と音をお聴きくださっている方から
ご購入のお問い合わせもいただいておりますが、
脚の部分が日常づかいにすこし不安定だと感じていますので、
現在改良中です。
デジタル感を洞窟感に変換する土のスピーカー。
使いやすくバージョンアップしたものを調整・準備中ですので、
お待たせいたしますが
お届けできますよう調いましたら
またあらためてお知らせさせてください*
 

 
もうひとつ音姫のおしごとがきました。
 
年明けの変性意識状態で
とある弦楽器をつくる具体的なビジョンを視ました。
(変性意識の状態で色々視るかわりに、
いわゆる寝てる時は夢をもうずっとみてないのです。
これも現実と夢の逆転が起きたからかも?と思ったり。)
 
そのビジョンを視た数日後に
なんとモノリナを背負って麻莉さんが家にみえたので、
思わずいろいろお聞きしてしまいました。麻莉さんに感謝です*
専門家のかたから楽器の構造を直接お訊きできましたことは幸いです。
その後自分でもダウンロードしつつ、計算&研究深めています。
(楽器の構造ってかなり理数系。。)
 
ここではまだ弦楽器とのみ書かせて頂くことにします。
5月の神戸での個展に出せるといいなあ。。
と、これは私の個人的な完成希望予定です*
 
 
 

つれづれ

  
スペインの親友からの便りをきっかけに
再来年はスペインの故郷の村へ行く、と決める。
決めると動き出す。
 
『つぎに帰ってくるのに10年後とかはだめよ』とアンドレのママが言った。
前回会ったときが9年ぶりだったから。
あれからもう5年経ってしまった。
2020年に帰ろうと思っていたけれど、世の状況で機を逸したのは事実。
 
昨日の親友からの朗報で、
今年はセマナ・サンタ(聖週間)が復活とのこと!
村全体が異次元に浮遊する宇宙船にでも乗っているような魂の体感の
セマナ・サンタの幽玄なる一週間。
ある意味ではスペインの村の総てがこの一週間のためにある、
といっても過言ではないと思う。
大地から離れた教義の宗教ではなくて、
大地があればこその民族のDNAに流れるもの。
民族的なものの奥深さで脈々と繋がるという意味で
この村のスペイン・カトリックはキリスト教という枠を超えていて、
日本人が神道信者という自覚も意識に上げるまでもなくお正月に
反射的に初詣に行くのと魂レベルで何ら変わらぬもので、
根源は同じだということを目の当たりにします。
 
その土着の最重要事であるセマナ・サンタが
(クリスマスよりも大切なもの)
まさか2年続けて中止になるなんて。
この復活のニュースがいかに魂揺さぶるものか、痛いほどよくわかる。
私も飛んでいきたいよ、セマナ・サンタのスペインのあの村に。
 

今住んでいる家の目の前の王様の古墳から尾根づたいの方形部分、
海へ向かう道はカミーノそのものだ。
次にスペインに行くときは、
カミーノ古来の終焉の地、
海に出るフィニステラまでの道を歩こうと思ってる。
 

シリウスの郷の姫巫女さんのサムライ・ティピカを
毒蛇式(私のオリジナル式)で淹れました。