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去年つくばの山奥でたまわったアメノムラクモノツルギ。
 
巫女舞のかた曰く、
いま先に達つ神として気になる一柱にカガセオノミコトがいる、
との旨を今年2月の「水の儀」
(↓リンク先おぼえがき「白竜の背に乗り」ご参照下さい)
http://majo.moo.jp/oboegaki/2022/03/04/グングングン/
のつながりでお会いしたときに
都内の護られた泉の前でお話し下さった。
 
星のことを「みか」ということなど
様々纏わることのお話お伺いしていて
そのときすでに『ミカカミ』という
神戸での個展のタイトルテーマが決まっていた私は驚いてしまった。
 
ミカカミは御鏡であり、
ミカ(星)カミ(神)でもあったのだ。
 
同時に、
去年の夏、三回目のリベンジで
ようやくお参りすることができた富士山の竜宮洞穴の
ガイドをして下さったトヨタマヒメさまからも
あれから彼女のブログをずっと拝読していて記事のなかに出てきた
イシコリドメノミコトという女神の作る甕(みか/かめ)が気になった。
 
トヨタマヒメ富士日記(↓陰暦3月3日のご投稿ご参照ください)
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12735579694.html
 
みかとは、星であり水甕(みずがめ)でもあった。
イシコリドメノミコトは天岩戸の段に出てくる八咫鏡を作った女神でもあり、
また日本最古の水甕「うずらみか」を作った女神でもある。
このイシコリドメノミコトが作ったうずら甕(みか)は秦野の比々多神社に残っている。
当時の甕は、広口一杯に水を盛り
天体を映してご神事に使われていたとされている。
 
この一連の話からわたし個人の心に浮かぶひとつのこと。
わたしが文化交流で派遣されたスペインの窯元の町は
六千年前から水瓶を作り続けてきた産地であったということ。
そのスペインの現地の方々とは最初から
まるで昔からの不思議な絆のようなものがあり、
今もそのご縁が深く続いているということ。
 
いったいこの物語はいつから始まっていたのだろうか。
やはり未来が先に来ており、
そこから新たな過去をいま作っている感覚しかありません。
 
 
ウィキペディアより『天津甕星』
天津甕星(あまつみかぼし)は、日本神話に登場する星の神である。
別名、天香香背男(あめのかがせお)。
星神香香背男(ほしがみかがせお)、香香背男(かがせお)、天背男(あめのせお)、天村雲命(あめのむらくものみこと)。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%B4%A5%E7%94%95%E6%98%9F
 
アメノムラクモノミコト。
 

 
◇gallery ARCA企画 MAJO個展
『ミカカミ -みらいからきて みちのかこを つくる-』
 
5月1日(日)~5月31日(火)
12時~18時 水・木定休
神戸市中央区北長狭通4-7-3-201
tel.090-6323-2037
https://atelierseed.shop-pro.jp

 
 
 gallery ARCAさんより写真の一部をおかりしました。