うつわ

ラテン語を話す国では、女性名詞と男性名詞というものがあります。
 
同じラテン語圏でも
海のことを女性形で言う国もあれば
男性形で言う国もあって。
 
昔、言語学と民族学にお詳しいスペイン語の先生に
そのことについてお聞きしたことがあるのですが、
スペインでも、海に沿って住む人たちは
海のことを女性形で la mar と言いあらわしているのだそうです。
そして海から離れた内陸の人たちが海のことを男性形 el mar と言う。
現在のスペインを形成しているのが内陸に住む勢力だからでしょうか、
スペイン語のオフィシャルでは海のことを el mar といいます。
これは様々な角度から見ても示唆あることだなあと思いました。
 
ともあれ、目に見えている歴史も言語も暫定的なもの。
この世界に顕れる目に見えるもの・音に聞こえるものは
手掛かりになりはすれども、
本質はもっと深いところにあるのでしょう。
 
・・すくなくともこれまでの世界では。
 
 


 
毎日のように浜辺に立っていると
自分の足元からそのまま直接一度も途切れることなく
深い深い海の底に続いているのだという実感が在ります。
 
さらに深く深く潜っていくと
そこは内宇宙になっていて
そこから俯瞰してみれば、
海というのは大きな大地のうつわの内の水たまり。
 
大地のうつわというのは地母神ともいわれる女神であり
水たまりは男神であるということに行き着くのでした。
 
 
セオリツヒメの声をきき
スサノオノミコトの声をきく
 
 
 

 
 
 

今日

 

 

 

 

 

 

 
 
今日という宇宙。
 
 

 

今日も
江戸時代から変わらぬ農法をされている農家さんに
お野菜を買いにうかがったのですが、
今年の春に設置したミツバチの巣から
『初めてのハチミツが採れたんです』と
採れたてのハチミツを見せてくださいました*

『今年はまだほんの少しで販売はできないのですが・・』と
スプーンでひとさじ、味見させてくださいました♪
 
はぁぁ~~~なんとも濃厚、、、
良い例えかわかりませんが、浅田飴の水飴のような・・
そうどこか漢方薬っぽい感じがあるのです。
知っているどのハチミツとも違うとても複雑な味で、
言葉で表しきれないのですが
滋養がたっぷりなのが分かります。
 
農園のかたの愛をたっぷり注がれた豊潤な土壌で育つ草木の花々から
とても大切にされ、かわいがられて巣を作ったミツバチたち。
やがてこのような
まるでおとぎ話のようなハチミツがおすそ分けいただけるのですね・・。

地産地消の真髄を感じます。

うーむ。
眩しいくらいの農園のかたとミツバチとの間の愛情を感じながら、
私もミツバチ飼おうかなあ・・と思ったりしました。
 
 
 
 

あわい

海散歩。
午後五時半ってもうこんなに暗いんだ。
でも浜にはまだまだたくさんの子供たちが遊んでて。
私もちっこい頃、暗くなっても遊んでたこと思い出す。
 

 
夜の海は銀河のよう。
今日も海にたくさんうたいました。

 

 
 
海からの帰り道。
拾った羽根はあわいのいろ。
 
ああそうだ
今年の初夏に御所の方よりいただいたのも
同じあわいのいろの羽根の贈り物でした。

 
 

 
黒でもなく
白でもなく
『あわい』だという。
 
和合。
 
統合。
 
 
 

秋の草々

雨のおかげさまで庭の草木がもうもうです。
 

 
 
可憐なデンティベス。おそらく今年最後の開花。

 
夕飯の天ぷらにと秋の新芽のよもちゃん(よもぎ)を摘みました。
よもちゃんの奥のレモン三兄弟も植え替え時だなあ。。

 
 
地元農園さんの奥のお社のご神木からたくさんのお恵み*
採れたてのギンナンは翡翠のように美しく(見惚れます)、
煎り蒸しにしたら感激のもっちもちの美味しさ*

 
今日の朝昼ごはんはマコモダケ尽くし。
手前左は、皮ごと炒めて餡で絡めた甘辛味。
中央青い縁取りの小皿は
生のマコモダケをしその実のしょうゆ漬けに一緒に漬けた真菰漬け。
右上真菰スープ。間引き大根の柔らかな葉っぱ入り*

一番下真ん中のパンは、トマトパン*
有機の瓶入りトマトピューレを買ったら、数日後醗酵してました(さすが有機*)
ので、ぷくぷくしているのをみて、『これでパン焼けるのでは?』と、
醗酵ピューレをそのままどぼどぼ強力粉と混ぜたら見事なパンに膨らんでくれました*
トマト風味をほんのり感じるトマトパン。
オリーブオイルととっても合います*
 
 
植物がとても身近になって、
植物が育つ大地を身近に感じて、
植物と関わる人々とのご縁が広がって、
大地の細やかな光り輝くような振動を身に受けて、
本当に感謝の毎日です。
それから今日もヤマトタケルの湧き水を汲ませて頂きに参りました。
土が近く、水が近くに感じられる生活に感謝です。