麗し癒し ~点滴堂企画展

風のおかげで涼やかです*
 
結んだり運んだり回したりと
風の役割はとても大切で
その封印を解除することはほんとうに大切で
この直感がすべてを諏訪の泉に運びます。
諏訪には風の神のみならず、
何かとてつもなく大切なものが
隠れている。
古代出雲より古い時代の何かが。。
 
ともあれ。
 

茶会瞑想を開かせていただくようになってから
工房にほんとうに素敵な方々がおとずれるようになり、
「場」をもつことの、それを活性化させることの麗しさ、
ひしひしと感じています。
おかげさまで工房イソラは宇宙船として常時キリッと稼働しています。

庭の花を摘み工房に飾る。
 
 
作品に付ける緋色や釉などにも
植物の力を借りています。

筆では人の意図が入りすぎる。
エネルギーそのものの転写、
緋色を付けるのは
野草の穂先や葉先の舞いによるものです。
 
そうやって緋色を付けられて
今回生まれてきたお茶器たち。

純金の微細な振動に自分の軸が調います。
自然と丁寧な気持ちが湧いて。
 
大切に水を、お茶を、想ってお茶を淹れる
ほんとうに豊かな
本質に
届く
瞑想の様な時。

茶道が武士社会の中に於いて定着したのは時代に合ったからだ
と、むかし何かの本で読みました。
 
戦場で人を斬り
そのままでは日常には戻れない。
夫や父には戻れないその心と精神の状態を
茶道を挟むことによって、
戦場から日常への
パラレルの移行とでもいうような調整をしてくれていたのだと。
 

岩茶の醍醐味、聞香杯づかい♡

本質的なお茶の時間が
パラレルの移行を促すことは、わたしもよくわかります。
古今東西お茶という物自体が、
広くは植物の力が、
そういったもの、シャーマニックなものに
使われてきていますよね。
 
とくに岩茶とその茶器づかいには
明確かつ軽やかさがありつつそれを感じています。

とぽぽぽ~っと黄金の液体がこぼれ落ちると
茶杯の底に満月があらわれる様子・・
麗しい・・

可視不可視のバランスをとる。
そこに癒しがあります。

麗しいうつわ使いとお茶との共振共鳴
こうして写真で見ているだけでも癒されます。。
 
お茶器たちは
現在三鷹の点滴堂さんの企画展『星めぐり歌劇団』にて16日まで
展示販売させていただいておりますので
ご興味ありましたらぜひお手に取ってみてください。
大地からの大切な贈り物といえる
「星巡り茶会シリーズ」のうつわたちです。
 
茶会瞑想は毎月工房イソラにて開催しています。
直感的にその方に合う岩茶を選んで淹れさせていただいています。
8月の開催は、今月末におぼえがきにてお知らせさせてくださいね。
 
  
点滴堂企画展『星めぐり歌劇団』
7月5日(水)~16日(日) 月・火定休日
12:30~20:00
東京都三鷹市中町1-10-3 2階
三鷹駅北口より徒歩5分
tel.090-6796-5281
 
 
**点滴堂HPより**
 
三鷹駅 北口 歩いて5分、
「点滴堂」はギャラリースペースのあるブックカフェ。
ちいさな店内にぎっしり詰まった書棚の古本はすべて販売してます。
作品の展示を楽しみつつ。
お気に入りの1冊を選びながら。
おいしい珈琲・紅茶をご賞味ください♪