日: 2022年9月10日
工程 ~矛先
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今月に入って湿度の高い日が続いていたので、
大きめの作品が見事に全く乾かずに一週間が過ぎて、
これはもう乾かない作品は
今回の出展をあきらめないといけないかもしれないな、
と思っていたのですが、
昨日と今日の二日間のお天気のおかげさまで
みるみる乾いてくれたので、
今回制作した作品すべて
焼成が間に合う可能性がでてきました。
陶芸を仕事にしてから
一番の学びは「あきらめる」ということでした。
どんなに人の都合で急いでいても、
しっかりと乾燥していなければ
その作品は焼成時に爆発して壊れます。
(湿度と熱と収縮率の関係)
無理に急いで人工的な風や熱で乾かそうとすると、
小さな作品はそれも可能かもしれませんが、
塑像的な作品や大モノは、ゆがみとひずみが起きて割れます。
そんな経験諸々の中から
土を相手にしては急ぐということができないこと、
そして結局あきらめることを覚えたおかげで
自分の内に在った沢山の要らなかったものを
手放すことができました。
自然の流れを読みながら波に乗って
後は手放してまかせれば成るように成ること。
「あきらめる」はもう一つの自由の扉のカギであること。
土が教えてくれました。
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よろしくお願いいたします。
MAJO作陶展 ceramic work 『玄 双つの月』
◆9月17日(土) 展覧会13:00-15:00
15:30~17:00特別ゲスト・大塚惇平さん
※17日は15:00以降は下記演奏会ご予約の方のみご入場頂けます。
◆9月18日(日) 展覧会12:30-18:00
会場 garden & spaceくるくる 鎌倉市由比ガ浜2-7-12
・JR、江ノ電「鎌倉」駅 西口 徒歩15分
・江ノ電「和田塚」駅 徒歩3分
私ことMAJOは両日在廊しております。
***special***
◆9月17日(土) 15:30-17:00
ゲスト 大塚惇平さんによる
土の弦楽器「みかぼし」 演奏 & ヴォイスワーク
◆入場料 4000yen (定員10名様)
◆ご予約
メールにて majo@bv.moo.jp までお申し込み下さい。
今年七夕のアチューメントにて土の弦楽器「みかぼし」で
深淵なる内宇宙的即興演奏をして下さいました
笙と和琴の奏者・大塚惇平さんをお招きして、
このたび「みかぼし」の演奏、笙の演奏、ヴォイスワークを
この個展に連動して開催して頂ける運びとなりました。
大変貴重なこの機会、
ご縁ありますようでしたら是非のお越しをお待ちしております。
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ゲスト
大塚惇平 (笙 / うた)
https://ohtsukajumpei.com