土音器

クリスタルボウルの符号をたくさん見せられて、
遂に完成しました。


 
数年前に現代アート作家さんのアトリエに遊びに伺ったときに
『MAJOさん、すきそうだと思う』と、
土のクリスタルボウルのような楽器を見せてくれました。
 
『クリスタルボウルよりも意外とパワフルなんだよね』と
奏でてくださるその音の響きにビックリ。
 
正確には音、ではなく振動。
大音響ならぬ、
なんというのでしょう、大振動?
それが初めての
土の・・・クリスタルボウル?・・との出会いでした。
 
クリスタルではないので
土のボウル、つまり土器なのですが
わかりにくいので仮に土音器と呼びます。
 
ダメ押しが今年5月の向津峰の磐座を訪れたとき。
磐座に向かう山道の入り口で、出会った女性と、
初めてお会いする方なのになぜか不思議とお話が止まらず、
立ち話で30分ほどそこにいたでしょうか。。
お話の最後に、その方がたった今、
瀬織津姫のお社で
クリスタルボウルの奉納演奏をされてきたとおっしゃって
その楽器を見せてくださいました。。
『残された人生、死ぬ前に
ずっと心にあった場所を
車でひとりで運転して今巡っている最中です』とのことで、
『明日は安芸の宮島に行きます。』
とのことでした。
そうやって日本を渡っておられる方でした。
 
そして先月のはじめに、さらなるダメ押し。
わたしが竜宮と呼ばせていただいているHOUSE1891さんの
カフェに遊びに伺ったときに、
偶然向かいの席におられた初対面の方は
クリスタルボウルの演奏者の方でした。
プロのフルート奏者として活動されていたところ
今そうせずにはいられない魂の声をきいて、
それまでのプロのフルート奏者としての活動との葛藤を超えられて、
いまクリスタルボウルの奏者として精神世界にて活動されたことを
お話してくださいました。。
 
わたしのなかに響いたクリスタルボウルのワードから来る振動が、
こうやってじょじょに練られて
大きな振動となり、
手先から土へと伝わってゆきました。
 
今朝の窯出しから、
そのままずっと午後まで
まるですっかり魅了されたように
この土のボウルで、音の振動を生み出し
その振動を器の中につかまえて練り上げて
器内宇宙へさらなる響きに育てること。
 
夢中になりました。。
 
これはなんという楽器なのでしょう。。
 
あまりに不思議です。
そもそもよく考えたら、
クリスタルボウルそのものをよく知らない私でしたので、
これはそういった楽器の一種といってよいものなのでしょうか?
それともまったくの別物なのでしょうか。。
カテゴライズなどできない感じがします。
 
この土音器を鎌倉の個展に出展できますこと、楽しみです。
体の波動が整うのがよくわかります。
私の場合、背骨、仙骨から足の裏に通して
かなりパワフルな整調を感じます。
部屋の浄化もパワフルに行えました。
様々な奏法ができるのも、振動の楽器として魅力です。
とくに人体に響きますので手に持って演奏します。
 
個展にお越しの方にはぜひお手に取って実際に響きを感じてみて下さい。
 

 
 
よろしくお願いいたします。 
 
 
MAJO作陶展 ceramic work 『玄 双つの月』
 
◆9月17日(土) 展覧会13:00-15:00
 15:30~17:00特別ゲスト・大塚惇平さん
 ※17日は15:00以降は下記演奏会ご予約の方のみご入場頂けます。
 
◆9月18日(日) 展覧会12:30-18:00
 
会場 garden & spaceくるくる 鎌倉市由比ガ浜2-7-12
   ・JR、江ノ電「鎌倉」駅 西口 徒歩15分
   ・江ノ電「和田塚」駅  徒歩3分
 
私ことMAJOは両日在廊しております。 
 
 
***special***
 
◆9月17日(土) 15:30-17:00
 ゲスト 大塚惇平さんによる
 土の弦楽器「みかぼし」 演奏 & ヴォイスワーク
 
◆入場料 4000yen (定員10名様)
 
◆ご予約
 メールにて majo@bv.moo.jp までお申し込み下さい。
 
 
今年七夕のアチューメントにて土の弦楽器「みかぼし」で
深淵なる内宇宙的即興演奏をして下さいました
笙と和琴の奏者・大塚惇平さんをお招きして、
このたび「みかぼし」の演奏、笙の演奏、ヴォイスワークを
この個展に連動して開催して頂ける運びとなりました。
大変貴重なこの機会、
ご縁ありますようでしたら是非のお越しをお待ちしております。

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ゲスト
大塚惇平 (笙 / うた)
https://ohtsukajumpei.com