ワカヒルメと新月

 
昨日の太陽です。

 
庭をパトロール。

ことしは開花が早いです。

加えて、山も庭も 植物たちの勢いがものすごいと感じられます。

大根の花がどんどん咲くのでサラダにしていただいています*

6月開花のニホンスズランたちも次々咲いている。。香りが素晴らしい。

大好きな一重のバラ、デンティベスも咲きました。
写真は今年2輪目の子。

ハナニラと思っていた葉からハナニラではない花が咲きました。これは誰?

ルッコラも咲きました。いろいろ同時多発に咲いています。
 
同じ日の夕方の太陽をみながら海さんぽ。

 
この日、ふたつの橘が生まれました。
すうっとイメージに来ていた双つの花。
彼女たちが乗る大地の舟も古墳の王様の土からすでに用意されています。
(心に「いざなみ大地の舟」と言われました)

 
数年前に音開き、というメッセージを受けてから
それに応呼するようにして
香りも同時にたいせつなものとしてのイメージがありました。
 
「音」の方は、
おぼえがきをご覧くださっているみなさんには既にご存じのように、
ここ2年の間につぎつぎに土の楽器が生まれて
必要な場へとまたたくまに風に乗るようにして運ばれています。
 
「香」の方は、
数年前いくつかの香炉「香ノ雫ハ海ノ露」を顕していました。
同シリーズはgallery ARCAさんで現在常設でいくつか置いていただいています。
(ARCAさんのネットショップからご覧いただけます)
今回の個展『冏 -降り立つ-』では、
弟橘姫の復活のエネルギーから、
これまで私もここ2年間のあいだかかわってきた
ヤマトタケルの矛~星を降す木~冏(きらめき)の流れがあり
「橘」の香りが立ち上ります。
 
いつもお世話になっている果樹園さんに
橘のことをお訊きしたこともありましたが
そういった果樹を育てられているところは聞いたことがない、と。
さらに色々調べてゆくと、
日本在来の柑橘類は、
シークアーサーと橘の2つのみだということを知りました。
 
橘の木が見られる場所をさまざま調べてみれば、
商業的にうまくいったシークワーサーに対して、
橘は、接滅危惧種に指定されていることを知りました。
しばしショックを受けつつ、
さらに調べてみると、
絶滅危惧種の橘を増やすためのプロジェクトが
奈良で行われていることを知りました。
さらに橘の育つ環境の北限が伊豆であることを知り、
工房イソラのある逗子からそう遠くない
西伊豆に橘が自生している場所があることを知りました。
橘は、ほかの外来の柑橘類と交雑して残っていることが多い中で
この西伊豆の橘は在来の純血種であることを知りました。
(ある情報によると、自生している橘の木は現在30本ほどのようです)
 
さまざま香りにくわしいかたのお話をお聞きしたり、
ありがたいご協力・紆余曲折・を経て、
この伊豆の橘の精油が手に入ることになりました。
 
どのような形になるかわかりませんが、
この伊豆の橘の香り、今回の個展でお届けできたら。。と思っています。
音開きにつづき、
「香り開き」が実現しそうです。


 
 

ものづくり

先日おぼえがきした
ろくろのどべ受けや水桶の底に沈んだ土を再生した
ひるこさん、と呼んでいた土は、龍集・星山の土です。
 
手元の分はこれでもう終わりと思っていたけれど。
 
黒龍の勢いあらわなこの個性豊かな土を
すこしも流してすてたりはしません。
少しの土を集めて再生すれば
もう急須を作るにはぎりぎりでも
うつわならゆうにいけるかも、と
水にまつわる
いくつかのかわいいうつわが生まれました。
 
やはり水にかかわるうつわとなりたい土なのですね。
土がそう言ってくる。
自分がただの筒になっていると
そういうことがわかる。
工房イソラは不思議な場所だな、と
つくづく思います。
エネルギーがおりてくるうつわって大事ですよね。
体も場もうつわです。

今日生まれてきたうつわたちの高台には
庭の桑の葉やレモンの葉の葉脈の跡を写しました。
 
縄文土器も底裏に葉の跡がついています。
陶土の下に葉を敷いて
ろくろのように葉をくるくる回して
うつわを作っていたとみられています。
 
写真のこれは
『月を映すうつわ』だと
おりてきたエネルギーが言ってきています。
 

 
さて。
 
おやつにスコーンを焼きました。
ディルやチャイブなど刻んで入れて
香り高き焼き上がりに*

最近気に入ってる小麦粉は
北海道のオーガニック認定のきたほなみ。
焼き菓子に使うとびっくりなおいしさです。
すっかりお砂糖中毒も抜けたので
小麦粉の甘味で十分なくらい
何もつけなくとも美味しい*
 
 

工程&うた

Proceso&canto
 
桜山の土を細かく砕いて水ヒ(水に浸ける)します。
すり鉢で大きな塊を砕いて細かくする、を何度も繰り返して
必要な分量の土を用意します。
地道な作業ですが、
この土は偶然粘土層から採れたものなので
比較的、調整期間&工程が短かくて作陶の工程に入れるので
次の展示にぎりぎり間に合いそう。ありがたい。