笛と語りとうたの会

ほんとうに時が経つのがはやいですね
・・という会話は昨日もしていたのですが。
 

おひさまかくれんぼ

  
 
珍しく都会に行きました。
 

 
 
車窓からなんだか不思議な雲が見えました。

 
赤羽のとてもすてきな
児童書とギャラリーがある青猫書房さんで開催された、
中村香奈子さんの笛とうた
菊地彩さんの語りとうた
の「笛と語りとうたの会」に行ってまいりました。
 
なんとも内容の詳細が宮沢賢治とあって、
先日の公演「満つる」ですばらしい笛の表情を、うたを、
みせてくださった香奈子さんの賢治とあって
じっとしてはいられませんでした。
 

 
語りとうたの彩さんの賢治は・・・ほんとうにすばらしくて。。。
うまく言葉にできるかわかりませんが(到底出来そうにありませんが。。)
一番長いお話は「注文の多い料理店」。
そのほか賢治の短編をいくつか語ってくださいました。
また福島の磐梯山に登りたい赤べこの物語の絵本をひとつ、語ってくださいました。
 
彩さんは読まれるお話はすべてとっくにおぼえていらしていて、
また岩手の語りのアクセントが
賢治の文体にぴたりと、
まるで音楽のようにリズミカルに一致して
聞かせて頂いているわたしの耳が
とても喜んでいるのが分かりました。
 
語りの合間にすうっと入って来る
香奈子さんの笛が、まるで自然な呼吸のように
深く遠くに連れて行ってくれます。
 
脚もとには宇宙を
目の前には山を
エネルギーとして顕現されているのが視えました。
きっと賢治もいつか視ていたものに違いありません。
 

 
余韻冷めやらぬまま、
終演後は香奈子さんに笛のお話、雅楽のお話、正倉院のお話等を
詳しくお聞かせいただいたことも興味津々でした。
会にお越しになっていた観客の皆さんも素敵な方々ばかりで、
帰り際にお食事にお誘いくださって
たのしい晩をご一緒させて頂きました。
 
また新しいことが起こりそうです。
この会の中でわたしが視たビジョン。
かならず顕現いたします。
賢治さんと 香奈子さんと 彩さんと
すばらしい時空間にいたことで
ここちのよい高周波数の音が今日もずっと聞こえています。
 

とても丁寧につくられた素晴らしいパンを彩さんにいただきました。

 
とくに3年ほど前から私の作品に転換が起こり、
自分の魂が導き喜ぶ本質から幽顕ともにここ一年の間、
どんどんつながって広がっていて、感謝の気持ちでいっぱいです。
作品で繋がる方は本質で繋がる方。
そう信じられるようになりました。
ますますそのような世界が濃厚になってゆくことでしょう。
 
月日が経つのが早いとは言ったけれど、
実際とくにここ数年の間に起こった事柄の数々を思うと、
とてもたった一年で起きたとは思えない内容の濃さです。
 
自分の魂が喜ぶ本質とは、
宇宙のすべてが応援をしてくれる本質であり
それをすることの大切さ、
実感を伴って昨日もつくづくと感じておりました。
 
ありがとうございました*